世界から注目される山形国際ドキュメンタリー映画祭の開催地、みちのく・山形に、新たにドキュメンタリーの創造拠点、「アーティスト・イン・レジデンス」が誕生しました。
山形で熟成され、完成に近づいた作品の近況をお披露目し、滞在の成果を発表する「山形ドキュメンタリー道場2018  東京 成果発表会」を東京で開催します!

やまがたアーチスト・イン・レジデンス
山形ドキュメンタリー道場2018

山形市では、1989 年から隔年で開催されている山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)をはじめ、市民 による映画をめぐるさまざまな活動が年間を通して行われています。
昨年、山形市はユネスコ創造都市ネットワークの「映画都市」として認定を受けました。今年から世界の映 像文化に寄与する新たな取り組みとして、「山形ドキュメンタリー道場」と銘打った国際アーティスト・イン・レジ デンス(AIR)事業を開始しました。AIR では、アーティストを一定期間招聘し、滞在中の創作活動を支援する ことで、地域活性化や優れた芸術創造に貢献します。
本プログラムはドキュメンタリー映画に特化した日本初の AIR です。 今年の山形ドキュメンタリー道場では、10/26 よりアジアの映像作家 4 名が山形の蔵王温泉に 4 週間滞在し、既に製作中のドキュメンタリー作品を新たな目で見つめなおし、磨きをかけ、深める活動が始まっています。
想田和弘監督、編集者のメアリー・スティーブンさんら講師陣や、公募で選ばれた日本のドキュメンタリー作 家たちと共にした集中ワークショップを終え、現在は日に日に深まる蔵王の秋と山形市民との交流イベントを 楽しみながら、各チームが作品制作と向き合っているところです。

山形ドキュメンタリー道場 2018

東京 成果発表会 開催! 11/18(日) @シネマハウス大塚

11/19、マレーシアとインドネシアから山形にやって来た5人の映像制作者たちが25日間の蔵王滞在を終え、 東京を経由してそれぞれ本国に帰ります。
温泉旅館での長逗留、講師や日本の制作者との4日間のワークショップ、初めて見る紅葉と雪景色、初め ての露天風呂、蔵王の小中学校での授業、山形ゆかりの映画との出会い、フィルムライブラリーでの調査や 上映会、山寺や蔵王の散策など、秋が深まる山形でたくさんの体験ができました。その中で、編集中の作品 がどのような変化を遂げたのか、滞在中の楽しかったことや印象的だったこと、これから国に帰ってどのよう にこの経験を活かしていくのか、いろいろと話を聞きたいと思います。
ぜひお越しいただき、彼らの成果と山形における映像作家のアーティスト・イン・レジデンス事業の可能性に ついて、意見交換にご参加ください。

【山形ドキュメンタリー道場 成果発表会 in 東京】
日時:11月18日(日) 15:00~20:15 (開場14:30)
参加費: 1,000円 (予約不要) 
会場: シネマハウス大塚(TEL: 03-5972-4130)
東京都豊島区巣鴨4-7-4-101(折戸通り 都立文京高校正門前)
アクセス: JR山手線「大塚駅」北口から徒歩7分、都電荒川線「巣鴨新田駅」より徒歩3分
地図 https://goo.gl/maps/3yZF3QvNFAA2

主催:ドキュメンタリー・ドリームセンター、山形市創造都市推進協議会(やまがたアーチスト・イン・レジデンス事業)
助成:国際交流基金アジアセンター アジア・文化創造協働助成ほか
協力:蔵王温泉観光協会、笹川平和財団、TokyoDocs、山形国際ドキュメンタリー映画祭、シネマトリックス

問い合わせ: ドキュメンタリー・ドリームセンター
〒160-0005新宿区愛住町22第3山田ビル6F
EMAIL info@ddcenter.org
URL www.ddcenter.org
https://www.facebook.com/docdreamcenter/