“イタリア・アカデミー”と呼ばれるダヴィッド・ディ・ドナッテロ賞で 2018 年に最多 15 部門ノミネートされ、最終作品賞ほか 5 部門を受賞したコメディ作品『愛と銃弾』が、2019 年 1 月より YEBISU GARDEN CINEMA、K’s Cinema にて全国順次公開することが決定致しました。
この度、ポスタービジュアルと予告編を解禁致します。

監督は、マルコとアントニオの兄弟チーム「マネッティ・ブラザーズ」。2013 年『僕はナポリタン』で大衆からも批評家からも大きな注目を浴び、本作の舞台も再びナポリに。兄のマルコは「ナポリは演劇、音楽、映画、建築に関する限り、文化の首都」であるとコメントしており、前作以上にナポリ音楽への愛着を感じる作品となっております。ナポリ音楽へのリスペクトから、ノワールとミュージカルの意外なジャンルの融合が生まれ、チーロ役を演じたナポリ出身のジャンパオロ・モレッリによると「本作は、カンツォーネの織り交ぜられたナポリの大衆音楽へのオマージュであり、歌詞がストーリーを動かす点が他のミュージカルとは異なる」とのこと。劇中でヒロインが唄う曲「L’amore ritrovato(愛は再び)」は、映画『フラッシュダンス』(83)の主題歌「What a Feeling」にイタリア語の歌詞をつけたもので、同じく劇中、血だらけの死者たちが砂浜で踊るシーンは、マイケル・ジャクソンのアルバム『スリラー』(82)のミュージックビデオへのオマージュです。

【STORY】 死んでも、愛して。
ヴェスヴィオ火山を望み、太陽もマフィアも元気な南イタリアの大都市ナポリ。
ハンサムなチーロは、相棒ロザリオとともに「タイガー」と呼ばれるクールな殺し屋二人組の片割れで、水産市場を仕切る「魚王」ヴィンチェンツォとその抜け目ない夫人マリアに雇われている。そして、ヒロインのファティマは夢に焦がれる若くチャーミングな看護師。
ある晩、ファティマは病院でとんでもない犯罪に巻き込まれてしまう。チーロは目撃者の彼女を消そうとする、が、そのとき二人は気づく。ずっと若く純粋だったころ二人はかけがえのない恋人同士だったのだ!よみがえった恋はいっそう激しく燃え上がる。チーロはファティマを守るため、裏社会から逃れることを決意する。
ナポリの美しい街並みとナポリ湾を舞台に、容赦のない闘いが始まる…。



2017 年/イタリア/134 分/2.35:1
後援:イタリア大使館 / イタリア文化会館 協力:アンジェロ・コート東京
監督:マネッティ・ブラザーズ
脚本:ミケランジェロ・ラ・ネーヴェ、マネッティ・ブラザーズ
キャスト:ジャンパオロ・モレッリ、セレーナ・ロッシ、クラウディア・ジェリー二、 カルロ・ブッチロッソ、ライツ
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