全著作の累計発行部数が6300万部を超える、佐伯泰英の最高傑作にして初の映画化作品、2019年5月17日(金)公開・松坂桃李主演の映画「居眠り磐音」(佐伯泰英原作、文春文庫刊)ですが、この度、Wヒロインとなる木村文乃、芳根京子をはじめ、柄本佑、杉野遥亮、佐々木蔵之介、ピエール瀧、陣内孝則、谷原章介、中村梅雀、柄本明ら日本を代表する豪華俳優陣の出演情報を解禁いたします!

浪人暮らしとなった磐音が江戸で身を寄せる金兵衛長屋の娘で、美人で気風のいいおこん役を務めるのは、ドラマや映画など多方面で活躍し、映画『追憶』、『火花』など数々の話題作に次々に出演する実力派女優・木村文乃!本作で本格時代劇初出演となる彼女が、世話好きなちゃきちゃきの深川娘を爽やかに演じます。
また、磐音の許婚として祝言を間近に控えながら、悲しい運命に翻弄されてしまう小林奈緒役には、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロインに抜擢され、映画『累ーかさねー』でも主演を務めるなど今最も旬な若手女優・芳根京子!磐音のことを一途に想い続けながら苦界に身を落とす難しい役どころを演じています。

さらに、奈緒の兄で磐音の幼馴染/小林琴平役に柄本佑、磐音の幼馴染で琴平の妹・舞の夫/河出慎之輔役に杉野遥亮、磐音の剣の師匠/佐々木玲圓役に佐々木蔵之介、関前藩国家老/宍戸文六役にピエール瀧、遊郭「三浦屋」主人/庄右衛門役に陣内孝則、両替商・今津屋の主人/吉右衛門役に谷原章介、磐音が住む長屋の大家/金兵衛役に中村梅雀、両替商・阿波屋の主人/有楽斎役に柄本明が出演!
さらに、石丸謙二郎、財前直見、西村まさ彦、橋本じゅん、早乙女太一、中村ゆり、波岡一喜らが名を連ね、日本を代表する豪華俳優陣が大集結いたしました!

さらにキャスト解禁と併せて、待望の特報映像も公開!
遠藤憲一がナレーションを務め、「新元号はこのニューヒーローで幕を開ける」というコピーとともに、平成が終わり、来年5月より新元号となる日本に誕生する磐音という「NEW英雄(ニューヒーロー)」の誕生を予感させる映像となっております!
今回解禁となった特報では、冒頭から重厚感ある映像に豪華キャスト陣の姿が次々と映し出され、本格時代劇エンターテインメントである原作の世界観を再現しながらも、映画ならではのスケールの大きさと迫力が伝わるものとなっています。また、映像の最後には松坂桃李演じる主人公・磐音が「それがしが相手をいたそう」とおもむろに剣を構える様子が収められ、今後の展開にも期待が高まります。

【メインキャストコメント】
★木村文乃(おこん役)
本格的な時代劇には初挑戦で、京都の撮影所も初めてで不安も多かったのですが、改めて京都という町とスタッフの皆さんが好きになった撮影でした。おこんは太陽の似合う人情に厚い、江戸の女です。そして、町娘なので時代劇とは言え作法に縛られ過ぎず、自由に動いて生き生きできることが楽しかったです。磐音さんへと奈緒さんへと、あっちにこっちに気持ちを真っ直ぐ向けるおこんを楽しんでいただけたら幸いです。
★芳根京子(小林奈緒役)
松坂さん演じる磐音様を、ひたむきに愛し、強く想い続ける奈緒を演じられたこと、一人の女性として誇りに思います。私も早く大きなスクリーンで、磐音様に会いたいです。
★柄本佑(小林琴平役)
大好きな本木監督の元、大好きな桃李さんと、大好きな時代劇を、という自分的に特だらけの現場でした。しかも京都で!!うん、嬉しい現場でした。
★杉野遥亮(河出慎之輔役)
これから始まる壮観な物語の起因となる河出慎之輔を通して、逞しい先輩方の背中に感情的になる日々でした。この先の自分の養分となり財産となる作品に巡り会わせて頂いたことに感謝しています。
★ピエール瀧(宍戸文六役)
宍戸文六役のピエール瀧です。今回、自分史上最も位の高い“家老”の役を仰せつかりました。
自分が家老とは気恥ずかしい気がしますが、ちゃんと悪い奴なのでご安心ください。
★陣内孝則 (庄右衛門役)
大変、感動的な沁みる脚本でした。私は、2日間の撮影でしたが、ヒットメーカーの本木監督と主演の松坂桃李君をはじめとするトビキリ魅力的なキャストと共演できた事がとても刺激的で至福の時でした。シリーズ化して欲しいです。
★谷原章介(吉右衛門役)
この度居眠り磐音に参加することができて本当に光栄です。もともと原作を読んでいたこともあり、どんな世界になるのか楽しみだったのですが、ファンの立場としても面白い作品に仕上がってること間違いなしです。ご期待ください!
★中村梅雀(金兵衛役)
魅力的な登場人物たち、それぞれの人生に色々な事情があり、そのバランスが素敵な作品だと思います。江戸庶民の代表の様な大家・金兵衛。楽しんで演じさせて頂きました。
★柄本明(有楽斎役)
本木監督とは「空飛ぶタイヤ」以来です。
世代を問わず楽しんでいただけるものになっていると思います。

【本木克英監督コメント】 4/5ページ
本格的な時代劇に相応しく、しかも新鮮なキャストが揃ったと思います。
この映画の軸が「悲恋の物語」でもあるため、女優の選択は特に重要でした。
木村文乃さんは以前から時代劇が似合うだろうと思っていました。予想は的中し、
磐音への想いを胸に秘めつつ、快活に振る舞う江戸市井の女性・おこんの心情を見事に演じて
下さいました。いっぽう、磐音と離れる運命を背負いながら一途に彼を想う奈緒役の芳根京子さんは、
何度テイクを重ねても同じ涙を流せる、驚異的な集中力と繊細さをお持ちでした。その演技に
魅入られてしまい、カットをかけ忘れることもしばしばありました。

【その他キャスト紹介】
★石丸謙二郎 坂崎正睦
★財前直見 坂崎照埜
★西村まさ彦 田沼意次
★橋本じゅん 「千束屋」主人/甚兵衛
★早乙女太一 中村座・座元/邦右衛門
★中村ゆり 遊郭「三浦屋」花魁/高尾太夫
★波岡一喜 天童赤児
★佐戸井けん太 両替商「今津屋」老分番頭/由蔵
★比留間由哲 毘沙門の統五郎
★和田聰宏 豊後関前藩 目付頭/東 源之丞
★高橋努 竹村武左衛門
★荒井敦史 品川柳次郎
★南沙良 坂崎伊代
★ベンガル 「宮戸川」親方/鉄五郎
★桜木健一 勘定奉行/川合久敬
★水澤紳吾 慎之輔の叔父/蔵持十三
★阿部亮平 黒岩十三郎
★永瀬匡 上野伊織
★川村ゆきえ 「宮戸川」女将/さよ
★宮下かな子 河出舞
★山本浩司 「宮戸川」奉公人/松吉
★有福正志 両替商「阿波屋」番頭/佐兵衛
★菅原大吉 川合久敬支配下・金座方/日村綱道

作品名:『居眠り磐音』
原作:佐伯泰英「居眠り磐音 決定版」(文春文庫刊)
出演:松坂桃李 木村文乃 芳根京子
柄本佑 杉野遥亮 佐々木蔵之介 ピエール瀧 陣内孝則 谷原章介 中村梅雀 柄本明ほか
監督:本木克英
脚本:藤本有紀
音楽:髙見優
製作:「居眠り磐音」製作委員会
配給:松竹
©2019映画「居眠り磐音」製作委員会
撮影:2018年3月~4月 大分県杵築市、京都近郊にて撮影
現在ポストプロダクション中、2018年末完成予定
公式サイト:iwane-movie.jp
公式Twitter:https://twitter.com/iwane_movie
公式Facebook:https://www.facebook.com/iwane.movie/
公開:2019年 5月17日(金)全国公開

<STORY>
江戸勤番を終え九州・豊後関前藩に三年ぶりに戻った坂崎磐音(松坂桃李)と幼馴染の小林琴平(柄本佑)、河井慎之輔(杉野遥亮)。三人は同じ道場に通う修行仲間であり、琴平の妹・舞は慎之輔に嫁いでいたため二人は兄弟でもあった。また磐音も、琴平と舞の妹・奈緒(芳根京子)と祝言を控えており、三人はただの幼馴染以上の深い絆で結ばれた関係であった。
ところが、これから磐音と奈緒との祝言という運びになったとき、大変なことが起こる。なんと慎之輔が「妻・舞が不貞を犯した」という噂を聞き、舞を斬ってしまったのだ。それに激高した琴平は慎之輔に噂を吹き込んだ人物、さらには慎之輔本人を斬るという凄惨な展開に。琴平は罰せられることとなり、なんと磐音が琴平を討ち取るよう命じられてしまった。
決死の闘いで琴平を討ち取った磐音は、実の兄を殺した以上奈緒と一緒にはなれないと、奈緒を残し脱藩することを決意。すべてを失い、江戸へ向かった――。
豊後関前藩を後にして江戸で浪人として長屋暮らしを始めた磐音は、収入源がなく家賃の支払いも滞るようになるが、見かねた大家の金兵衛(中村梅雀)に鰻割きの仕事や、両替商・今津屋の用心棒の仕事を紹介してもらいなんとか事なきを得る。穏やかで優しいのにいざという時には剣が立つ磐音は次第に周囲から頼られる存在になっていき、今津屋の女中で金兵衛の娘・おこん(木村文乃)にも好意を持たれるなど江戸暮らしも様になって来た。
そんな折、今津屋が南鐐二朱銀をめぐる騒動に巻き込まれる事件が起き、磐音は用心棒として今津屋を守るために立ち向かうー。