『アンセル・エルゴートとクロエ・グレース・モレッツの豪華共演で送る映画『クリミナル・タウン』が8月25日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショーとなります。

本作は「ティーンエイジノワールとして、マーク・トウェインやJ.D.サリンジャーと並ぶ傑作」と絶賛された小説「NOVEMBER CRIMINALS」を映画化。高校生アディソンとフィービーの幼馴染2人が、親友の優等生ケビンが銃殺された事件の真相に挑むスタイリッシュ・クライム・サスペンス。「ギャングの抗争に巻き込まれたのだろう」と早々に捜査を畳む警察やメディア、何も動こうとしない学校に不信感を抱いたアディソンは、フィービーと2人独自捜査に乗り出すが―。
主人公のアナログを愛する冴えない少年アディソンを演じるのは、『ベイビー・ドライバー』で大ブレイクを果たしたアンセル・エルゴート。容姿端麗な優等生にして、時に積極的なフィービーに、『キック・アス』で一躍ヒットガールとなったクロエ・グレース・モレッツ。ハリウッド最高の最旬キャストがタッグを組んだ。監督は『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』『ヒッチコック』で高い評価を受ける実力派サーシャ・ガヴァシ。

ポスタービジュアルではアンセル・エルゴートとクロエ・グレース・モレッツの顔がアップで並び、二人の間に「真実が潜む場所は、どこだ。」というコピーが入る。さらに「殺された優等生」「母の死」「食い違う証言」などの物語のキーポイントと思われるワードが散りばめられた、不穏な雰囲気のビジュアルとなっている。

予告編では、アディソン(アンセル・エルゴート)とフィービー(クロエ・グレース・モレッツ)の二人がシーツの中でキスを交わす甘い雰囲気の場面から一転、同じ時刻に親友のケビンが殺されるシーンから始まる。親友の死因に納得できないアディソンは、事件の真相を突き止めるため“ケビン事件の情報求む”と書いた貼り紙を学校の廊下に貼りつけ、フィービーを巻き込み手掛かりを探す様子が映し出される。教師や同級生からは事件に首を突っ込むなと忠告を受けるが、徐々に事件の真相へと迫っていく二人。誰もが何かを隠している―。アンセル・エルゴートとクロエ・グレース・モレッツという最旬キャストの二人の瑞々しい演技と、観るものを昂らせるサスペンスフルな映像展開が印象的な予告となっている。

STORY ワシントンD.C.に暮らすさえない男子高校生アディソンの元に届いた、優等生の親友ケビンが銃殺されたというニュース。事件は「チンピラの黒人少年が麻薬を巡るギャング同士の抗争に巻き込まれたもの」とされ、犯人は組織内で始末済みとして、捜査は早々に終結の様相となる。彼が麻薬に関わって殺されたなどあり得ない。親友の名誉を取り戻すためアディソンは、幼馴染みにして恋人未満のフィービーと共に犯人を追いはじめる。しかし、証言を取り合わない警察、大学への推薦状を餌に捜査を牽制する学校、街中が目を背ける空気、「息子はこの街に殺された」と口をつぐむケビンの両親……。まるで街全体がこの事件をなかったかのように処理しようとする様に、違和感を拭えないアディソンとフィービー。やがて二人は、戻れないところへと足を踏み入れていく―

監督:サーシャ・ガヴァシ『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』
脚本:スティーヴン・ナイト『イースタン・プロミス』、サーシャ・ガヴァシ
出演:アンセル・エルゴート『ベイビー・ドライバー』クロエ・グレース・モレッツ『キック・アス』シリーズ
   デヴィッド・ストラザーン『グッドナイト&グッドラック』キャサリン・キーナー『ゲット・アウト』
原作:サム・マンソン「クリミナル・タウン」(ハヤカワ文庫)※7/5発売
原題:NOVEMBER CRIMINALS/2017年/アメリカ/英語/86分/5.1CH/カラー/ビスタ/字幕翻訳:牧野琴子
配給:ギャガ・プラス  © 2016 NOVEMBER CRIMINALS HOLDINGS, LLC  GAGA.NE.JP/CRIMINALTOWN