この度、映画『エンドレス・ウォー』の公開が、特集上映「ワールド・エクストリーム・シネマ2018」内にて10月20日(土)より決定し、あわせてポスタービジュアル&予告編が解禁となりました。

本作の舞台となったコンゴ民主共和国で産出される、パソコンや携帯電話の部品として使用される錫石やコルタンといったレアメタルは武装組織の資金源となっている。このような限りある資源を巡って今なお続く殺し合い――紛争地帯のリアルな殺戮と恐怖を描き、本国興行収入ランキングでは初登場1位を記録した本作。

アカデミー賞外国語映画賞にも輝いた『海を飛ぶ夢』でスペイン・アカデミー賞(ゴヤ賞)新人女優賞を受賞したほか、ギレルモ・デル・トロ製作で贈る傑作『永遠のこどもたち』の主演などで知られる女優ベレン・ルエダを始めとするスペイン映画界を代表する俳優陣の熱演はもちろん、ドキュメンタリー出身のノルベルト・ロペス・アマド監督による緻密な演出は、『怪物はささやく』『インポッシブル』など骨太な名作を作り上げてきた製作陣の期待に見事に応え、スペイン映画史に新たな傑作を誕生させました。

そこは果てしなき、殺戮の大地
紛争の続くアフリカ・コンゴ。その危険地帯でラウラの妹は消息を絶った。戦闘に巻き込まれた可能性が高く、生存は絶望視された。しかしその数年後、サラらしき人物が現地のジャーナリストに目撃される。ラウラは情報を頼りに、一人コンゴへ向かい妹を捜索することを決意する。行く先で何度も戦闘に巻き込まれ、銃弾をくぐり抜けながらも妹の無事を信じ旅を続けるラウラ。
眼の前に転がる死体の山と血の匂い、この世の地獄の果てに彼女を待ち受ける運命とは―。

出演:ベレン・ルエダ『ロスト・アイズ 』『永遠のこどもたち』、マリアン・アルバレス、マノロ・カルドナ、
エンリコ・ロー・ベルソ『シチリア!シチリア!』
監督:ノルベルト・ロペス・アマド『フォスター卿の建築術』
脚本:ホルヘ・ゲリカエチェバァリア『スガラムルディの魔女』/撮影:ダビ・オメデス『サルバドールの朝』
音楽:フリオ・デ・ラ・ロサ『マーシュランド』/編集:パブロ・マルケット
2018年/スペイン/スペイン語ほか/5.1ch/115分/原題:EL CUADERNO DE SARA/英題:SARA’S NOTEBOOK
字幕翻訳:金澤葵/配給:クロックワークス
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