東京都では、東京2020オリンピック・パラリンピック大会への気運醸成と都民・国民の健康増進を目的として、誰もが知っているラジオ体操を活用した「みんなでラジオ体操プロジェクト」を実施いたします。今年度も大会開催期間にあたる7月24日(火)から9月6日(木)までを重点期間と位置づけ、キックオフイベントを7月24日(火)に都庁にて実施。イベントでは「未来(あした)への道 1000km 縦断リレー2018」のグランドスタート式(青森会場)との中継をむすび、ラジオ体操を実施するほか、今年度本プロジェクトと広報連携する映画「体操しようよ」の菊地監督とラジオ体操のPR が行われ、タイアップグッズ(ポスター、ラジオ体操カード)がお披露目された。
東京都の「ラジオ体操特設webページ」→https://www.radio-taiso-project.jp/

●発言内容

小池百合子都知事「「体操しようよ」は草刈正雄さんとラジオ体操が面白い組み合わせですね。ラジオ体操は、あの音楽を聞くだけでみんなそろって体操できる。すごいことです。毎日、毎朝、365日続けている人がたくさんいる。汗をかいて、地域の絆を深める。都庁でも、14:55のテレビ番組にあわせて、ラジオ体操しています。そのため14:58くらいに毎日都庁が揺れています(笑)。

菊地健雄監督「定年退職した男がラジオ体操を通して、娘や地域との関係を見つめなおす作品です。男前の草刈正雄さんがジャージでラジオ体操する姿はコミカルで、面白い作品になりました。草刈さん演じる道太郎が、最初はぎこちなく、次第にうまくなって、ラジオ体操会のメンバーとも仲良くなっていきます。ラジオ体操は、誰もが覚えていて、簡単で、全国各地で行われている。体操会を通じて地域とのつながりができていくことも魅力です。僕の両親、義父もラジオ体操をやっています。毎朝、汗をかいて、ちょっと話して、別れる。あまり深くない関係も、内気な両親にぴったりです。日々の活力になっているようです」

映画「体操しようよ」概要
2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」で豪快でお茶目な戦国武将、真田昌幸役でお茶の間を沸かせ、“昌幸ロス”なる現象が起きたほど話題を集めた草刈正雄。あれから2年。待望の最新主演作「体操しようよ」がいよいよ公開される。38年間無遅刻無欠勤で勤め上げた60歳のシングルファーザー 佐野道太郎。妻に先立たれ18年、娘と二人三脚で円満な家庭を営んできたつもりだったが、定年退職した日、娘から手紙が。ドキドキしつつ読むと、なんとまさかの“親離れ”宣言⁉ ラジオ体操会を通じて地域デビュー、「はじめての家事」と奮闘する。果たして父は愛する娘の思いに応えられるのか・・・。。
思わず応援したくなってしまう天真爛漫なスター・草刈正雄の魅力を引き出したのは注目の新鋭・菊地健雄監督(『ハローグッバイ』『望郷』)。

定年退職したシングルファーザー道太郎が、ラジオ体操を通じて仲間作りに奮闘し、はじめての家事にも挑戦するハートフルドラマは、笑って、泣いて、勇気と元気をもらえる幸せ感動作だ。


【ストーリー】
38年間無遅刻無欠勤、真面目だけが取り柄の会社員・佐野道太郎(草刈正雄)。18年前に妻を亡くし、しっかり者の娘・弓子(木村文乃)と2人暮らし。定年退職後「これからは自由に生きるぞ!」と意気込むものの、実際には何をしていいのか途方にくれ、しかも一人娘の弓子から「佐野家の新しい主夫は、お父さんです!」と宣言され家事担当に。ある日地元のラジオ体操会に参加したことで人生の風向きがかわっていく。体操会のマドンナのぞみ(和久井映見)に胸ときめかせ、彼女からの紹介でラジオ体操会会長の神田(きたろう)が営む便利屋の仕事を得て、年下の同僚で天文マニアの馬場薫(渡辺大知)と、地域の人々の様々な依頼を不器用ながらも取り組むことに。
何事にも一生懸命だけど不器用な道太郎が、周囲から叱咤激励されながら人生を謳歌していく。

監督:菊地健雄 脚本:和田清人、春藤忠温
出演:草刈正雄 木村文乃 きたろう 渡辺大知(黒猫チェルシー)/和久井映見
製作 「体操しようよ」製作委員会(ポリゴンマジック パレード 東急レクリエーション 朝日新聞社 ハピネット 博報堂DYミュージック&ピクチャーズ アサツー ディ・ケイ イオンエンターテイメント)
企画:パレード 製作プロダクション:ポリゴンマジック 配給:東急レクリエーション
助成:文化庁文化芸術振興費補助金  撮影支援:千葉県
(c)2018「体操しようよ」製作委員会
公式サイト:taiso-movie.com

ラジオ体操制定90周年