圧倒的に強烈なキャラクターとジャンルにとらわれない唯一無二の音楽性で、ダフト・パンク、ビョーク、ジェーン・バーキンなど、多くの有名アーティストから熱狂的支持を集める天才ピアニスト・作曲家・ミュージシャン、チリー・ゴンザレス。90年代後半以降、カナダからドイツへとわたり、挑発的で破天荒な生き様で注目を浴びた彼の軌跡、そして<狂気>とも呼ばれる言動とは裏腹に、奏でられるピアノの音色の繊細な美しさ…。その魅力のすべてに迫る傑作ドキュメンタリー映画『黙ってピアノを弾いてくれ』が、9月29日(土)より、渋谷・シネクイント他にて全国順次公開となります!

この度、本作をいち早くご覧になり、「チリー・ゴンザレスの魅力」にハマった各界の著名人の方々から、以下のような称賛する声が続々届いています。

彼の半生には手も足も出ない。黙ってこの映画を見てくれ。僕はチリー・ゴンザレスという人間が大好きです。
– 川谷絵音(ミュージシャン)

やりたいこととやるべきことの距離で悩んでる人はこの映画を観たらええで。
これしかない正しい答えがあるで。これは狂気の沙汰やないで。
此の世で正気を貫いたら普通こうなるんやで。
– 町田康(作家)

永く聴き続けてきたゴンザレスの音楽。心動かされるものには必ず答えの出ない矛盾との格闘があるのだな。映画を観て震え、涙が頬を伝うなんて久しぶりだ。
– 佐野史郎(俳優)

パフォーマンス・アート?アジテイション?好みの音楽でなくても見入ってしまう映画。
彼のチャレンジはユニークで、ラップの歌詞はめちゃ面白い!
– ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

アルバム『ソロ・ピアノ』で彼は原点に回帰した。ただ音楽に語らせ、黙ってピアノを弾くだけ。
– ファイスト(ミュージシャン/映画『黙ってピアノを弾いてくれ』予告編より)

私には師匠がいなかった。誰の背中も見ず道を切り開いたつもり。でも実はあなたが私の奇妙な師匠だったのかも。
– ピーチズ(ミュージシャン/映画『黙ってピアノを弾いてくれ』より)

彼は自分の音楽をやっている。独自のビジョンを愚直に追ってるんだ。空気を読んで自己規制なんかしない。
それより自分の内面を探り表現したいんだろう。形式にはこだわらない。ピアノでも室内楽でもラップでもいいんだ。アートはそういうものだよね。つまり創作の過程で自分を発見していく。本物のアーティストだ。
– ジャーヴィス・コッカー(ミュージシャン/映画『黙ってピアノを弾いてくれ』より

尚、本日9月7日は、チリー・ゴンザレスの名を不動のものにした傑作シリーズ「Solo Piano」の最終章となるアルバム「Solo Piano III」がリリース。アルバムに寄せて以下の著名人よりコメントが到着した!

安らぎも不安もピアノの音が知っていて、包み込まれて身を委ねていた。今いちばん求めていた音楽。
– ホリエアツシ(ミュージシャン)

親密、それでいて崇高。ゴンザレスのピアノが、聴く者の心持ちによって、明るく華やかに聴こえたりメランコリーを感じたりするのはおそらくそんなところからなのだろう。つまり鏡のような音楽なのである。
– 青野賢一(BEAMS RECORDSディレクター、文筆家)


監督:フィリップ・ジェディック 出演:チリー・ゴンザレス、ピーチズ、トーマ・バンガルテル(ダフト・パンク)、ファイスト、ジャーヴィス・コッカー、ウィーン放送交響楽団ほか 2018年 / ドイツ・イギリス合作 / 英語・フランス語・ドイツ語 / 85分 / DCP / カラー / 5.1ch / 原題:SHUT UP AND PLAY THE PIANO 日本語字幕:額賀深雪 / 提供:トランスフォーマー+パルコ / 配給・宣伝:トランスフォーマー / 後援:カナダ大使館