『泣き虫しょったんの奇跡』豊田利晃、監督生活20周年を記念した作品集が発売決定!
この度、将棋界に奇跡をもたらした異色の棋士・瀬川晶司五段の自伝的作品『泣き虫しょったんの奇跡』(講談社文庫刊)が、豊田利晃監督により映画化。松田龍平が『青い春』以来16年ぶりに豊田作品で単独主演を務めるほか、野田洋次郎、永山絢斗、染谷将太、妻夫木聡、松たか子、國村隼といった<主役級>の豪華キャストが集結!第42回モントリオール世界映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門への正式出品も決定している本作は、9月7日(金)全国ロードショーとなる。
幼い頃から将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司(松田)は、「26歳の誕生日を迎えるまでに四段昇段できないものは退会」というプロ棋士養成機関・奨励会の規定により、26歳にして人生の目標を失い社会の荒波に放り出されてしまう―。一度は夢破れたしょったんが、周囲の人々に支えられながら、史上初めて奨励会退会からのプロ編入という偉業を成し遂げた奇跡の実話を描く。
この度、本作のメガホンを取る豊田利晃の監督生活20周年を記念し、
これまでの全監督作品のスチール写真をまとめた作品集を発売することが決定した。
1998年、渋谷を舞台に一人の青年と裏社会にかかわる若者たちの理由のない不安や苛立ちを描いたデビュー作『ポルノスター』から、夢をあきらめなかった男が起こした将棋界の奇跡の実話を、自身も奨励会に席を置いていた監督が描いたということでも話題の最新作『泣き虫しょったんの奇跡』までの劇場公開全作品ほか、ライブ・シネマ作品の写真も含めた全13作品を収録。豊田作品ファンだけでなく、松田龍平、新井浩文、渋川清彦、瑛太ら個性あふれる俳優陣の表情や、各時代の新進気鋭の写真家が日本のあるシーンと撮影現場の空気を切り取った類いまれなる作品集としても楽しめる豪華保存版の一冊に仕上がった。
さらに出版記念として、映画『泣き虫しょったんの奇跡』公開日(9/7)から、東京・恵比寿にあるギャラリー・KATAでEXHIBITIONも決定。作品にまつわる展示や、本書の先行販売も行われる。また、福岡・天神にあるギャラリー・UNION SODA でのEXHIBITIONも決定している。
「スチールで作品を振り返るとき、映画撮影そのものを振り返ることができる。(中略)
写真家の目を通して切り取られたシーンと撮影現場の空気。そこには僕がまだ見たことのない新鮮な過去の驚きが詰まっている。」
——豊田利晃(前書きより抜粋)
ぜひ本作と共に、豊田利晃の映画監督生活20周年を記念した貴重なスチール集を、この機会にぜひ手に取って見て欲しい。
<書籍情報>
書名:『MOVIE STILLS FROM TOSHIAKI TOYODA FILMS 1998-2018』
収録作品:『ポルノスター』『アンチェイン』『青い春』『ナイン・ソウルズ』『空中庭園』『戦争と青春』『蘇りの血』『モンスターズクラブ』『I’M FLASH』『シンフォニー』『クローズEXPLODE』『怪獣の教え』『泣き虫しょったんの奇跡』
写真:大森克己、大沼茂一、菊池修、黒田光一、KOHEI ”KUROFIN” KUROKAWA、TAKAMURADAISUKE、名越啓介、松原研二、間部百合、三田正明
翻訳:江口研一
発売日:2018年10月1日 / 仕様:B5変型サイズ・416頁
定価:5,000円+税 / ISBN:978-4-907462-38-3 / 発行・販売元:ギャンビット ※EXHIBITION(東京)会場で先行発売
<EXHIBITION情報>
『MOVIE STILLS FROM TOSHIAKI TOYODA FILMS 1998-2018』EXHIBITION
【東京】
会期:2018年9月7日(金)〜15日(土)
12:00〜20:00 ※最終日19時まで
場所: KATA Gallery(東京・恵比寿)
東京都渋谷区東3-16-6 LIQUIDROOM 2F
http://kata-gallery.net
・会期中KATAにて本書を先行発売。
・会期中トークイベントなどのイベントの開催も予定
※詳細が決まり次第、後日発表とさせていただきます
【福岡】
会期:2018 年10月中旬(予定)
場所: UNION SODA (福岡・天神)
福岡市中央区大名 1-1-3-201
詳細 : https://www.instagram.com/unionsoda/
・会期中UNION SODAにて本書を発売。
・会期中トークイベントなどのイベントの開催も予定
※詳細が決まり次第、後日発表とさせていただきます
<プロフィール>
豊田利晃(とよだ としあき)
1969年3月10日、大阪府生まれ。阪本順治監督『王手』(1991)の脚本家として映画界に登場。その後、阪本順治監督『ビリケン』(1996)の脚本ほか、演劇舞台や劇画の原作などを手掛ける。1998年、『ポルノスター』で監督デビュー。ドキュメンタリー映画『アンチェイン』(2001)を監督・撮影。以降、『青い春』(2002)、『ナイン・ソウルズ』(2003)、『空中庭園』(2005)、『蘇りの血』(2009)、『モンスターズクラブ』(2012)、『I’M FLASH!』(2012)、『クローズEXPLODE』(2014)を監督。2015、2016年には舞台『怪獣の教え』の監督・脚本・演出を務める。2018年、『泣き虫しょったんの奇跡』公開。ドキュメンタリー映画『PLANETIST』が2019年に公開予定。
<お問い合わせ先>
発行・販売元:株式会社ギャンビット ギャンビット パブリッシング BJルーム
TEL:03-3547-6665/FAX:03-3524-3008