池田エライザ主演『ルームロンダリング』が7月7日(土)より新宿武蔵野館、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー致します。
人付き合いが苦手、彼氏なし、人生こじらせ真っ最中の八雲御子。彼女の仕事は、事故物件に住んでその履歴を帳消しにする、“ルームロンダリング”。そんな御子の悩みは、仕事先の部屋で元住人たちがユーレイとなって出没すること。この世に未練タラタラなユーレイたちに振り回される日々を送るうち、周囲の人々も巻き込んで、御子に人生初の恋とトラブルが訪れる!?
こじらせてきた分だけ幸せになれる、ハートウォーミング・コメディが誕生しました。

主役の御子役に抜擢されたのは、近年女優業での活躍が目まぐるしい池田エライザ。胡散臭い不動産屋を営む御子の叔父役には、オダギリジョー。御子の隣に住む青年・亜樹人役には、若手注目俳優・健太郎。個性豊かな幽霊たちを渋川清彦、光宗薫が演じる他、奥野瑛太、つみきみほ、田口トモロヲ、渡辺えりなどの名バイプレイヤーたちが脇を固めます。

今回解禁されたのは、池田エライザ演じる主人公・御子が新たに住む部屋に引っ越してくるシーン。
彼女はオダギリジョー演じる胡散臭い叔父の紹介で、“ルームロンダリング”という秘密のお仕事をしている。事故物件に住み、その履歴を浄化するお仕事は、人付き合いが苦手で人生こじらせ中の御子にはぴったり。叔父によると、前の住人は「手首切って自殺」したそうだが、御子はそれを聞いても動揺することなく、淡々と部屋のチェックを行うシーンが映される。

日本映画界で新たなクリエイター、作品の発掘を目指して映画企画を募集するコンテスト、「TSUTAYA CREATORS‘ PROGRAM FILM」。 2015年に開催された同コンテストでグランプリを受賞した企画から生まれた『嘘を愛する女』(18)が今年1月に公開され、スマッシュヒットを記録したことでも話題になった。
本作は全474企画の中から準グランプリFilmarks賞を受賞した企画の映画化であるが、審査員たちの心を掴んだ魅力のひとつは、「主人公の職業が“ルームロンダリング”」という設定であったという。
本作のプロデューサーであり、同コンテストの二次審査員も務めた浅野氏は、その設定に関して、「とにかく“ルームロンダリング”という職業設定の、ありそうでない“怪しさ”にドキドキしました。」と語っている。更に本作全体として「笑いあり、ミステリーあり、感動ありで、どのジャンルにも当てはまる・・・。ごちゃごちゃあるから楽しい。でも最後にちゃんと全体を包む愛おしさがある。新しい日本映画のジャンルを感じる企画でした。」とコンテスト当時、はじめて本作に触れたときのことを振り返った。

これまでの日本映画では描かれたことのない、特殊な職業「ルームロンダリング」。池田エライザ演じる“人生こじらせ中”の女子・御子がその仕事に挑むシーンに是非ご注目下さい。

出演:池田エライザ、渋川清彦、健太郎、光宗薫/オダギリジョー

監督:片桐健滋 脚本:片桐健滋・梅本竜矢
2018年/109分/日本/カラー/DCP/シネマスコープサイズ/5.1ch ©2018「ルームロンダリング」製作委員会
製作幹事:カルチュア・エンタテイメント 配給:ファントム・フィルム roomlaundering.com