この度、第70回カンヌ国際映画祭にてルイユ・ドール(最優秀ドキュメンタリー賞)を受賞した作品『顔たち、ところどころ』を2018年9月15日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほか、全国順次公開する運びとなりました。

本作は、ヌーヴェルヴァーグの祖母とも呼ばれる女性映画監督の先駆け”アニエス・ヴァルダ”と 、世界中から注目を浴びる写真家・アーティスト”JR”による共同監督作。年の差54歳のふたりがフランス田舎町を北から南へと旅をし、人々と出会い、友情をはぐくむ、ロード・ムービースタイルのドキュメンタリー映画です。

9/15の公開を前に、この度ロングバージョンの予告編が完成致しました!

今回解禁する予告編ではふたりが旅先で出会った人々の顔に刻まれた人生を映す場面だけではなく、
アニエスの思い出の地に立ち寄り、人生を一歩一歩ふりかえる様子も映し出されます。なんと、彼女の旧友ジャン=リュック・ゴダールも登場!?

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映画『顔たち、ところどころ』作品情報
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映画監督アニエス・ヴァルダと、写真家でアーティストのJR。
年の差54歳の二人が、フランスの田舎街を旅しながら人々とふれあい育む、でこぼこで優しい友情。

「ヌーヴェルヴァーグの祖母」とも呼ばれる女性映画監督の先駆で、カンヌ、アカデミー両賞で名誉賞を受賞しているアニエス・ヴァルダ。そして、大都市から紛争地帯、様々な場所で、そこに住む人々の大きなポートレートを貼り出すアートプロジェクトで知られるアーティストJR(ジェイアール)。
『顔たち、ところどころ 』は、そんなふたりがフランスの田舎街を旅しながら、人々とふれあい、作品を一緒に作り残していくロード・ムービースタイルのハートウォーミングなドキュメンタリー。
サングラスを決して取ろうとしないJRにやきもきし、ゴダールが『はなればなれに』で作ったルーブル美術館の最短見学記録を塗り替えたり、時に歌い、笑いながら、でこぼこな二人旅は続く。炭鉱労働者の村に一人で住む女性、ヤギの角を切らずに飼育することを信条とする養牧者、港湾労働者の妻たち、廃墟の村でピクニック、思い出の海岸…フランスの田舎街をめぐり出会ったのは、美しい風景と、たくさんの顔、顔、顔。「JRは願いを叶えてくれた。人と出会い顔を撮ることだ。これなら皆を忘れない」とつぶやくアニエスはつぶやく。願いを叶えてくれたお礼にと、彼女はJRにあるプレゼントをしようとするが…。

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第90回 アカデミー賞 ドキュメンタリー部門 ノミネート
第70回 カンヌ国際映画祭 ルイユ・ドール(最優秀ドキュメンタリー賞)受賞
第42回 トロント国際映画祭 観客賞ドキュメンタリー部門受賞

間違いなく今世紀最高のノンフィクション映画の一本。
――CriterionCast

不完全かつ、かけがえのない記憶の地図だ。
――LA Times

完璧。ヒューマニズムの奇跡!
――Rolling Stone

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映画『顔たち、ところどころ』
監督・脚本・ナレーション:アニエス・ヴァルダ、JR
出演:アニエス・ヴァルダ、JR
音楽:マチュー・シェディッド(-M-)
字幕翻訳: 寺尾次郎
配給・宣伝:アップリンク
(2017年/フランス/89分/1:1.85/5.1ch/DCP)

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【予告編】

【タイトル】
顔たち、ところどころ

【公開表記】
2018年9月15日(土)、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほか全国順次公開

【コピーライト】
© Agnès Varda – JR – Ciné-Tamaris – Social Animals 2016.

公式サイト:http://www.uplink.co.jp/kaotachi/
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