日本の美しい風景を走る鉄道とともに、迷いながらも成長していく人々の姿を清々しく描き、多くの世代から愛される人気シリーズとなった映画『RAILWAYS』。
この度、シリーズ最新作となる『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』が有村架純と國村隼のW主演にて、11月30日(金)に公開します。若くして夫を亡くし、夫の連れ子を抱え夫の故郷・鹿児島で一念発起して「運転士」を目指す主人公・晶役に有村架純。晶の義父で、最初は頑なだったが、晶の明るさと孫の駿也とふれあうことで徐々に心を通わせていく節夫役に國村隼が出演します。

 この度、本作の主題歌に斉藤和義による書き下ろしの楽曲「カラー」が決定しました!
 主題歌を歌うのは、今年デビュー25周年を迎える斉藤和義。前作から2年半ぶりの今年3月に発売した19枚目のオリジナルアルバム「Toys Blood Music」は週間アルバムセールスチャートで1位を獲得し、7月25日にはデビュー25周年記念のベストアルバム「歌うたい25 SINGLES BEST 2008~2017」を発売したばかり。
 主題歌「カラー」は斉藤が鹿児島での本作撮影現場を訪れ、実際に主人公・晶(有村架純)や節夫(國村隼)が劇中で運転する肥薩おれんじ鉄道に乗車する等して、イメージを膨らませ書き下ろしたもの。完成した曲は、列車が線路を走っていく情景が浮かぶようなイントロから始まり、歌詞全体もさることながら特に印象的なサビの「走り出す 風になる空高く 舞い上がれ」という部分で、本作のテーマでもある”再出発“を強く感じる、前向きな気持ちになれる曲になっています。この「カラー」によって、鉄道を舞台に、愛する人を失った家族の“再出発”を描く物語がより一層きれいに彩られます。
 そして、斉藤和義からのコメント、有村架純・國村隼・𠮷田康弘監督からのコメントも到着しました。

▼斉藤和義コメント

お話を頂いて、おれんじ鉄道に乗ってみたくて鹿児島へ行ってきました。
現地で𠮷田監督にもお会いできて、映画への熱い思いや、
晶の裏設定など貴重な話を聞かせて頂きました。
撮影された家、神社や学校。
小さな駅や、雄大な海の横を走るたった1両の気動車。

自分なりにこの家族の幸せな未来をイメージして書きました。

●斉藤和義 プロフィール
1966年生まれ、栃木県出身。1993年8月25日に、シングル「僕の見たビートルズはTVの中」でデビュー。翌年にリリースされた「歩いて帰ろう」で一気に注目を集める。代表曲である「歌うたいのバラッド」、「ウエディング・ソング」、「ずっと好きだった」、「やさしくなりたい」は様々なアーティストやファンに愛される楽曲となっている。自他共に認めるライブアーティストであり、弾き語りからバンドスタイルまで表現の幅は広い。また、自らの音楽活動に加え、様々なアーティストへの楽曲提供、プロデュース等も積極的に行う。2011年には稀代のドラマー、中村達也とのロックバンド、MANNISH BOYSの活動もスタート。これまでに3枚のオリジナルアルバムを発表している。2018年、デビュー25周年イヤーに19枚目のオリジナルアルバム「Toys Blood Music」のリリースと全国41都市47公演のワンマンライブツアーを開催。さらに、25周年記念ベスト盤「歌うたい25 SINGLES BEST 2008〜2017」をリリースし、そのアニバーサリーツアーを全国で開催する。

<有村架純 コメント>
ローカル線の駅や、周りの風景が、鮮明に浮かび上がってきます。
これからどこへ連れて行ってくれるんだろう。家に帰ると、どんな顔をして家族が待っていてくれるんだろう。そんな、楽しいとは少し違う、優しい期待や、優しい希望が生まれる歌だと思いました。色んな人の色んな感情を乗せて動いている鉄道に、まさにピッタリの曲です。

<國村隼 コメント>
この曲を聴いたとき…
モノトーンの画面に美しい海岸線を走るおれんじ鉄道の気動車が見えて来て、
やがてそれが車窓の景色に変わり…雲に覆われていた空が割れて陽の光が溢れ出て来る。
それから一つ一つの色が輝き出し眩しい光の中を気動車は走り去って行く…。
そんな情景がフワッと浮かんで、なんだか気持ちが暖かくなる曲でした。

<𠮷田康弘監督 コメント>
ロケ地である鹿児島で、登場人物と同じ目線に立ち、線路の写真や猫の写真を撮りながら、イメージを膨らませて頂いた斉藤さん。一両だけでゆったり走る肥薩おれんじ鉄道にも乗って頂き共有して下さった想いは、しっかりと主題歌に反映されていて、とても感動しました。映画のラストを力強く、そして温かく包み込んでくださる名曲です。
何より、斉藤さんらしい楽曲に仕上がったところが、学生時代からの一ファンとして、とても嬉しいのです。

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映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』

わたしたちにしか描けない、 家族のカタチ。

晶(有村架純)は、夫・修平(青木崇高)とその連れ子・駿也(歸山竜成)と東京で幸せに暮らしていたが、修平の突然の死で生活は一変。残された駿也と共に夫の故郷・鹿児島へ向かい、まだ会ったことのない義父の節夫(國村隼)を訪ねる。節夫は、運転士の仕事一筋で家族を顧みずに生きてきたが、突然やってきた晶たちを戸惑いつつも受け入れ、母としてまっすぐに生きようとする晶の姿に次第に心を動かされていく。そして晶は、亡き修平の子供の頃の夢でもあり、電車好きな駿也のため、鉄道の運転士を目指すことに。温かい人々との出会いや絆が、晶・節夫・駿也の3人を“かぞくいろ”に染めていく―。

有村架純  國村 隼
桜庭ななみ 歸山⻯成/木下ほうか 筒井真理子/板尾創路 ⻘木崇高

エグゼクティブ・プロデューサー:阿部秀司 監督・脚本:𠮷田康弘 音楽:富貴晴美 プロデューサー:石田和義/秋吉朝子/櫛山 慶/石田聡子 ライン・プロデューサー:渡辺栄二 撮影:柴崎幸三 照明:上田なりゆき 美術:古積弘二 装飾:小林宙央 録音:白取 貢 編集:村上雅樹 サウンドエフェクト:北田雅也 特機:奥田 悟 衣裳:岡田敦之/牧 亜矢美 ヘア・メイク:宮内三千代 スクリプター:赤澤 環 助監督:甲斐聖太郎 制作担当:間口 彰 特別協賛:出水酒造 協賛:鹿児島県阿久根市/映画「かぞくいろ」制作を応援する会 撮影協力:肥薩おれんじ鉄道/九州旅客鉄道 製作:「かぞくいろ」製作委員会 企画:阿部秀司事務所/ROBOT 制作プロダクション:ROBOT 配給:松竹

©2018「かぞくいろ」製作委員会

■公式HP:http://www.railwaysmovie.jp/

※参考情報(シリーズ過去作品)

「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(2010年)
ロケ地:島根県   
鉄道:一畑電車株式会社  
出演:中井貴一、高島礼子 他

「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」(2011年)

ロケ地:富山県   
鉄道:富山地方鉄道株式会社  
出演:三浦友和、余貴美子 他

11月30日(金)より、全国ロードショー