2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の豪快でお茶目な戦国武将、真田昌幸役でお茶の間を沸かせ、“昌幸ロス”なる現象が起きたほど話題を集めた草刈正雄。「体操しようよ」は7年ぶり待望の最新主演作です。

妻に先立たれて18年、定年退職し「はじめての家事」「ラジオ体操で地域デビュー」に果敢に挑むことになったシングルファーザー・佐野道太郎。愛する娘のため、憧れのマドンナのため、定年お父さんが大奮闘します。不器用ながらも家事に挑戦する姿に、笑って、泣いて、勇気と元気をもらえる幸せ感動作です。人生100年時代、定年退職してからの第二の人生もまた長い。道太郎の第二の人生を応援する人生の先輩たちに、日本映画を代表する名バイプレーヤーが結集、味わい深い名演技で、主演の草刈正雄を盛り立てます。
敬老の日を記念し、R70の豪華な顔ぶれの特別映像が完成しました!

特別映像には、
①アルバイト先の便利屋の仕事で、謎の言葉を連発し道太郎を翻弄する老人との散歩シーン。老人役は小松政夫(76歳)
②道太郎をラジオ体操に誘う元上司役の平泉成(74歳)による、まさかのキレッキレのラジオ体操シーン
③便利屋兼体操会会長役のきたろう(70歳)が、可愛すぎるボーイスカウト姿のシーン

◎キャストプロフィール(年齢順)

小松政夫(76歳)ご近所さん
1942年1月10日生まれ、福岡県出身。役者を目指して上京。植木等さんの付き人兼運転手を経験後、バラエティ番組「シャボン玉ホリデー」(NTV)で芸能界デビュー。以降コメディアンとして活躍する。90年代以降は多数のドラマ・映画・舞台にも出演し、本格的に俳優としての地位を確立している。近年の主な映画出演作は、『ちんちろまい』(00/大森一樹監督ほか)、『笑の大学』(04/三谷幸喜監督)、『アリア』(07/坪川拓史監督)、『ハーメルン』(13/坪川拓史監督)、『トワイライト ささらさや』(14/深川栄洋監督)、『振り子』(15/竹永典弘監督)、『岸辺の旅』(15/黒沢清監督)など。現在、日本喜劇人協会会長を務めている。

平泉成(74歳)会社の先輩役
1944年6月2日生まれ、愛知県出身。64年、大映京都第4期ニューフェースにて27人の一人として選ばれ、66年『よいどれ博士』(三隈研次監督)で映画デビュー。近年の映画出演作は『サラリーマンNEO劇場版(笑)』(11/吉田照幸監督)、『のぼうの城』(12/犬童一心・樋口真嗣監督)、『箱入り息子の恋』(13/市井昌秀監督)、『金メダル男』(16/内村光良監督)、『シン・ゴジラ』(16/庵野秀明総監督)など。ドラマでは「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東の朝ドラで無人島生活したら~」(18)に本人役で出演し、話題を呼ぶ。ものまねされることも多く、幅広い世代に支持されている。

きたろう(70歳)
1948年8月25日、千葉県生まれ。中央大学4年生の時に劇団俳優座小劇場(俳小)に入るが、半年で退団。同期生の大竹まこと、斉木しげる、風間杜夫と組んで劇団「表現劇場」を結成する。その後、大竹、斉木とともに79年コントグループ「シティボーイズ」を結成。近年では『南極料理人』(09/沖田修一監督)『天地明察』(12/滝田洋二郎監督)『横道世之介』(13/沖田修一監督)『殿、利息でござる』(16/中村義洋監督)『チア☆ダン』(17/河合勇人監督)『忍びの国』(17/中村義洋監督)『モリのいる場所』(18/沖田修一監督)など数多くの映画に出演。存在感のあるバイプレイヤーとして様々な役をこなす。

諏訪太朗(64歳)会社の後輩
1954年8月9日生まれ、東京都出身。劇団養成所で自主映画に出演していた内藤剛志と知り合い、長崎俊一監督の『ハッピーストリート裏』(79)などの自主映画に出演。1982年に長崎監督作『九月の冗談クラブハンド』で商業映画デビューを果たす。以降も才能ある監督たちの数多い作品に出演。主な映画出演作品は、『おくりびと』(08/滝田洋二郎監督)、『冷たい熱帯魚』(11/園子音監督)、『かぞくのくに』(12/ヤンヨンヒ監督)、『藁の盾』(13/三池崇史監督)など。オリジナルビデオ、テレビドラマなどの出演も多く、日本映画を代表する名バイプレイヤーとして活躍を続けている。

【ストーリー】
38年間無遅刻無欠勤、真面目だけが取り柄の会社員・佐野道太郎(草刈正雄)。18年前に妻を亡くし、しっかり者の娘・弓子(木村文乃)と2人暮らし。定年退職後「これからは自由に生きるぞ!」と意気込むものの、実際には何をしていいのか途方にくれ、しかも一人娘の弓子から「佐野家の新しい主夫は、お父さんです!」と宣言され家事担当に。ある日地元のラジオ体操会に参加したことで人生の風向きがかわっていく。体操会のマドンナのぞみ(和久井映見)に胸ときめかせ、彼女からの紹介でラジオ体操会会長の神田(きたろう)が営む便利屋の仕事を得て、年下の同僚の馬場薫(渡辺大知)と、地域の人々の様々な依頼に不本意ながらも取り組むことに。何事にも一生懸命だけど不器用な道太郎が、周囲から叱咤激励されながら人生を謳歌していく。

出演:草刈正雄 木村文乃 きたろう 渡辺大知(黒猫チェルシー)徳井優 諏訪太朗 川瀬陽太 山田真歩 /片桐はいり 大島蓉子 稲川実代子 木村八重子 加藤満 菅野久夫 平澤宏々路  余貴美子 小松政夫 平泉成 /和久井映見 監督:菊地健雄 脚本:和田清人、春藤忠温 音楽:野村卓史 主題歌:「体操しようよ」RCサクセッション(ユニバーサル ミュージック)

配給:東急レクリエーション 企画:パレード 製作幹事・制作プロダクション:ポリゴンマジック 特別協賛:かんぽ生命 協賛:タニタ 長谷工シニアホールディングス 助成:文化庁文化芸術振興費補助金 撮影支援:千葉県 広報連携:東京都
特別協力:全国ラジオ体操連盟 製作:「体操しようよ」製作委員会(ポリゴンマジック パレード 東急レクリエーション 朝日新聞社 ハピネット 博報堂DYミュージック&ピクチャーズ アサツー ディ・ケイ イオンエンターテイメント)

(c)2018「体操しようよ」製作委員会
公式サイト:taiso-movie.com   ラジオ体操制定90周年