2011年度の米国アカデミー賞外国語映画賞部門に日本映画代表作として選出され、国内でも数々の映画賞を席巻、興行収入38.5億円の大ヒットを記録した映画『告白』。監督・脚本を務めたのは、CM演出の巨匠にして、その独自の映像センスで日本映画界に新風を巻き起こした天才・中島哲也。
そして2018年。中島監督最新作に、日本を代表する5人の演技派俳優が集結した。主演は、近年数多くの映画に出演し、名実ともに国民的俳優となった岡田准一。『小さいおうち』でベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞し、日本中の話題を集めた黒木華。中島監督作『渇き。』で才能を見出され、日本アカデミー賞新人俳優賞受賞、鮮烈な女優デビューを飾った小松菜奈。『ヴィヨンの妻』で報知映画賞・日刊スポーツ映画賞・日本アカデミー賞の3賞で最優秀女優賞を受賞、『告白』では中島ワールドの強烈なヒロインを体現した松たか子。
そして『悪人』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、『怒り』では同最優秀助演男優賞を受賞、確かな演技力で日本映画界を支えてきた妻夫木聡。ほかにも、青木崇高、柴田理恵、伊集院光、太賀といった個性的な面々が共演。原作は宮部みゆきらが大絶賛した、第22回日本ホラー小説大賞受賞作「ぼぎわんが、来る」。(澤村伊智/角川ホラー文庫刊)。
この冬、人間の心の闇を描く、かつてない最恐エンターテインメント映画『来る』がついに、来る~~!!

そしてこの度、予告映像が解禁!
今回解禁された予告映像には、中島監督ならではのスタイリッシュな映像美とともに、
「その化け物を何とかしたいってことでいいんですよね?」
「まだ化け物かどうかも・・・」
 「あなたに近づこうとしているモノは、凶悪です。」
「何が始まるのか、まるで想像が・・・」
「迎え入れましょう。あれを。」
といった俳優陣による“あれ”にまつわるセリフの数々。
そして何かに戸惑い、何かに恐怖し、何かに笑い、何かに怒り、何かに泣き叫ぶ
超豪華キャスト陣の鬼気迫る表情が収められています。

決して“あれ”の名前を口にしてはならない。
想像をはるかに超える、迫り来る恐怖。その時あなたが目にするものとは・・・。

≪監督・脚本≫
◆中島哲也(59)
1959年福岡県生まれ。日本天然色映画入社以降、数多くのヒットCMを手掛けた。87年からフリーになる。スローモーションやCGなどの様々な撮影技術を使ったスタイリッシュな映像美を得意とする。2004年、監督と脚本を務めた『下妻物語』でスマッシュヒットを記録。以降、『嫌われ松子の一生』(06年/興収13億)『パコと魔法の絵本』(08年/興収23億)など話題作を手掛け、『告白』(10年/38億)では日本アカデミー賞の最優秀監督賞と最優秀脚本賞を受賞している。

≪企画・プロデュース≫
◆川村元気(39)
1979年横浜生まれ。『電車男』『陰日向に咲く』『デトロイト・メタル・シティ』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『寄生獣』『バケモノの子』『バクマン。』『君の名は。』『怒り』などの映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、翌11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。本年は3月3日公開の『映画ドラえもん のび太の宝島』の脚本をつとめ、大根仁監督とのタッグによる『SUNNY 強い気持ち・強い愛』が8月31日に公開。その他、初小説『世界から猫が消えたなら』に続いて、2作目の小説『億男』が大友啓史監督により映画化、10月19日公開予定。中島哲也監督とは『告白』以来、8年ぶりのタッグとなる。

≪原作≫
「ぼぎわんが、来る」(2015年10月30日 初版発行 2月24日文庫発売)
◆著者:澤村伊智(角川ホラー文庫刊)2015年「第22回日本ホラー小説大賞」獲得

≪製作概要≫
作品タイトル    「来る」
監督・脚本      中島哲也
出演         岡田准一 黒木華 小松菜奈 / 松たか子 / 妻夫木聡
青木崇高 柴田理恵 太賀 志田愛珠 蜷川みほ 伊集院光 石田えり
撮影スケジュール   2018年2月上旬~5月上旬
製作プロダクション  東宝映画 ギークサイト
配給         東宝
映画のマルシー    ©2018「来る」製作委員会
公開         2018年12月7日(金)
公式サイト      http://kuru-movie.jp/