「東映特撮ファン感謝祭2018」(10月27日開催)にて行われた『シリーズ怪獣区 ギャラス』制作発表は、TTFCのオリジナル新作としてだけでなく、“東映が制作する怪獣作品”として大きな話題となりました。
その際には正式タイトルとメインスタッフの発表のみでしたが、いよいよキャスト発表することとなりました。

主演を務めるのはアイドルグループの一員としてデビューし、現在は俳優としてめざましい成長を見せる奥仲麻琴(24)。『仮面ライダーウィザード』(2012年〜2013年)では1年間に渡ってヒロインのコヨミを演じ、大人気となりました。どことなくコヨミを彷彿とさせるあどけなさを残す女性エリカが、凶暴な怪獣ギャラスとどのような関係性を持つことになるのか、大きな話題となることでしょう。

その相手となるIT企業のエリートを演じるのは南圭介(33)。映画、テレビ、舞台などで幅広く活躍し、『宇宙戦隊キュウレンジャー』(2017年〜2018年)には鳳ツルギ(ホウオウソルジャー)役で出演。ヒーローを演じたばかりの彼ですが、本作では怪獣ギャラスとどう対峙するのか、お楽しみください。

そして本作の制作のきっかけとなったTTFC配信動画『山本康平の忍び道』から、山本康平(37)と長澤奈央(34)。山本は『忍風戦隊ハリケンジャー』(2002年〜2003年)に尾藤吼太(ハリケンイエロー)役で、長澤は『同』野乃七海(ハリケンブルー)役で出演し、以降は映画、テレビなどで活躍。本作では謎を秘めた人物として登場します。 『忍び道』での名(迷?)コンビぶりは本作でもいかんなく発揮。真面目そうなバーのマスターと、顔に大きな傷を持つ女という対照的なキャラクターの組み合わせにご注目ください。

このキャスト発表と一緒に、怪獣ギャラスのシルエットの一部も公開されました! 果たしてこのシルエットは頭部なのか尻尾なのか、腕なのか? 一体どのような姿をした怪獣なのか期待が膨らみます。

今回のキャスト発表、シルエット公開でさらなる注目を浴びることになる『シリーズ怪獣区 ギャラス』。
ドラマシーン、特撮シーンとも無事に撮影を終え、現在はポスプロ作業に入っています。

『シリーズ怪獣区 ギャラス』

【キャスト】
片瀬エリカ  :奥仲 麻琴
IT企業代表 :南 圭介
バーのマスター:山本 康平
傷の女    :長澤 奈央

【スタッフ】
監督:小串遼太郎(特撮研究所)
脚本:金子香緒里
スーパーバイザー:佛田洋(特撮研究所)
怪獣デザイン:田嶋秀樹(石森プロ)
怪獣造形:百武朋
サウンドデザイン:桑原秀綱
ラインプロデューサー:関谷和隆(特撮研究所)
アソシエイトプロデューサー:山本康平(TTFC『忍び道』より)
プロデュース:塚田英明 中野剛

制作:東映
制作プロダクション:特撮研究所
製作:東映特撮ファンクラブ

【特報映像】

◆『シリーズ怪獣区 ギャラス』とは?
TTFCで配信されている『山本康平の忍び道』にて、山本康平が模索してきたオリジナル特撮ドラマ制作の夢が結実したもの。『山本康平の忍び道』からは、スーパー戦隊シリーズを題材とするTTFCオリジナル作品『ヒーローママ★リーグ』(2018年5月配信開始)も誕生している。TTFCの完全オリジナル特撮ドラマとしては『怪獣区 ギャラス』が初となる。

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