『イット・フォローズ』の製作陣が仕掛ける、極限心理スリラー『イット・カムズ・アット・ナイト』が11月23日(金・祝)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー致します。

 本作は『イット・フォローズ』の製作陣と2012年の設立以降『ムーンライト』、『エクス・マキナ』、『ア・ゴースト・ストーリー』など刺激的な話題作を放ち続ける気鋭スタジオA24が製作。監督は全米のインディペンデント映画賞を多数受賞した経歴を持ち、鬼才ジョン・ウォーターズ監督にその手腕を絶賛された88年生まれの新鋭トレイ・エドワード・シュルツ。主演は『ザ・ギフト』で長編初監督と主演を務めた実力派俳優ジョエル・エドガートン。監督の才能に惚れ込み、製作総指揮としても本作に参加した。よくあるホラー・スリラー映画とは少し違う角度から襲ってくる恐怖に目が離せなくなること間違いなしの極限心理スリラーがいよいよ日本に上陸する。

 この度解禁されたポスタービジュアルでは、物語のキーとなる赤いドアが暗がりに浮かび上がり、「外には恐怖。中には狂気。」という不穏なキャッチコピーが。灯りが外に漏れないようカーテンを閉め切った暗い部屋の中で、ひとつのライトを囲んだ2組の家族がテーブルに座り “それ”への恐怖に怯える様子が捉えられている。「92分、あなたは<精神を保てるか>」というコピーが、見る者を試すかのように、胸をざわつかせるビジュアルとなっている。
同時に解禁された予告編では、“それ”の脅威に脅えながら暮らす一家のもとに、突然見知らぬ一組の家族が助けを求めてやってくる場面から始まる。これからはじまる共同生活を前に、集められた2組の家族に父ポールが話すのは「夜になったら“入り口の赤いドアは常にロックすること”」というルール。しかし、ある夜ロックされているはずのドアが開けられていた…!この事件をきっかけに「この家の誰かが“それ”に感染したのではないか?」というお互いに対する疑念や、家の外から彼らに迫り来る“それ”に対する恐怖が沸き上がり、じわじわと精神的に追い詰められていく―。「あなたもこの家で精神が崩壊する」というコピーのあと、突如、赤いドアが開き、何かを目撃し恐怖にゆがんだ少年の顔で予告編は終わるが…一体、少年はドアの向こうに何を目撃したのか!?渦巻く人間不信と見えない“それ”の恐怖に、背筋が凍る予告となっている。

STORY 夜やってくる“それ”の感染から逃れるため、森の奥でひっそりと暮らすポール一家。そこにウィルと名乗る男とその家族が助けを求めてやって来る。ポールは“それ”の侵入を防ぐため「夜入口の赤いドアは常にロックする」というこの家のルールに従うことを条件に彼らを受け入れる。うまく回り始めたかに思えた共同生活だったが、ある夜、赤いドアが開いていたことが発覚。誰かが感染したことを疑うも、今度はポール一家の犬が何者かによる外傷を負って発見され、さらにはある人物の不可解な発言…外から迫る、姿が見えない外部の恐怖に耐え続け、家の中には相互不信と狂気が渦巻く。彼らを追い詰める“それ”とは一体・・・。

監督・脚本:トレイ・エドワード・シュルツ 製作総指揮・主演:ジョエル・エドガートン
出演:クリストファー・アボット、カルメン・イジョゴ、ケルビン・ハリソン・ジュニア、ライリー・キーオ
2017年/アメリカ/英語/92分/カラー/シネスコ/原題:IT COMES AT NIGHT/字幕翻訳:伊原奈津子
配給:ギャガ・プラス © 2017 A24 Distribution,LLC