ゾンビ、サメ、恐竜・・・人を襲う敵は数あれど、まさかのトマトが人を襲う衝撃のホラーにして“不朽の駄作”と誉れ高い伝説的カルトムービー、『アタック・オブ・ザ・キラートマト』および続編の『リターン・オブ・ザ・キラートマト』のBlu-ray&DVDがトマトの日である10月10日に発売となることが決定いたしました(レンタルは10月24日より開始)。

現在新宿シネマカリテで開催中の「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション 2018」 (略して「カリコレ 2018」)での上映が決定するや大きな注目を浴び、上映回はまさかの満席に。さらには追加上映も決定した『アタック・オブ・ザ・キラートマト』。1978年の本国公開当時はB級をはるかに通り越して“Z級”とまで揶揄された本作だが、後世に与えた影響はバカにできないほど大きい。あのティム・バートン監督の傑作SFコメディ『マーズ・アタック!』(98)におけるラストの火星人撃退の元ネタとなり、また『キラーコンドーム』(96)、『アタック・オブ・ザ・ジャイアントウーマン』(96)、『アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ケーキ』(99) など多くのフォロワー作品を生んだことでも明らか。9万ドルで制作しながら、2000万ドルの興収を上げた本作は3作もの続編が制作され、まさかのアニメ化そしてゲーム化もされた、熱狂的な支持を集めるカルトSFホラーコメディだ。そして、続編となる『リターン・オブ・ザ・キラートマト』は、殺人トマトと人類の壮絶な死闘が展開された前作から25年後、“禁トマト法”が制定され平穏な日々が続く中、殺人トマトの生みの親である狂った博士が今度は音楽の力で人間に変身する殺人トマトの改良版を開発し、トマト軍団を率いてふたたび人類を恐怖に陥れる・・・。なんと、いまや押しも押されぬトップスターであるジョージ・クルーニーが主役級の大活躍をみせているのも見どころ。
そんな2作がこの度初めてHD化、まさかの国内初のBlu-ray発売となる。『アタック・オブ~』はDVD再発売、『リターン・オブ~』にいたってはDVDも初。『アタック・オブ~』にはジョン・デ・ベロ監督やキャストのインタビュー映像のほか、オリジナル短編、オリジナル予告編、本編で重要な役割を果たす音楽シーンのフィーチャレット、カットシーン、フォトギャラリー、さらには本作の発想のもととなった『Gone with the Babusuland』など本作の魅力を余すことなく楽しめる合計約80分におよぶ映像特典を収録。なお、『リターン・オブ~』には主演のアンソニー・スタークのインタビューが収録される。

〇『アタック・オブ・ザ・キラートマト』 発売・販売:キングレコード
BD|KIXF- 573 |\4,800+税|本編約83分+映像特典|片面2層
英語 DTX-HD Master Audio(2.0ch)|日本語字幕|カラー|1080p.High-Def(スコープサイズ)
DVD|KIBF-1595|\3,800+税|本編約83分+映像特典|片面2層
英語(ドルビーデジタル(2.0ch)|日本語字幕|カラー|16:9LB(ビスタ)
特典|削除シーン×3種、映像集×7種、キラートマト・オリジナル8mm短編、
キラートマトに影響を与えた短編「GONE WITH THE BABUSULAND」、オリジナル予告編、フォトギャラリー、ラジオスポット
ストーリー|アメリカ政府が極秘開発した巨大トマトが突然変異で大暴走、軍は対トマト兵器の人間ロボットを投入するも敗れ、トマト対人類の壮絶な市街戦へと突入する。
監督:ジョン・デ・ベロ 出演:デヴィッド・ミラー/ジョージ・ウィルソン/シャロン・テイラー


〇『リターン・オブ・ザ・キラートマト』
BD|KIXF- 574 |\4,800+税|本編約98分|片面1層
英語 DTX-HD Master Audio(5.1ch)|日本語字幕|カラー|1080p High-Def(スコープサイズ)
DVD|KIBF-1596|\3,800+税|本編約98分+映像特典|片面2層
英語(ドルビーデジタル/2.0ch)|日本語字幕|カラー|16:9LB(ビスタ)
ストーリー|前の事件から25年、トマトの惨劇を繰り返さぬよう政府は“禁トマト法”を制定。トマトは一般には流通しないものとなっていた。しかし殺人トマトの生みの親である狂人博士はひそかに実験室で黙々とトマト人間を製造していた…。
監督:ジョン・デ・ベロ 出演:アンソニー・スターク/ジョージ・クルーニー/カレン・ミスタル