2014年3月に角川文庫にて刊行されるや、その個性豊かで魅力的なキャラクター達が織りなす独特の世界観が支持され、瞬く間に9巻までシリーズ化された極上のミステリー小説「うちの執事が言うことには」が、待望の実写映画化、2019年5月17日(金)より全国ロードショーいたします。本作は小説のシリーズ化だけに留まらす、2015年11月からはコミックス(あすかコミックスDX1~8巻)にもなり、さらには2017年3月から新シリーズ「うちの執事に願ったならば」(1~5巻)も刊行される等、シリーズ累計発行部数75万部を超える大人気作品です。

  主人公の名門・烏丸家第27代当主の烏丸花穎には、今年5月に「シンデレラガール」で鮮烈にデビューを果たし、年末のNHK紅白歌合戦への初出場も決定するなど、今最も勢いがあるグループKing & Princeの永瀬 廉。当主としては未熟で世間知らず、しかし、頭脳明晰で色彩に関しては特別な感知能力を持っているという唯一無二の個性溢れるキャラクターを繊細に演じ、映画初主演に挑みます。永瀬演じる花穎の新執事・衣更月蒼馬役には、清原 翔。雑誌「MEN’S NON-NO」のモデルとして活躍しながらも、2016年より俳優活動を開始。来年にはNHK連続テレビ小説「なつぞら」への出演も決定している若手注目俳優の1人です。
タイトルにもあるとおり、この物語の軸となる“執事役”を凛とした存在感で体現。若き当主と、仏頂面の執事――気が合わないどころか“一触即発”の不本意コンビが、名門・烏丸家にふりかかる難事件に挑みます。
さらには、本作の物語の鍵を握るミステリアスなキャラクター、大学生でありながら企業家、パティスリー「アントルメ・アカメ」のオーナー、赤目刻弥を演じるのは永瀬と同じくKing & Princeの神宮寺勇太。いつも気さくで人懐っこい一面を見せながら、時折、独特の空気感を醸し出し、緊張感漂う言動で物語を動かしていく・・・本作でスクリーンデビューを飾ります。

監督は、廣木隆一・富岡忠文・平山秀幸・西川美和・李相日などの監督作品に助監督として参加し、映画『白鳥麗子でございます!THE MOVIE』(16年)やWEBドラマ「火花」(16年/Netflix)でメガホンをとった久万真路。脚本を手がけたのは、『ツレがうつになりまして。』(11年)『グラスホッパー』(15年)『追憶』(17年、原案・脚本)の青島 武。日本を代表する国民的俳優・高倉健の遺作となった『あなたへ』では第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞しています。

この度、原作ファンも待望!名門・烏丸家に集う個性豊かなキャラクターたち、豪華キャスト陣が解禁となりました!
永瀬演じる若き当主・花穎が幼いころから絶大な信頼をよせる烏丸家の前執事・鳳には、最新主演作『洗骨』が来年公開を控えるなど、出演作が絶えない名優・奥田瑛二。6歳で母を亡くした花穎にずっと寄り添い、長年烏丸家を司ってきたベテラン執事を演じます。花穎の父で、第26代烏丸家当主の烏丸真一郎に、現在放送中のドラマ「忘却のサチコ」にも出演中、ドラマ、舞台、映画などで、変幻自在の活躍をみせる吹越 満。突如自身の引退を表明し、花穎を当主、衣更月を執事に任命したが、2人にはともに成長していってほしいと願っています。続いて烏丸家の使用人たち、ハウスキーパー兼料理人・雪倉叶絵には、『鈴木家の嘘』が絶賛公開中、多数のドラマと映画で活躍し、理想の母親像として定着する女優、原 日出子。花穎はこの雪倉の焼くパンケーキが大好物。雪倉家の長女で母叶絵が病欠時にハウスキーパー代理として烏丸家に仕える雪倉美優(ゆきくら・みゆ)に、若手の中でも演技に定評がある『ちはやふる~結び~』(18)の優希美青。同じく雪倉家の長男で美優の兄、ハウスキーパー代理を務める雪倉 峻(ゆきくら・しゅん)に、衝撃作「恋のツキ」(18)での演技が印象的だった神尾楓珠。烏丸家の明るいムードメーカー、運転手・駒地(こまぢ)には、『新宿パンチ』(18)の公開も控え、名脇役として欠かせない存在、矢柴俊博。庭師の・桐山(きりやま)には、絶賛公開中の『銃』で親子競演も話題となった個性派俳優、村上 淳。少しぶっきらぼうだが完璧な仕事をこなし、番犬となる子犬のペロに一番なつかれているかも・・・。
若き当主・花穎(永瀬)を取巻く個性豊かなキャラクターたちに、豪華競演陣が集結しました。

本作が映画初主演となる永瀬は撮影終了後、「皆さん経験が豊富でめっちゃ勉強になりました。この映画をやらせてもらうにあたって「全部吸収したい」と宣言していたんですけど、ベテランの俳優さんたちから自分の範囲で学べることはすべて学んだつもりです。」と語っています。
上流階級、社交界、執事・・・妄想膨らむ非日常、独特の世界感に魅せられる!映画『うちの執事が言うことには』は、2019年5月17日(金)より全国ロードショーです。極上の上流階級ミステリーの誕生にご期待ください。

【登場人物】 
◆烏丸 花穎(からすま・かえい)<永瀬 廉(King & Prince)/ながせ・れん)>
名門・鳥丸家27代目当主、18歳。色彩感知能力が高く、目を庇うためにいつもメガネをかけている。
◆衣更月 蒼馬(きさらぎ・そうま)<清原 翔(きよはら・しょう)>
烏丸家の新執事。仏頂面であまり感情を表に出さない。前執事の鳳に心酔している。
◆赤目 刻弥(あかめ・ときや)<神宮寺勇太(King & Prince/じんぐうじ・ゆうた)>
大学生で企業家。パティスリー「アントルメ・アカメ」のオーナー。花穎に親しげに近づくがミステリアスな面を持つ。

◆雪倉美優(ゆきくら・みゆ)<優希美青(ゆうき・みお)>
雪倉叶絵の長女(妹)ハウスキーパー代理 
◆雪倉 峻(ゆきくら・しゅん)<神尾楓珠(かみお・ふうじゅ)>
雪倉叶絵の長男(兄)ハウスキーパー代理
◆駒地(こまぢ)<矢柴俊博(やしば・としひろ)>
烏丸家の使用人。運転手
◆桐山(きりやま)<村上 淳(むらかみ・じゅん>
烏丸家の使用人。庭師。
◆雪倉叶絵(ゆきくら・かなえ)<原 日出子(はら・ひでこ)>
烏丸家の使用人。ハウスキーパー兼料理人
◆烏丸真一郎(からすま・しんいちろう)<吹越 満(ふきこし・みつる)>
花穎の父。烏丸家第26代目当主。
◆鳳(おおとり)<奥田瑛二(おくだ・えいじ)>
花穎が幼いころから絶大な信頼をよせる、烏丸家の前執事。

【STORY】 
日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎(永瀬 廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎は行方がわからず、急ぎ留学先から戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬(清原 翔)だった。父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面で新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。そんな中花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして起業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事・・・烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる。花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのかー。

永瀬 廉(King & Prince)  清原 翔  神宮寺勇太(King & Prince)
優希美青  神尾楓珠  矢柴俊博  村上 淳
原 日出子  吹越 満  奥田瑛二
原 作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
監督:久万真路 脚本:青島 武
配給:東映 ©2019「うちの執事が言うことには」製作委員会 uchinoshitsuji.com