「講談社青い鳥文庫」で累計発行部数300万部を誇る人気シリーズ「若おかみは小学生!」(原作:令丈ヒロ子・絵:亜沙美)。4月よりテレビ東京6局ネットにてTVアニメも放送され大きな話題を呼び、さらに、「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」等、数多くのスタジオジブリ映画の作画監督でも知られる高坂希太郎が『茄子 アンダルシアの夏』(03)以来15年ぶりとなる劇場公開作の監督を務めた劇場版『若おかみは小学生!』が9月21日(金)より絶賛公開中!公開直後から、SNS上では「自然と涙が出てきた」「今年一番泣いた映画だった!」などと感動の声が溢れ、口コミにより興行動向が変わったことも話題になっている。

本作は、交通事故で両親を亡くし、祖母の温泉旅館「春の屋」で暮らすことになった小学6年生の女の子・おっこ(関織子)が、ユーレイのウリ坊(立売誠)やライバルの秋野真月に助けられながら、次々とやってくる変わったお客様をもてなすために、若おかみとして毎日奮闘する様子が描かれる、笑いあり涙ありの物語。

この度、韓国で開催された第20回プチョン国際アニメーション映画祭(10/19-10/23)の長編部門において本作が優秀賞(Special Distinction Prize)と観客賞(Audiences Prize) をダブル受賞する運びとなりました。ダブル受賞は2016年に受賞した『君の名は。』以来の快挙となります。

受賞に際して、高坂希太郎監督からコメントとイラストが届きました。

何て表現したらよいか・・・
3年間に及ぶ長い製作期間、こんな名誉を賜るとは想像すらしていませんでした。
この想定外の受賞に、関わってくれたスタッフ達みんなもきっと喜んでくれると思います。
それを想うとまた嬉しいです。
在り来たりですが、「嬉しい」と「驚き」と、そして「感謝」しか言葉にできません!
ありがとう!ほんとうにありがとうございました!!
スタッフと共に分かち、次回作の糧にしたいと思います。
どうもありがとうございます!

高坂希太郎

■プチョン国際アニメーション映画祭(BIAF2018)
韓国北西部の都市、富川市で開催される今年で20回目になる「プチョン国際アニメーション映画祭」は、芸術的に優れたアニメを発掘し、その深い魅力を世の中に見せるアジア最高のコンペティションを有するアニメ映画祭。今年は長編作品としてブラジル、フランス、韓国、イラン、ベルギーなどの作品がノミネートされており、その中から本作が二冠を達成。同部門で優秀賞と観客賞をダブル受賞するのは2016年の『君の名は。』以来2回目の快挙となる。

原作:令丈ヒロ子・亜沙美(絵)(講談社青い鳥文庫『若おかみは小学生!』シリーズ)
監督:高坂希太郎、脚本:吉田玲子、音楽:鈴木慶一 他
キャスト:小林星蘭、水樹奈々、松田颯水、薬丸裕英、鈴木杏樹、ホラン千秋、設楽統(バナナマン)、山寺宏一 他
主題歌:藤原さくら「また明日」(SPEEDSTAR RECORDS)
製作:若おかみは小学生!製作委員会 アニメーション制作:DLE、マッドハウス 配給:ギャガ
アニメ公式サイト:http://www.waka-okami.jp/movie/ アニメ公式Twitter:@anime_wakaokami https://twitter.com/anime_wakaokami ©令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会