突然訪れた長男の死によって巻き起こる家族の混乱と再生を、ユーモアをまじえつつあたたかく描いた感動作『鈴木家の嘘』が現在、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほかにて全国絶賛公開中です。
このたび、本作のメイキング映像をWEBで初解禁いたします!

誰もが圧倒される5分間!ワンカット長回しシーンの裏側。
屈指の号泣場面はこのようにして誕生した!!

『鈴木家の嘘』が11月16日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほかにて公開となり、11月17〜18日の「ミニシアターランキング」(興行通信社)ではアニメ『続・終物語』に続いて初登場第2位を記録、実写映画では1位となる快調なスタートをきった。ツイッターなどでは、「大傑作!」「今年一番泣いた。コメディかと思ったら胸をえぐられるような場面も」「久々に鼻水出るくらい泣いた」「今年ナンバーワン更新かもしれない」などと絶賛の声を得るなか、「手紙のシーンでは涙が出た。個人的には『愛のむきだし』の「コリント」くらいの名シーン!」「泣きすぎて頭痛い。富美役の子の演技すごかった」などと、ヒロイン富美を演じた木竜麻生の演技に言及するツイートが続出している。そこで、このたび本作のハイライトのひとつ、富美が兄・浩一への想いを独白するシーンのメイキング映像を解禁!号泣シーンの裏側を初公開する。

劇中で木竜が演じているのが鈴木家の長女・富美。富美はショックで記憶を失った母(原日出子)のために、父(岸部一徳)や親族と画策して兄・浩一(加瀬亮)の不在をさまざまな嘘をつきながらアリバイ工作をしていく。物語の終盤、それまでひたすら感情を隠していた富美だったが、あるとき、浩一に対する怒り、悔しさ、嫉妬、寂しさといった愛憎がないまぜになった感情を初めて人前で吐露する。富美の秘めていた内面が現れる本作最大の山場であり、ワンカット勝負の長回しで撮影された緊張の5分間。現場では野尻克己監督が「もう一回やろう」と何度もリテイクを重ね、撮影開始から3時間経過、10テイクを重ねてもOKの声はまだかからない。木竜は泣きはらした顔を冷やしながら、時に休憩をはさみながらも、撮影は約5時間に及んだ。富美の奥底にある感情を引き出そうと、時間をかけて向き合い続ける野尻監督。その想いに応えようと、木竜は何度もトライする――。メイキング映像だけでも作り手側の熱量が伝わることは間違いない。号泣必至!奇跡のそのワンカット長回しは、ぜひスクリーンで確かめてほしい。

©松竹ブロードキャスティング
★公開表記:新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開中!