“考えるな!体で感じろ!”涙と笑いとお色気の青春群像劇 映画『ヒミコさん』劇場公開決定!



『ラッパー慕情』の藤原章監督最新作『ヒミコさん』が、10月27日(土)よりポレポレ東中野でのレイトショー公開が決定しました。
同作品は、07年のゆうばり応援映画祭ビデオフォーラムでプレミア上映され、佐藤佐吉さん、井口昇監督など同映画祭に参加していたクリエーター達をも驚愕させた衝撃作。満を持していよいよ劇場公開となる。
漫画家・花くまゆうさくによるカッコイイ映画チラシをゲットすべし!
■『ヒミコさん』
『ラッパー慕情』で「男泣き映画」の王道を描いてみせた藤原章監督が、今度は70年代ナンセンスギャグまんがをそのまま実写化したかのような、涙と笑い、そしてお色気とスポ根があふるれる青春群像ドラマを完成させた! フェロモンをまき散らす秘密諜報員の女、麻薬で球界を追放されたプロ野球選手、やたらと拳銃を振り回す新米刑事といった、藤原作品ならではのクセのある登場人物たちが、スクリーンせましと大暴れする!
──のどかで平凡を絵に描いたような地方都市、石川県泥亀町。その県立紅工業高校に通うこれまた平凡な野球部員ムカワ、コバヤシ、ケンの三人組。ある日、かつてこの町を出て行ったヒミコという美女が、ワケアリの過去を背負って再び泥亀町に舞い戻ってきたことから数々の珍事件が巻き起こる。知らず知らずのうちに静かな狂気に浸食されていく三人の生活。そして一見平和そうな町の一角では恐るべき人体実験が行われようとしていた……!
■監督プロフィール
藤原 章(ふじわらしょう)
1965年生まれ。一貫して70年代カンフー映画に影響を受けた男泣き映画を撮り続ける。
出所後の奥崎謙三をドキュメントした『神様の愛い奴』(98)などで注目されるが、とりわけ評論家町山智浩にベストワンと言わしめた『ラッパー慕情』(04)は一般公開後、DVDとしても発売された。2005年には「刑事まつり」に『寿しデカ』で参加。また「チンプイ」というペンネームで「映画秘宝」誌に漫画も連載している。
■スタッフ
プロデューサー:しまだゆきやす
監督・脚本・撮影・編集:藤原章
音楽:Drムロとサイコヒデとヒロちゃん
仕上げ:小川和彦
■キャスト
ヒミコさん…………宮川ひろみ
スポーツ記者………辛酸なめ子
会長…………………高橋洋
野球選手……………園子温
医者…………………切通理作
お母さん……………吉行由実