【映画を観るということは、「体験」である】

平城遷都1300年目となる2010年、映画作家の河瀨直美さんをエグゼクティブ・ディレクターに迎え始まった【なら国際映画祭】。
2年に一度、開催される映画祭の企画運営の他、国内外の若手監督と奈良を舞台とした映画制作や、こども・海外学生とのワークショップ、奈良市内を移動する映画館「ならシネマテーク」など、映画の魅力を伝える数々のプロジェクトを実施しています。

開催第5回目を迎えるアニバーサリー・イヤーにあたる今年は、 スペシャルゲストとして なら国際映画祭映画製作プロジェクト「NARAtive」(ナラティブ)第5弾『二階堂家物語』から、出演者の加藤雅也、石橋静河、町田啓太、田中要次、白川和子、ネルソン・バビンコイ。
また、冠スポンサーのLDHJAPANからGENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカル、片寄涼太がなら国際映画祭の今年のテーマである「次世代」の若者を盛り上げるためにEXPG STUDIOBY LDHメンバーと参加。
融通念仏宗による声明から幕開け。オープニング上映作品は『二階堂家物語』を鑑賞。
セレモニー後の会場前庭にはなら燈花会のほのあかりが奈良の夜を彩ります。
1300年の古都から、コトが起こる奇跡を一緒に体験しませんか。

 

【豪華ゲストのコメント】

■加藤雅也
私は奈良市出身なので、今回出演させていただいて本当に喜んでいます。
なら国際映画祭が今年で5回目ということで、記念すべき節目に参加できることを非常に嬉しく思います。
今後、なら国際映画祭が長く続けていけるように私自身できる限りのサポートをいたします。
その第一歩として、9月20日に行われますレッドカーペットに参加させていただきます。
皆さん、会場でお会いしましょう!

 

 

■町田啓太
「二階堂家物語」ではイランからのアイダ・パナハンデ監督の世界観に寄り添うように奈良での時間を重ねました。現場中は監督はじめスタッフの皆様に助けていただきながらでしたが、挑戦の場に立たせてもらえて嬉しかったです。言葉がわからなくても気持ちは伝わるのだという不思議な感覚を勉強させていただけたこと、この時間を宝物にしてゆきたいと思います。当日は監督や共演の皆様との再会、そしてレッドカーペットに集う方々との出逢いを楽しみにしています。
 

■片寄涼太
今年のなら国際映画祭は夢や希望を持って、未来を築いてゆく人々を後押しする為「ユース部門」を設立した記念すべき年だと伺いました。僕たちも自分たちの活動を通して夢を抱くチカラを感じて頂いたり、少しでも日々のエネルギーや幸せになってもらいたいと思っています。今回は河瀨直美監督に直接お声がけ頂いたご縁もあり、当日はEXPGの皆さんと共にレッドカーペットを盛り上げたいと思います。皆様とお会いできるのを楽しみにしています!
 

■俵万智(インターナショナルコンペティション審査員)
第五回を迎える「なら国際映画祭」、その節目の年に審査員として参加できること、心から嬉しく光栄です。私は短歌を専門とする「言葉の国の人」なので、お引き受けするにあたっては若干の戸惑いもありました。けれど映画を観ることは大好きですし、河瀨直美監督のファンでもあります。一人の表現者として、まっさらな目で作品に向き合おうと考えました。今は心地よい緊張感とともに、どんな作品に出会えるだろうという大きなワクワク感に包まれています。また映画祭というのは、映画に出会うだけでなく、場を楽しむものでもあると思います。多くのみなさんとともに、古都奈良で生まれるであろう様々な素敵なコトを、しっかり目撃し味わいたいと思っています。
 

■永瀬正敏(学生映画部門 NARA−wave審査員)
未来へ続く「なら国際映画祭」にて
未来を担う新しい
才能達に出逢える事を、
今からとても楽しみにしています。

 

 

 

photographed by LESLIE KEE

■河瀨直美(なら国際映画祭エグゼクティブ・ディレクター)
2008年のプレイベントから数えると10年の月日が流れました。この10年で40本あまりの日本初公開作品を紹介することができ、奈良県を舞台にした映画は6本誕生し、本祭のボランティア総数は200名を越え、学生映画部門の監督をカンヌに送り届け、今年はベルリン国際映画祭とパートナーシップを結ぶことができました。千年続く映画祭を目指し、若手監督、審査員、ひいては映画祭運営メンバーの育成を掲げ、今年のテ-マを『RE:CREATION』とし、ユ-ス部門を2つ新設、世界遺産登録20年の節目に東大寺金鐘ホ-ルでの開催を実現します。映画祭を通して世界各国の表現者達が集い、地域の皆様との交流を通して日本人の故郷奈良を好きになっていただき、故郷を誇りに想う若者が増えることを願っています。

 


【レッドカーペットクラブ会員大募集!】

いますぐ、なら国際映画祭HPからお申し込みを!!
■入会特典
1)奈良市内で毎月開催する『移動型映画館 ならシネマテ-ク』にて会員証の提示で映画が見放題になります。

2)なら国際映画祭2018にて会員証の提示で映画が見放題になります(✳一部ご覧になれないプログラムもありますのでご注意下さい)

3)なら国際映画祭2018にて、9月20日(木)開催のレッドカーペット&オープニングセレモニーにご招待いたします。
★会員の方には、ゲストと同様にレッドカーペットを歩いていただきます。
ゲスト(予定):俵万智さん、永瀬正敏さん、加藤雅也さん、石橋静河さん、町田啓太さんほか多数
★オープニングセレモニーで上映の映画『二階堂家物語』もご覧になれます。

4)なら国際映画祭2018カタログを進呈いたします。

■年会費
10000円

■有効期限
2018年4月~2019年3月


【なら国際映画祭2018】

■会期:2018年9月20日(木)~24日(月・祝)
■会場:奈良県文化会館、ならまちセンター、奈良国立博物館、ホテルサンルート奈良
春日大社、東大寺・金鐘ホール他
■主催:NPO法人なら国際映画祭実行委員会
後援:奈良県、奈良市、奈良市教育委員会
■公式HP:http://nara-iff.jp/2018/