<STAR CHANNEL MOVIES作品>
2017年サンセバスチャン国際映画祭 撮影賞受賞
ドイツ映画賞2018 音響賞受賞 作品賞ほか4部門ノミネート
終戦があとひと月に迫った1945年4月のドイツ。
偶然拾った軍服をまとった若き脱走兵が「大尉」と呼ばれたその瞬間から、
ナチス将校の威光をも手に入れる・・・・・・

ハリウッド映画『RED/レッド』や『きみがぼくを見つけた日』などのヒット作で知られるロベルト・シュヴェンケ監督が、母国ドイツで撮り上げた『Der Hauptmann』。邦題を『ちいさな独裁者』と確定して、2019年2月8日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国順次ロードショーの運びとなりました。

『RED/レッド』の監督が挑む最新作は、尋常ならざる実話の映画化!
1945年4月、終戦まであと1ヶ月に迫った敗色濃厚なドイツでは兵士の軍規違反が相次いでいた。命からがら部隊を脱走したヘロルトは、打ち捨てられた車両の中で軍服を発見。それを身に纏って大尉に成りすました彼は、道中出会った兵士たちを次々と服従させていく。かくして“ヘロルト親衛隊”のリーダーとなった若き脱走兵は、傲慢な振る舞いをエスカレートさせ、ついには大量殺戮へと暴走し始めるが……。
偶然の成り行きと言葉巧みな嘘によってナチス将校の威光を手に入れた若者が、ヒトラーをも想起させる怪物的な“独裁者”に変貌していく様を映し出す本作。権力という魔力、そのパワーにしがみ付く人間の醜さ、それに盲従する人間の弱さをえぐり出した映像世界は、決して遠い過去の出来事ではなく、現代社会への警鐘として生々しい戦慄を呼び起こす。尋常ならざるサスペンスと衝撃に満ちたシュヴェンケ監督の意欲作が、ついに日本公開となる。

STORY  第二次世界大戦末期の1945年4月。敗色濃厚なドイツでは兵士の軍規違反が相次いでいた。命からがら部隊を脱走したヘロルトは、打ち捨てられた車両の中で軍服を発見。それを身に纏って大尉に成りすました彼は、道中出会った兵士たちを次々と服従させていく。かくして“ヘロルト親衛隊”のリーダーとなった若き脱走兵は、傲慢な振る舞いをエスカレートさせ、ついには大量殺戮へと暴走し始めるが……。

監督&脚本:ロベルト・シュヴェンケ『RED/レッド』『きみがぼくを見つけた日』 出演:マックス・フーバッヒャー、ミラン・ペシェル、フレデリック・ラウほか
2017年/ドイツ=フランス=ポーランド/ドイツ語/119分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:Der Hauptmann 日本語字幕:吉川美奈子 
© 2017 – Filmgalerie 451, Alfama Films, Opus Film 提供:ニューセレクト/シンカ/東北新社 配給:シンカ/アルバトロス・フィルム/STAR CHANNEL MOVIES