2015年の発売以降「4回泣ける!」と口コミで広がり、続編にあたる「この嘘がばれないうちに」と共に、シリーズ累計100万部を突破した感涙のベストセラー小説「コーヒーが冷めないうちに」。様々な≪後悔≫を抱え、過去に戻り、会いたかった人との再会を望む人々。彼らが巡り合う、優しい奇跡を描いた、本作『コーヒーが冷めないうちに』。
先日、開催されました、一般試写会の上映後には、「何回泣いたか覚えていないほど泣いた」「気がつくと、ハンカチがびしょぬれでした」「観終わった後、大切な人のことを思っていました」など、感涙コメントが続々と寄せられ、老若男女を問わず、ハンカチで目頭を押さえながら会場から出られる方が続出!!日本中を温かな感動で包み込む、すでに、この秋一番の感涙作品と話題沸騰中の本作が、ついに、9月21日(金)に公開となります!!
 
誰もが一度は経験のある「もしも、あの時に戻ることができたら……」という後悔の思いから始まるストーリーである、本作の公開を記念して、「あなたの戻りたい過去はいつですか?」をテーマに、みなさまからのエピソードを7月2日(月)~8月15日(水)の間、募集させていただきました。キャンペーンにご応募頂きましたエピソードの応募総数は、なんと963通! お送り頂きました沢山のエピソードの中から、原作者・川口俊和先生と塚原あゆ子監督、映画製作委員会で選考し、ステキな5つのエピソードを、選出させていただきました!こちらの、選考結果を、「コーヒーが冷めないうちに」公式ホームページ、“戻りたい過去”エピソード募集のページにて発表いたします!
さらに、選ばれました5つのエピソードを、本作に出演する、超豪華女優陣、有村架純、波瑠、薬師丸ひろ子、吉田羊、石田ゆり子が朗読いたします‼豪華女優陣が朗読する様子の映像は公式HPなどで、ご覧頂ける他、公式twitterなどでも展開を予定しています!多数の応募の中から選出された、感涙間違いなしの珠玉の5つのエピソードと豪華女優陣による朗読、という奇跡のコラボレーションを、“コーヒーが冷めないうちに”、ぜひ、ご覧ください!!

豪華女優陣によるエピソード朗読 内容

【有村架純 朗読エピソード】
ぼくの戻りたい過去は、ぼくが生まれた時です。
ぼくが生まれた時、母はお腹が死ぬほど痛くてたまらなかったと言っていました。でもそれ以上にぼくが生まれた瞬間は今までの母の人生の中で、最も嬉しくて、最も幸せな、最高の瞬間だったと聞きました。死ぬほど痛いのに、どうして最高に幸せなのか、ぼくは母からぼくが生まれた瞬間に戻り、母の人生史上、最も幸せだという顔を見てみたいのです。ぼくは中学生になってから母に迷惑をかけてばかりで、母の幸せそうな顔をずっと見ていないので。                                   (滋賀県 13歳 男性)

【波瑠 朗読エピソード】
私が戻りたいのは小学1年生の秋。その年の冬、父が亡くなりました。35歳になって2日目でした。
かれこれ18年前の事です。朝起きたら冷たくなっていました。私も、まだ2歳だった弟もよくわかっていませんでした。父が亡くなる前日、実は父に明日公園行こうなって言われて楽しみにしていたのですが、叶いませんでした。きっと死という現実は変えられないと思います。なら、せめて感謝を伝えたい。生きている内に大好きだと、父が父で良かったと、私は来年の1月で25歳になるよと。弟も来年の1月、成人式です。全てここまで育ててくれた母のおかげでもあります。あなたが愛した女性は、優しくて面白くて怒るとかなり怖いけど自慢の母です。全てにありがとうと伝えたいです。                  (静岡県 24歳 女性)

【薬師丸ひろ子 朗読エピソード】
私が戻りたい過去・・・。病院のベッドに横たわる主人と会話を交わしたあの日です。
主人は大学時代の弓道部の先輩、いつもたくさんの愛と幸せな時間をくれた人でした。結婚して10年足らずで白血病を発病、2年以上の闘病の末、最後は意思の疎通もままならない状態となりました。その中でも一度、もう自分は駄目だからと、私と子どもの将来について思いを伝えてくれた瞬間があったのです。それなのに私は、主人の死を受け入れるような事を口にしたくなくて、そんな弱気なこと言わないで・・・としか言えなかったのです。ありがとうを伝える最後のチャンスだったのに・・・。今でも時折後悔が押し寄せます。あの日に戻って、あなたと知り合えて、愛し合えて、一緒に過ごせた17年余りの日々がどんなに幸せだったか・・・素直にありがとうと伝えたいのです。                             (広島県 女性)

【吉田羊 朗読エピソード】
父親が心込めて、私の結婚式で歌ってくれた。出席者のほとんどの人があまりに音痴で笑ってた。
でも、あまりに一生懸命に歌ってる父を見て母と私は、泣いてしまった。
今はもういない父。あの日に戻りたい。                          (兵庫県 58歳 女性)

【石田ゆり子 朗読エピソード】
他愛もない日常だけれど『ママ、お家に帰ったら絵本を読んでね』と、
息子達がかわいいお願いをしてきた、あの夜に短時間でいいから戻りたい。
看護師の仕事は忙しく、毎日残業ばかり。保育園からの帰り道、お願いされたのに。
ご飯を作ってから、洗濯が終わってから、洗い物した後に、と後回しにしてしまって、
ふと気付いたら絵本を抱えながら2人とも寝てしまっていた。
『ごめんね。』
私も一生懸命ではあったけど、寝顔を見ながら泣きました。そんな息子達ももう高校生と中学生。
時間は戻せないけど、もし時間が巻き戻せる事が出来る事があるなら、あの日に戻りたい。
その気持ちはずっとずっと変わりません。                         (神奈川県 41歳 女性)

≪公式HP ≫ 
http://coffee-movie.jp/

≪公式twitter≫
@coffee_movie921

原作:川口俊和「コーヒーが冷めないうちに」「この嘘がばれないうちに」 サンマーク出版 刊
監督:塚原あゆ子 「アンナチュラル」「Nのために」
脚本:奥寺佐渡子 『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』
キャスト:有村架純 伊藤健太郎 波瑠  林遣都 深水元基 松本若菜
薬師丸ひろ子 / 吉田羊 松重豊 石田ゆり子
©2018「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会  上映時間:1時間57分