世界に誇る日本の大怪獣<ゴジラ>が、2018年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しました。

第1作の『ゴジラ』(1954)が公開されてから64年。
現在までに国内で計29作品が製作され、第29作目にあたる『シン・ゴジラ』で、
シリーズ累計観客動員数はついに1億人を突破し、邦画実写シリーズ作品での歴代最高記録を達成。
昨年は、アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』も大ヒットを記録し、
映画以外にも、初となる誕生祭「ゴジラ・フェス2017」が大成功しました。
また、新宿にオープンした常設店「ゴジラ・ストア Tokyo」も間もなく1周年を迎えます。
2019年に、誕生から65周年を迎える<ゴジラ>は、これから増々進化し続けます。

■ゴジラ
1954年に公開された東宝映画『ゴジラ』(監督・本多猪四郎、脚本・本多猪四郎、村田武雄)に登場する大怪獣。
第1作目『ゴジラ』(1954)の大ヒットを受け、以後シリーズ化、
2016年に公開され興収82.5億円の大ヒットを記録した『シン・ゴジラ』まで合計で29作品が公開されています。
史上初となるアニメーション映画も3部作で製作され、最終章となる『GODZILLA 星を喰う者』が
今年11月9日全国公開。また2019年にはハリウッド版『GODZILLA2(仮題)』も公開予定です。
そして、2019年についに生誕65周年を迎えます。

■グッドデザイン・ロングライフデザイン賞について
グッドデザイン・ロングライフデザイン賞は、「10年以上継続的に提供されている、広く支持されている商品やサービス」を対象とし、これまでとこれからの暮らしを豊かに支える、スタンダードであり続ける力を持ったデザインに贈られる賞です。
新しいことが尊重される傾向があるデザインの領域において、変わらないことや、
継承・伝承することの意義に目を向けた国際的にもユニークな視点を持つ賞です。
http://www.g-mark.org/activity/2018/longlife.html

■審査委員の評価
ゴジラの進化は止まらない。
どの世代でも自分のイメージする”ゴジラ”がありつつ、最初に創り上げられた哲学や佇まいは変わらない。
日本独特の特撮の技法が生み出したゴジラは様々なコンテンツになり日本だけではなく世界にも広がり続けている。
これからまだまだ様々な表現を取り入れて進化しつづけてほしい。
http://www.g-mark.org/award/describe/48361l

ゴジラ / TM&(C)TOHO CO., LTD.
『ゴジラ』(1954)/ (C)1954 TOHO CO.,LTD.
『シン・ゴジラ』(2016)/ (C)2016 TOHO CO.,LTD.