2016年テアトル新宿で初公開され、その後全国各地で劇場上映、ポルトガル・スペイン・台湾・ドイツ・スウェーデン・メキシコなど世界 9 ヶ国の国際映画祭で 18 の賞を受賞、2018 年春には池袋シネマ・ロサで凱旋上映された『アルビノの木』。
圧倒的なロケーションと映像美、自然と人間の関係を描いた神話的な物語が高い評価を得てきた本作が、2019 年1月 5 日(土)遂にブルーレイ&DVD ソフトとして発売されます。(販売元:インターフィルム)
レンタル DVD も同日に解禁、そしてセル限定であるブルーレイには金子雅和監督の過去短編 4 作品(計 107 分)が特典として収録され、『アルビノの木』へと至るフィルモグラフィが辿れる豪華仕様となってます。
更には金子監督の初長編作『すみれ人形』(出演:山田キヌヲ/綾野剛ほか)が、08 年~10 年制作の短編集も同時収録し DVD再発売決定(※セル限定、詳細は近日発表)。金子雅和のほぼ全作品が、ソフトとしてご購入いただけるようになります。

『アルビノの木』 ブルーレイ
本編 86 分+映像特典 107 分+オリジナル予告編 1 分収録 4,500 円(税別)
DVD 本編 86 分+オリジナル予告編 1 分収録 2,800 円(税別)


【ブルーレイだけの映像特典】
金子雅和監督の初期フィルム作品HDリマスター&『アルビノの木』へ連なる近作短編、全て初ソ
フト化の 4 作品(合計 107 分)を収録!!※全作の解説書付
≪収録作品≫
1.「AURA」(11 分/1998 年/8mm→HD)
2.「ショウタロウの涙」(30 分/2000 年/16mm→HD)
3.「水の足跡」(30 分/2013 年/HD)
4.「逢瀬」(36 分/2013 年/HD)
【ブルーレイ初回生産限定特典】『アルビノの木』ロケ地マップ&本特典用オリジナルポストカード

<映画評>
・自然と人間の鮮烈なコントラスト。生かされていることを感じさせられる映画体験。 ――瀬々敬久(映画監督『友罪』『菊とギロチン』ほか)
・これは暗殺者の物語だ。銃を隠し、相手の土地に潜り込む。このシチュエーションを日本で成立させたことに驚かされる。エンターテインメン
ト性を保ちながら、映画は具象と抽象の間をゆれうごく。やがて観客は、神話的な世界と通過儀礼を観るだろう。 ――乙一(作家)
・倫理的ジレンマを私たちに伝える作品 ――フィゲイラフィルムアート
・人生そのものを思い浮かべるなら、お勧めしなければならない長編映画 ――マルベーリャ映画祭
・ゆっくりしたリズムと殆ど動かないショットは、小津安二郎の映画を思い出させる ――クラフト映画祭
・あらゆる側面において、視覚表現の細部まで拘った優れた撮影 ――ヴェステロース映画祭

<ストーリー>
害獣駆除会社で働くユクの元に、多額の報酬を得られる仕事の依頼が舞い込む。内容は、鉱山として栄えた山間の村で「白鹿様」と呼ばれ大
事にされている珍しい鹿を秘密裏に撃つこと。普通の鹿と異なる存在が悪い噂になると危惧した町の役人が、過疎の村ともども切り捨てようと
取った苦肉の策だった。ユクは病床の母の治療費を稼ぐため山に入り、村の女性ナギや、彼女の婚約者で木食器職人の羊市たちと出会う。
次第に害のない獣を殺すことに葛藤を抱き始めるユクだったが、それでも白鹿を探して圧倒的な自然の中に踏み込んでいく。人々が大切に
思っている命を奪うという事は…。

<CAST> 松岡龍平、東加奈子、福地祐介、増田修一朗、尾崎愛、松蔭浩之、細井学、松永麻里、山口智恵、山田キヌヲ、長谷川初範
<STAFF> 監督・脚本・撮影・編集:金子雅和 照明:白石宏明 録音:間野翼 美術:金子美由紀 助監督:滝野弘仁 音楽:石橋英子
販売元:インターフィルム (c)kinone
BD&DVD 特設サイト:http://www.kinone.net/albino_sp 公式サイト:http://www.albinonoki.com/
DVD&ブルーレイ発売特別予告編

【アルビノの木受賞歴一覧】
◆フィゲイラフィルムアート 2017(ポルトガル・フィゲイラ・ダ・フォズ)・最優秀長編劇映画賞(※グランプリ) / 最優秀監督賞 / 最優秀撮影賞 ◆マルベーリャ映
画祭 2018(スペイン・マルベーリャ)・最優秀映画賞(※グランプリ) / 批評家賞 ◆福爾摩沙國際電影獎 2017(台湾・台中)・最優秀アジア映画賞 / 審査員特
別長編劇映画賞 / 審査員特別監督賞 ◆ヴェステロース映画祭 2017(スウェーデン・ヴェステロース)・最優秀撮影賞 ◆クラフト映画祭 2018(スペイン・バル
セロナ)・観客賞(※観客が選ぶ最優秀賞) ◆FIC AUTOR 2018(メキシコ・グアダラハラ)・最優秀賞(※製作費5万ドル以下の長編映画部門) ◆インカ・インペリ
アル国際映画祭 2018(ペルー・リマ)・最優秀長編映画賞 / 最優秀撮影賞 ◆メキシコシティ国際映画 2018(メキシコ・メキシコシティ)・最優秀長編劇映画賞
◆シャウエン国際環境映画2018(モロッコ・シャウエン)・スペシャル・メンション ◆サンライト国際映画祭2017(ドイツ・ベルリン)・特別賞 ◆コルカタ国際文化映
画祭 2016(インド・コルカタ)・12 月期最優秀長編劇映画賞 ◆シネルファマ・リスボン国際映画賞 2017(ポルトガル・リスボン)・10-11 月期最優秀音楽賞