ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給により、11月3日(土)より公開される『パウロ 愛と赦しの物語』。公開を前に音楽プロデューサー松任谷正隆さんからの映画へのコメントが到着しました。

 紀元67年。皇帝ネロがキリスト教徒たちを迫害していたローマ。獄中から非暴力の愛を叫び続けた使徒パウロを、彼の言葉を民衆に伝えるために書き記し続けた医者ルカの目を通して描いた、魂を揺さぶる感動の歴史大作!

 イエス・キリストの最期の日を描いたメル・ギブソン監督の『パッション』(04)でイエス役を演じ、最近ではTVシリーズ「パーソン・オブ・インタレスト」(AXNにてオンエア中)で主役のジョン・リースを演じるジム・カヴィーゼルが医者ルカを、『アトミック・ブロンド』などに出演している英国俳優ジェームズ・フォークナーが使徒パウロを演じています。
 今回コメントをいただいたのは、シンガーソングライターの松任谷由実さんと『TIME MACHINE TOUR』(2019.4.7まで)を繰り広げている音楽プロデューサーの松任谷正隆さん。松任谷さんご自身はクリスチャンではありませんが、音楽を始められたきっかけが教会のキーボード奏者だった方から演奏を習ったことや、過去のクリスマスディナーショーでもゴスペル隊や聖書からの言葉を引用したり、キリスト教と関わりがあることから今回映画を一足先にご覧いただきました。
映画に対しては、「いくつかのシーンで不覚にも涙を流してしまった。観終わったときには感動さえしてしまった」と感想を寄せていただきました。
今回、松任谷正隆さんは『パウロ 愛と赦しの物語』の11月3日(土)公開初日に、ヒューマントラスト渋谷での初日トークイベントにも登壇いただけることが決定しました。
 キリストの言葉を人々に伝えようとする、パウロとルカ。二人の姿は映画を見た人の心に確実に響いています。
『パウロ 愛と赦しの物語』は11月3日(土)公開。

コメント全文

僕はキリスト教信者ではありません。ですからこの映画についてはどうせ啓蒙的なものだろうという先入観もあったし、実際にいくつかのシーンでは悪態をつきながら観ました。あり得ないだろう、と。
しかしいくつかのシーンで不覚にも涙を流してしまった。観終わったときには感動さえしてしまったのです。
で、なぜ だろう、と考えました。この映画は聖書の通りなのかもしれないし、脚色がされているのかもしれない。信者でない僕には分かりません。けれどリアルなことが一つだけあります。それはその教えが今まで続いていて、そしてそれを信じている人たちが大勢いるということです。そのことが僕を感動させ、そして涙させた のだと思います。
「信じろと誰が言った?」というパウロの台詞があります。そうだよな、というのが僕の正直な感想です。

松任谷正隆さん(音楽プロデューサー)

初日トークイベント開催予定
11月3日(土)午前10時の回上映終了後
ヒューマントラストシネマ渋谷にて
登壇者:松任谷正隆氏
 

<前売り発売中> 券種:一般1,100円(税込)

2018年/アメリカ映画/原題:Paul, Apostle of Christ
監督:アンドリュー・ハイアット 音楽:ヤン・A・P・カチュマレク『ネバーランド』アカデミー賞作曲賞受賞
キャスト:ジム・カヴィーゼル『パッション』「パーソン・オブ・インタレスト」
ジェームズ・フォークナー『アトミック・ブロンド』
オリヴィエ・マルティネス『運命の女』『プロヴアンスの恋』

公式HP: http://www.paul-love.jp/ 
公式twitter:https://twitter.com/PaulLoveMovie  公式facebook:https://www.facebook.com/pg/PaulLoveMovie/