主演:黒木華×野村周平×監督:三島有紀子によって完全映画化、シリーズ累計640万部突破!日本中から愛される文芸ミステリー、 『ビブリア古書堂の事件手帖』11月1日(木)公開
鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂。その店主である篠川栞子(しのかわ しおりこ)が古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく三上延・著「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズは、日本中の文芸ファンとミステリー愛好家から熱い支持を受け、「本の雑誌」40年間のベスト40【第1位】(2015年「本の雑誌」40周年企画)、年間ベストセラー文庫総合【第1位】(2012年トーハン調べ)など数々の賞を受賞、シリーズ累計640万部を突破する国民的大ベストセラーとなりました。その日本中から愛される文芸ミステリーが、最高のスタッフ、豪華実力派キャストのもと遂に実写映画化されます!
極度の人見知りだが、驚くべき本の知識と優れた洞察力で古書にまつわる謎を解き明かす、若く美しいビブリア古書堂店主・篠川栞子を魅力たっぷりに演じるのは、高い演技力で日本映画界を牽引する黒木華。そしてひょんなことからビブリア古書堂で働き始め、栞子に密かに思いを寄せる、不器用ながらも誠実で不器用な青年・五浦大輔(ごうら だいすけ)を、大ヒット作への出演が続く野村周平が演じます。監督は、『しあわせのパン』(12)や『繕い裁つ人』(15)などのヒット作を手掛け、『幼な子われらに生まれ』(17)が第41回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞ほか数々の映画賞を受賞した三島有紀子。厳しさと優しさを込めた眼差しで人物像を深く描くことに定評のある三島監督が、一冊の古書から始まるミステリー溢れるストーリー展開と共に、栞子と大輔の純朴で愛らしい関係性と変化を緻密にそして繊細に描きます。
ティザーポスターには、ビブリア古書堂店内、数えきれないほどの重厚な古書の中で天窓から差し込む柔らかい光に照らされ、一冊の本を涼やかな瞳で見つめる栞子(黒木華)。そして後ろから、何冊もの古書を重ね持ち店員として働く大輔が、本を読む栞子を優しく包み込むように見守ります。“本の虫”と“本が読めない体質”という正反対の2人ですが、純朴で愛らしい関係性とこれから数々の謎を解き明かす“バディ感”を窺うことができます。またあわせて解禁となった場面写真には、一冊の本を真ん中に、至近距離で顔を見合わせる栞子と大輔。秘密めいていて、壮大なミステリーの幕開けを感じさせる一枚となっています。
すべては一冊の本をめぐる祖母の遺言から始まった―。大輔の亡き祖母の遺品の中から出てきた、夏目漱石の「それから」に記された謎のサインと、太宰治の「晩年」の希少本をめぐって栞子を脅迫する謎の人物。漱石と太宰の二冊の本に隠された秘密が辿りつくのは、なんと大輔の人生を変える一つの真実だった…。数々の実在の名作古書と、そこに刻まれた謎と秘密を紐解く古書ミステリー映画が満を持して誕生します!
あらすじ
すべては一冊の本をめぐる祖母の遺言から始まった―。
鎌倉の片隅にひそやかに佇む古書店「ビブリア古書堂」。過去の出来事から本が読めなくなった五浦大輔(野村周平)がその店に現れたのには、理由があった。亡き祖母の遺品の中から出てきた、夏目漱石の「それから」に記された著者のサインの真偽を確かめるためだ。磁器のように滑らかな肌と涼やかな瞳が美しい若き店主の篠川栞子(黒木華)は極度の人見知りだったが、ひとたび本を手にすると、その可憐な唇からとめどなく知識が溢れだす。さらに彼女は、優れた洞察力と驚くべき推理力を秘めていた。栞子はたちどころにサインの謎を解き明かし、この本には祖母が死ぬまで守った秘密が隠されていると指摘する。それが縁となって古書堂で働き始めた大輔に、栞子は太宰治の「晩年」の希少本をめぐって、謎の人物から脅迫されていると打ち明ける。力を合わせてその正体を探り始めた二人は、やがて知るのであった。漱石と太宰の二冊の本に隠された秘密が、大輔の人生を変える一つの真実につながっていることを―。
黒木華 野村周平
原作:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
監督:三島有紀子
脚本:渡部亮平、松井香奈
© 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会 配給:20 世紀フォックス映画、KADOKAWA