この度、『ヒトラーと戦った22日間』(配給:ファインフィルムズ、9月8日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか公開)の<予告編>が解禁になりました。

◆『ヒトラーと戦った22日間』は、【実話】を基に、アウシュヴィッツと並ぶソビボル絶滅収容所で起こった最大の脱出劇を描く。
今回解禁された<予告編>では、1943年9月23日にソビボル絶滅収容所にやってきたアレクサンドル・ペチェルスキーをリーダーとして、22日間で収容者全員での脱出を試みるという前代未聞の反乱が映し出されている。「ソビボルへようこそ」というアナウンスが流れ、軽快な歓迎の音楽が流れる中、国籍、言語も様々な人々が列車を降りてゆく。鍵十字はためく空の下、この先に待ち受ける運命を変えるべく、屈辱の日々を経てついに彼らは決断する。カリスマ性溢れる脱出の主導者サーシャことペチェルスキーを中心に、冷酷な親衛隊曹長フレンツェル率いるナチス親衛隊を殺害する計画を立てる。前代未聞にして絶滅収容所史上最大の反乱の行方は、果たして―。

◆アレクサンドル・ペチェルスキーの実際の写真も解禁となった。ソ連の軍人、通称サーシャことアレクサンドル・ペチェルスキーは、34才でミンスクの収容所からソビボル絶滅収容所に移送される。9月23日にソビボルに到着し、22日後の10月14日に大規模な反乱を実行。従軍経験を買われ、反乱のリーダーとして指揮を執った。本作を監督、そして主演としてアレクサンドル・ペチェルスキー役を務めたコンスタンチン・ハベンスキーは、「悲しいことに、ナチズムと大虐殺の話題は常に今日的な意味を持つと思います。異なる言語、信念、肌の色のために人々が互いを憎み殺しあう。ナチズムは最低レベルの悪です。そして起こったのが純然たる悪への反乱で、それを担った1人がアレクサンドル・ペチェルスキーなのです」と彼の考えを語っている。

◆監督・主演は、<世紀のアイコン>と言われるロシアの国民的俳優コンスタンチン・ハベンスキー。彼の監督デビュー作でもある。
ナチスの親衛隊曹長フレンツェルには『ハイランダー』シリーズ、『ゴーストライダー2』のクリストファー・ランバート。その存在感と冷酷なまなざしで収容者に恐れられる将校を演じる。ほか『ゆれる人魚』のミハリーナ・オリシャンスカ、『バタリオン ロシア婦人決死隊VSドイツ軍』のマリヤ・コジェフニコワや、ロシアで誰もが知る俳優ダイニュス・カズラウスカスなど、人気俳優陣が集結した。ソビボルで起こった反乱から75年を記念して、2018年5月にロシアで公開されると大ヒットを記録した。

【ストーリー】アウシュヴィッツと並ぶ絶滅収容所ソビボル。死が待つとは知らず、多くのユダヤ人が国籍や貧富の差関係なく列車で送り込まれ、ガス室で大量殺戮されていった。残った者には虐待と屈辱の日々が続く。そんな中、秘かに脱出を企てるグループがあった。しかし彼らには強力なリーダーがいない。そこに1943年9月、ソ連の軍人でサーシャことアレクサンドル・ペチェルスキーが収容者として移されてくると、彼と仲間は、緻密な計画のもと前代未聞の反乱を計画する。それは収容者“全員の脱出”だった。これまで歴史に隠されてきた“絶滅収容所で起こった最大の反乱”は、一体どのように成し遂げられたのか。

監督:コンスタンチン・ハベンスキー     出演:コンスタンチン・ハベンスキー、クリストファー・ランバート、ミハリーナ・オリシャンスカ
2018/ロシア、ドイツ、リトアニア、ポーランド/カラー/ロシア語、ドイツ語、イディッシュ語他/118分
原題:Собибор  英題:Sobibor  字幕監修:髙尾千津子   映倫:PG12
後援:ロシア文化フェスティバル組織委員会、駐日ロシア連邦大使館、ロシア連邦交流庁(Rossotrudnichestvo)
配給:ファインフィルムズ       (С) Cinema Production         HP:www.finefilms.co.jp/sobibor