美大出身で、高校の美術教師を10年務めた直木賞受賞作家「黒川博行」がその豊富な知識をベースに作った古美術ミステリーの世界を映像化。関西を舞台に繰り広げられる、古美術でひと儲けをたくらむ男たちによる容赦のない騙し合いバトル!主人公の骨董ディーラーに扮するのは、個性派俳優としても評価の高い駿河太郎。映画・ドラマ・舞台と多岐にわたり活躍が続く期待の若手女優、小芝風花がキュートな相棒を好演し、コミカルな掛け合いで最高のコンビネーションを見せる。
時価総額1億円以上の美術品を集めて撮影をしており、登場する美術品も見どころのひとつ。普段知ることのできない「贋作作り」の裏側をリアルに見せつつ、どんでん返しのラストは気分爽快! 果たして「茶釜」にタヌキの足は生えるのか?
 10月13日(土)京都府先行公開、10月20日(土)全国ロードショーです!


<ストーリー>
 骨董ディーラーを生業とする佐保(駿河太郎)は、相棒の涼香(小芝風花)と共に、とある山あいにある蔵屋敷を訪れる。家主の留守中、老婆が一人でいたところを大阪民具研究会なる初出し屋に狙われ、亡き亭主が大事にしていた茶釜をだまし取られてしまったという。その茶釜は芦屋釜といい、元禄享保のころからの天下の名物で、本物なら価値は500万円を下らない!
 何も知らない老婆をだまし討ちにした、初出し屋のやりくちに激怒した佐保と涼香は、上司の菊池(赤井英和)も交えて茶釜の奪還を計画。しかし茶釜はすでに売り捌かれ、思いもかけず奪還不可能な状況に…。そこで、贋作の掛け軸を初出し屋に真筆として売りつけ、茶釜の価値以上の金額をだまし取ることを思いつく。果たして、騙しだまされの化かしあいに、佐保は勝てるのか?!

■監督 大畑拓也
(朝日放送「部長刑事」・フジテレビ「世にも奇妙な物語」などの助監督を経て、2007年毎日放送「天使の悪戯」、2008年朝日放送「幻影」でドラマ監督デビュー。
以降、関西テレビのスペシャルドラマや読売テレビ製作の沖縄国際映画祭など数々の作品で監督・プロデュースを担当。「文福茶釜」で映画監督デビュー。 )
■脚本 佐野誠
■プロデューサー 肥後篤人(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、近藤真広 (朝日放送グループホールディングス株式会社 )、岸岡孝治(朝日放送グループホールディングス株式会社 )
■アートプロデューサー おかけんた
■原作      黒川博行『文福茶釜』(文春文庫刊) 好評発売中!
■企画協力    文藝春秋
■制作 朝日放送グループホールディングス株式会社
■製作 吉本興業
■配給 KATSU-do
■公式HP http://www.katsu-do.com
■主要キャスト 駿河太郎、小芝風花、赤井英和
       若井みどり、村上ショージ、内場勝則、オール巨人、月亭八方、星田英利、 
       しずちゃん(南海キャンディーズ)、おかけんた、高井俊彦
■作品提供   岩部彰(ミサイルマン)、鰻和弘(銀シャリ)、オール巨人、川島明(麒麟)、キシモトマイ、けんじる、
たいぞう、西野亮廣、ネゴシックス、村上ショージ、山崎静代、横山きよし、リリー(見取り図)
■題字     いっすねー!山脇(小学四年で書道7段取得、高校の頃作品がフランスの美術館展示。)
■映画情報 2018/日本/カラー/87分

<作品概要>
タイトル:文福茶釜
公開表記:2018年10月20日(土)より新宿バトル9、梅田ブルク7ほか全国順次公開
(その他公開館は公式HPにて随時更新いたします。)
コピーライト:©2018吉本興業
公式HP:http://www.katsu-do.com