映画・ドラマ・舞台のみならずミュージシャンとしても活躍中の桜田通主演映画『ラ』が、2019年4月5日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開することが決定いたしました!

本作は、解散したバンド「LACTIC ACID」の再結成を目指し、失われた友情を取り戻すため奮闘する音楽青春エンターテインメント。
桜田通は、「LACTIC ACID」の元ボーカル・慎平を演じております。
桜田のほか、ある“もの”と引き換えに慎平にお金をバックアップする恋人・ゆかり役に福田麻由子。
元バンドメンバーで元親友の黒やん役に笠松将。
若き3人の男女がぶつかり合い、苦悩しながら、それぞれの「夢」を探していくリアルな人間模様に胸が震えます。

本日、ポスターが解禁となりました!
主演の桜田通が、切ない表情で雨に打たれながら佇む姿が印象的です。
そして本作のエンディングソングは、SILENT SIRENが書き下ろした「REBORN」であることが発表となりました。
映画の脚本を読んだSILENT SIRENがキャラクターたちの心情に共感し、実現!
エンディングソングを使用した「特報」も解禁となりました!
SILENT SIRENよりコメントが到着しました。
SILENT SIREN起用の理由も、監督のコメントで明らかになっておりますので、紹介いたします。

また、日本の映画業界の最前線で活躍している俳優佐津川愛美、ダンカン、西田尚美が追加キャストとして発表され、コメントが届きました。
監督は、自主映画『それでも、お父さん』にて脚本と監督を務め、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015“国際長編部門”にノミネートされ、作品が高い評価を受け、福岡インディペンデント映画祭など多数の国内の映画祭で上映された高橋朋広。本作でも脚本も担当し、劇場公開用映画としては初監督作品となります。

作品にむけてのコメント

<SILENT SIRENコメント>
今回映画「ラ」の主題歌を制作するにあたって、台本を最初に読み、ラフの段階も含め何度も観ました。
観るたびに解釈が変わりこの人はこう思ってるのかな?こう感じてるのかな?どうなりたいのか、自分なりに考えて歌詞を考え、楽曲を制作しました。私達も音楽をやっているので他人事ではなくて入り込めました。
誰しもが過ちを犯して、希望は少ないかもしれないけど、その少しの光を信じて進めば生まれ変われる。生まれ変わらなければならない。その想いを込めてこの映画がより観てくれた皆さんの心に刺されば良いと思いました。
完成してからもう一度映画を観て、この作品を一緒に作れて本当によかったと思いました。
音楽をやっていない人も人生において夢や人間関係に悩まされる事があると思うので是非観て欲しいと思いました。一歩進むためのきっかけになったら嬉しいです。
出演者の皆様の演技に圧倒されました。表現者として私達も勉強になりました!

<佐津川愛美コメント>
監督、キャスト、スタッフ全てに純粋なエネルギーがある組でした。
若さの中にある力強さは、最高な武器だなぁと羨ましくもありました。
荒さや不器用さが魅力的な若者たちの世界に浸れる作品です。

<ダンカンコメント>
人生で一番難しいこと。それは・・・『普通に生きること!!』普通って何だ?そもそも私普通です!と言っている者が普通であったためしがないもん!
だけど、今回俺はこの作品で『普通の昭和のタクシー運転手』をやりました!!
ちょっとお節介で変に涙もろくて、男の子が産まれたらキャッチボールをするのが夢・・・のような男!!でも、どーやら彼の家族は奥さんと娘さん2人らしく・・・やっぱり普通って難しい~!!
貴方の普通はなんですか?

<西田尚美コメント>
熱い思いと情熱が溢れ出て、それは決して綺麗な形ではないかもしれないけれど、何かが、輝いているように見えた。希望の光のような。

<高橋朋広監督コメント>
とても面白い作品です。
何より役者陣の芝居の熱量が凄い。特にこの映画のメインである、「慎平」「ゆかり」「黒やん」という3人はスクリーンの向こう側で息づいています。生きています。そしてスタッフ達のこだわりも凄い。ぜひ見てほしい、本当に面白いのです。

……と、恥ずかしげもなく全力で言えるのは僕がこの作品の母親みたいなものだからだと思います。産み落として乳をあげ、成長を見守り、教育し、生暖かい目で見つめ続けました。『ラ』という作品について知らないことはないけれど、『ラ』を語る上では下駄を履かせているのは間違いない。僕にとって『ラ』は、目に入れても痛くないほどの可愛い息子だから。
逆に、ある程度人間性だったりルックスだったり、そういうものが出来上がった状態で出会って好きになっていくみたいなプロセスを踏めなかったのが残念でもあります。高校で知り合う彼女みたいな立ち位置ですよね。あ、何かクラスにステキな人いるなって。ちょっと気になるなって。そんで試しに映画館デートしてみたら好きになっちゃったみたいな。さっき会ったばかりなのに、また会いたくなってきちゃったみたいな。
僕も『ラ』とそんな出会い方をしてみたい。けど出来ない、母親だから。それが少し寂しい。
なので皆さんには、『ラ』とそういう出会いをして欲しいなと思います。
不器用だけど、良いやつです。歪んでるけど、光るものもあります。
哀しくて切なくても、きっと希望はそこにある。『ラ』は始まりの音なんです。

一回目のデートでわからなければ、是非二度どうぞ。

<高橋朋広監督:SILENT SIREN 起用理由>
映画の最後に流れる曲として、エンディングは女性ボーカルを希望していました。
すぅさんの透き通った歌声はそれにぴったりだったことと、僕自身SILENT SIRENさんが
メジャーデビューされる前から知っており、気付けば全国ツアーや武道館と、見事なまでに
ミュージシャンとしての夢の階段を上がっていく様を遠くから見ていました。そんな20代を
過ごした彼女たちならば、「ラ」という映画の根底にあるテーマを歌にしてくださるのではないかと思い、
オファーさせていただきました。そして、映画『ラ』という人格の思いをこれ以上ないくらいすくい
上げてくれました。哀しくも暖かい歌詞と、エモーショナルなメロディが心に残る、最高の名曲です。

<高橋朋広監督:ダンカンさん、佐津川さん、西田さんについて>
慎平やゆかりの人生に大きな影響を与える3人ですが、3人ともフィクション的な突飛なキャラクターではなく、
ごく日常的な、ありきたりなところにいる人物です。
何十年もそうして生きてきたんじゃないかと思えるほどに人物の掘り下げが深く、
物語に大きな説得力を与えてくれました。

<映画『ラ』特報>

<公式HP>
movie-la. com

桜田 通
福田麻由子 笠松将
清水尚弥 キンタカオ 連下浩隆 ヒカルヤマモト 十枝梨菜 一色絢巳 古沢一郎 小野和子
佐津川 愛美 ダンカン / 西田 尚美

監督・脚本・編集|高橋朋広
音楽|クボナオキ
エンディング|SILENT SIREN「REBORN」(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
 配給|アークエンタテインメント 宣伝:MUSA
© 2018年 映画『ラ』製作委員会
2018年/日本語/カラー