世界中の人々を虜にした伝説のフラメンコダンサー、ラ・チャナの波乱の人生を描くドキュメンタリー映画『ラ・チャナ』が、2018年7月21日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか全国順次公開いたします。

公開を記念し、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷にて情熱のフラメンコショーやトークイベントの開催が決定いたしました。

イベントページ:http://www.uplink.co.jp/news/2018/51735

情熱のフラメンコショー
日本フラメンコ界において実力トップのカンタオーラ今枝友加さんをはじめ、パルマの三枝 雄輔さん、ギタリストの長谷川暖さんによる情熱のライブショー開催!

【ライブ】今枝友加(カンテ)、三枝 雄輔(パルマ)、長谷川暖(ギター)
【日時】 7月21日(土)午前の回上映終了後 ※時間決まり次第お知らせいたします
【会場】ヒューマントラストシネマ有楽町(東京都千代田区有楽町2丁目7−1 有楽町イトシア・イトシアプラザ)

<ゲストプロフィール>

今枝友加(いまえだ・ゆか)/カンテ
多摩美術大学でフラメンコに出会い、大学時代はバイレを山室弘美に師事、カンテはマノロ・カラコール、フェルナンダ・デ・ウトレーラ、そしてヘレスのアルティスタ達の録音を中心に独学。スペインへの渡西を繰り返すようになってからは多くのスペイン人アルティスタにカンテ、バイレを学ぶ。03年日本フラメンコ協会新人公演「カンテ部門」、翌年「バイレソロ部門」で2年連続奨励賞受賞。’12年フラメンコの聖地ヘレスへ家族と移住。14に帰国しソロアルバム「Vamos」を発売、翌年CD発売記念公演を開催。’18には第125回フェスティバル・デ・ヘレス公式プログラム「FLAMENCONAUTAS」に歌い手として招聘されるなど、国内外に活動の幅を広げている。現在東京、名古屋でクラスを開催し後進の指導の傍ら、国内外各地のライブ、公演にも多数出演。

三枝 雄輔(さえぐさ・ゆうすけ)/パルマ
1980年4月12日東京生まれ。12歳からスペイン・バレンシアに住む。
21歳の時、ベニート・ガルシアの踊りに感動しフラメンコをはじめる。セビージャにて、ファルキートに感激し、トロンボに真髄を教わる。
バイラオール(踊り手)としてだけではなく、リズムを手拍子で作り出すパルメーロとしても活躍中。日本人離れした感性で国内外の様々なアーティストから高い評価を得ている。

長谷川暖(はせがわ・だん)/ギター
7歳の時フラメンコギターに出会う。15歳で六本木のタブラオでデビューし18歳の時に3年間スペイン留学する。カルロス・エレディア、ミゲルアンへル・コルテス他数多くのアーティストに師事し本場のテクニックを得る。日本全国のタブラオ、公演、TVにも出演、Rockamencoというバンドの一員でもあり、教則DVD「大人の楽器生活、フラメンコギターの嗜み」をリリースしている。
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映画『ラ・チャナ』×カニサレス来日記念イベント
「フラメンコの伝統と革新」
フラメンコの伝統を受け継ぎながらも、革新的なステップで世界を虜にした伝説のフラメンコダンサー、ラ・チャナ。そして、今年9月に来日公演を行う、フラメンコの新たな可能性を追求する現代フラメンコ・ギターの最高峰カニサレス、それぞれのフラメンコを探求し続けるふたりを中心にしたトリヴィアをいろいろ語って貰います!

【ゲスト】鈴木大介(ギタリスト)、坂倉まきこ(フラメンコ・ジャーナリスト)
【日時】 7月23日(月)夜の回上映終了後 ※時間決まり次第お知らせいたします
【会場】アップリンク渋谷(東京都渋谷区宇田川町37−18 トツネビル)

<ゲストプロフィール>

鈴木大介(すずき・だいすけ)/ギタリスト
作曲家の武満徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。
マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞。
斬新なレパートリーと新鮮な解釈によるアルバム制作はいずれも高い評価を受け、2005年度芸術祭優秀賞(レコード部門)を受賞。ピアソラ没後20年となる2012年に、世界でも例を見ない多重録音による「タンゴ組曲」を収録した「アディオス・ノニーノ~アストル・ピアソラ作品集」をリリース。最新CDは、ベルウッドレコードより「森に夢見る~大聖堂~バリオス練習曲集」を2017年7月12日にリリース。
第10回出光音楽賞、平成17年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
洗足学園音楽大学客員教授。横浜生まれ。

坂倉まきこ(さかくら・まきこ)/フラメンコ・ジャーナリスト
1994年から10年間ラテンアメリカで過ごす。そこでフラメンコと出会い、本場スペインに通い始める。数多くのアーティストの舞踊クラスに参加する一方、カンテ、ギター公演も見逃すことなく各地で鑑賞。日本へ帰国後、スペインでの経験を活かし、コーディネーターとしてスペイン人アーティスト招聘企画やフラメンコ通訳、翻訳、執筆などに携わる。現在も日本〜スペインの往復を続けながら、フラメンコの広報活動に従事。主な仕事にアルカンヘル来日公演の企画制作、NHK「黒木メイサ スペイン フラメンコ 魂の踊りと出会う旅」コ―ディネイタ―、DVD「アントニオ・ガデスその人生と舞踊の倫理」字幕作成等。スペインのフラメンコ誌Guia FLAMA 日本担当(www.guiaflama.com)、2012年ビエナル・デ・セビージャ:ヒラルディージョ賞審査員。