この度、弊社配給作品『モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険』が7月16日(月・祝)よりカリテ・ファンタスティック!シネマコレクションほか全国順次公開する運びとなりました。
 
世界中で愛されている絵本「ひとまねこざる」と「おさるのジョージ」シリーズ。その生みの親、ユダヤ人であるハンス・レイとマーガレット・レイ夫妻は、ナチス・ドイツの侵攻を逃れパリからアメリカに移住し、生涯ジョージのキャラクターを守り続けました。二人の波乱万丈な人生を、世界中から集めた膨大なアーカイブ映像と、貴重な原画の数々を織り交ぜ、2年間で15,000枚を描いたという手書きのアニメーションで完成させた、初のドキュメンタリー映画、それが本作『モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険』です。
今回解禁となった日本版ビジュアルは「おさるのジョージ」が両親に連れられて歩くメインビジュアルに著者であるハンスとマーガレットの写真がちりばめられている。彼らが「おさるのジョージ」のイラスト共に戦火を逃れアメリカへ渡ってきた経験が垣間見れるものとなっている。本編の中で「おさるのジョージ」のストーリーには彼らの実際の体験が反映されていると語っているシーンがあるが、どのような部分が彼らの影響を受けているのかは是非、本編を見て確かめて欲しい。
また、同時に解禁になった予告編からはハンスとマーガレット2人の全く違った性格が描かれ、そんな2人がジョージのイラストと共にフランスからナチスから逃れアメリカにやってくる様子がが読み取れる。まわりの人々のインタビューや2人の実際の映像と語られなかった過去は美しいアニメーションになって描かれている。その詳しい内容については本編を観て確かめてほしい!!

【STORY】
幼いころから画才があって器用なハンスと、反骨的でおてんばなマーガレット。性格がまるで正反対なふたりは、1936年に結婚。パリで暮らしながらハンスが描いた動物の絵が出版社の目にとまり、児童向けの本執筆の依頼が入る。その時の作品「きりんのセシリーと9ひきのさるたち」に登場するキャラクター、おさるのジョージが後の世界的なベストセラー「ひとまねこざる」の主人公となる。第二次大戦中、ユダヤ人としてナチスドイツの攻撃を避けるため、パリ陥落の数時間前にハンスが組み立てた自転車2台でパリを脱出。その時も「ひとまねこざる」の原画だけは手放さず、戦後はニューヨークで数々の「おさるのジョージと黄色い帽子のおじさん」の絵本シリーズを執筆した。

監督:山崎エマ 出演:ハンス&マーガレット・レイ
2018年/アメリカ/DCP/82分/配給・宣伝:エスパース・サロウ/配給協力:武蔵野エンタテインメント(株)
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