TBSテレビが初めて製作したドキュメンタリー映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」は、2017年8月12日に沖縄・桜坂劇場で公開が始まった後、全国80近くの劇場で上映。現在でも全国各地で自主上映会が行われ、観客動員は7万人を超え、興行収入も8千万円を超えるなどドキュメンタリーとしては異例の大ヒットをしています。このドキュメンタリー映画の続編(「カメジロー2(仮)」)の製作が決定いたしました!!
続編製作決定につきましては、1年間の異例のロングラン上映が続いている沖縄の「桜坂劇場」にて2018年8月12日に行われる「1年間の上映御礼イベント」にて佐古監督自らが発表いたします。

第二次大戦後、米軍統治下の沖縄で唯一人「弾圧」を恐れず米軍にNOと叫んだ日本人政治家、沖縄のヒーロー、瀬長亀次郎を描いたドキュメンタリー映画の前作は、TBSテレビの佐古忠彦の初監督作品で、テーマ音楽は坂本龍一のオリジナル、語りは山根基世、故・大杉漣。2017年8月12日の公開後は、沖縄、東京、大阪、神戸、名古屋など多くの劇場で、長蛇の列ができ満席立ち見が相次ぎました。そして、日本映画ペンクラブが選ぶ文化映画部門第1位、日本映画復興賞、日本映画批評家大賞・ドキュメンタリー賞、世界最大級といわれるアメリカの映像祭・アメリカ国際フィルム・ビデオフェスティバルで銅賞にあたる賞など数々の賞を受賞しています。

そうした中で、多くの観客から相次いだのは、亀次郎が不屈の精神を宿すに至った背景や妻、娘ら家族との時間に見える夫、父親の顔をもっと知りたい、という声でした。続編では、前作に盛りこめなかった素顔のカメジローをさらに浮き彫りにすることで、「米軍が最も恐れた男」の実像に迫っていきます。
200冊に及ぶ日記から新たに発掘したカメジローのことばを軸に、なおも続いた米軍との闘いとともに、家族との物語も描きます。その歩みは、ひとりの政治家として、家庭人として、そして、何よりも一人の人間としての生き方が、大きな力となって観る者に迫ってきます。
2019年、『カメジロー2(仮)』が日本中に新たな感動を呼びます!

作品概要
【タイトル】カメジロー2(仮)   【公開日】 2019年 
【公開劇場】沖縄・桜坂劇場 東京・ユーロスペース ほか全国順次公開
【監督】  佐古忠彦(TBS報道局) 【配給】  彩プロ  【製作】  TBSテレビ
参考:「が最も恐れた男 その名は、カメジロー」公式HP http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/