全米公開後、低予算ながら初登場No.1でオープニング成績5000万ドルという数字を叩き出し、累計興行収入も『ドント・ブリーズ』『ゲット・アウト』など近年のホラー話題作を軽々超え、更には『レディ・プレイヤー1』『グレイテスト・ショーマン』などをも超える成績を記録。2018年度のオリジナル作品全米No.1大ヒットとなっている。(※2018/8/24 BOX OFFICE MOJO調べ)米映画批評サイト「ロッテン・トマト」では驚異の“95%Fresh”と大絶賛され(※2018/9/14 Rotten Tomatoes調べ)、90分間“呼吸の音さえ恐怖に変わる”劇場の緊張感が、新たなホラー映画体験だとスティーヴン・キングやクリス・プラット、ライアン・レイノルズら著名人からのSNSでの口コミも殺到した。主演エヴリン役は『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のハリウッドきっての実力派女優、エミリー・ブラント。その夫・リー役には、実生活でも彼女の夫である『プロミスト・ランド』のジョン・クラシンスキーが監督も務め、初のホラー作品ながらもこの大ヒットを飛ばし、新作のオファーが押し寄せている。『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイの製作会社プラチナム・デューンズが製作。この“沈黙”の恐怖に、観る者すべてが閉じ込められる―――。

この度、本作で脚本・監督・俳優の3つをこなしたジョン・クラシンスキーの特別映像が到着いたしました!

これまでに2本の長編映画で監督を手がけ、ガス・ヴァン・サント監督『プロミスト・ランド』(12)では、共演者であるマット・デイモンと共に脚本を執筆、そして俳優としてもエミー賞を獲得するなど、あらゆる分野で多才な才能を発揮してきたクラシンスキー。本作では、はじめてのホラー映画に挑戦し、自身最高のキャリアとなる全米大ヒットを記録した。この作品に深く魅了されていたというクラシンスキーは【音を立てたら、即死】という斬新なアイディアを、18ヶ月という短期間でストーリーとして練り上げた。そのプロセスは今までで一番早い作業だったというが、実は監督を務めるきっかけとなったのは、妻であり、エヴリン役を演じたエミリー・ブラントからの「これほど何かにワクワク興奮して感動して夢中になっているのを見たことがない。だから、あなたが監督すべきよ。」という一言だったという。もともとは役者としての出演も考えていなかったというが、脚本を書き直していく中で、この着想が自分のもとでどう展開していくのかを考えたとき、自身が監督をして、リー役を演じるという願いが強くなっていったのだとか。「娘を持つ父親として、僕は実際にその世界にいるわけだ。誰かを守っていけるかと恐怖を感じる世界に。」と自身の父親としての経験を活かしながら、荒廃した世界で生きるアボット家の父親・リー役を見事に好演している。

現場では、できる限り音を出さずに撮影することにこだわったそうで、夫婦として初共演を果たしたエミリーは「ほとんどのクルーは、これはサイレント映画みたいだから、音を出しても良いと思っていたの。ところが違ったのよ(笑)。小さな微妙なサウンドを耳にすることが、観客にとっても刺激的で神経を緊張させるものとなっていく。だから私たちは撮影現場を、“超”静かな場所にする必要があったの。」と語り、「私たちが静かなシーンをやろうとしているときに、「今日はホットドッグはあるかい?」という声が遠くから響いてくるの(笑)。私たちは「へイ!みんな!カメラが回ってるんだよ!」って、叫んだわ。」といった“超”静かな現場だからこそのユニークなハプニングも起きたことを振り返っている。

クラシンスキーは、自信が作り出した世界観に対して「“何か”はどこにでもいて世界を埋め尽くしている。逃げ場はない。」と断言しており、今回解禁された映像では、その言葉通り“何か”によって世界中で惨状が拡がっている様子が描き出されている。「ものすごい恐怖体験だよ。」と本作の出来栄えに自信を覗かせる言葉も相まって、劇場公開までの期待値が高まる映像だ。

■監督・脚本・出演:ジョン・クラシンスキー ■脚本:ブライアン・ウッズ、スコット・ベック ■製作:マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラ-
■キャスト:エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュプ  ■全米公開:4月6日
■原題:A Quiet Place ■配給:東和ピクチャーズ ■コピーライト:(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.