『プレデターズ』『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』監督最新作!奇妙・痛快なアンチヒーロー・アクション・エンタテインメント!! 「バンディット」カリコレにて公開
実在の銀行強盗にしてアンチヒーロー、“怪盗ウィスキー”の人生を描く異色作がハンガリーから登場。まさしく『事実は小説よりも奇なり』を地で行くような、アクション・エンタテインメント作品だ。監督はSF大作「プレデターズ」や、ライヴ・ドキュメンタリーとアクションを融合させた異色作「メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー」を手掛けた才人、ニムロッド・アーントル。ハリウッド仕込みのシャープな演出は、本作でも冴えわたっている。アーントルはハンガリー系で、キャリアのスタートもハンガリー。彼が故国に戻って手掛けた本作の主人公が、“実在する悪の国民的スーパースター”というのも興味深い。
■アティッラ・アンブルシュ ハンガリーに実在する銀行強盗。プロのアイスホッケープレイヤーでありながら、1993年からの6年間で27件もの銀行や郵便局を襲撃。1999年、ついに逮捕されるが、脱獄に成功。3カ月後に再逮捕され、懲役17年の判決を受ける。2012年に出所。現在もハンガリーでは、知らない人はいないと言っていい有名人。その人生を描いた小説「Ballad of the Whiskey Robber」はベストセラーとなり、ジョニー・デップ主演でハリウッド映画化の噂もあった。また本作では、主人公の逃走を助けるタクシー運転手役で、アンブルシュ本人がカメオ出演も果たしている。
この男、悪魔か?英雄か?
社会の敵ナンバーワンにして、国民的スーパースター
6年で27件の銀行を襲った実在の強盗、アティッラ・アンブルシュ
襲撃前にストレートを一杯、覆面はかぶらない、銃を撃っても人は傷つけない
人々はヤツを、《怪盗ウィスキー》と呼んだ……
【STORY】ルーマニアで悲惨な少年時代を過ごしたアティッラ・アンブルシュは、ハンガリーに亡命。プロのアイスホッケー・チームに潜り込むが、市民権を持たないアティッラは、恋人カタとの未来を夢見ることも出来ない。追いつめられたアティッラは、銀行強盗に手を染めることを決意した。仕事前にはバーに立ち寄り、酒の香りを漂わせながらスマートに襲撃を済ませ、絶対に誰も傷つけない。アティッラはマスコミに“怪盗ウィスキー”と呼ばれ、社会に不満を抱く庶民の人気を集めてゆく。6年間で26件の強盗に成功、国民的な英雄となるが、ついにその伝説も終わる時が来た……。
【CAST】ベンス・スザレイ/ピロスカ・モガ/ゾルタン・シュナイダー「心と体と」/ヴイクトール・クレム/ジョルジィ・ガズソ
【STAFF】監督・脚本:ニムロッド・アーントル「プレデターズ」「メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー」「アーマード 武装地帯」「モーテル」/製作:タマス・ハトラッサ、バルナバス・ハトラッサ/撮影:ペーター・スザトマーリ/音楽:ヨンダーボイ/編集:ゾルタン・コヴァクス
原題:THE WHISKEY BANDIT/2017年/ハンガリー/ハンガリー語/128分/シネスコ
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7月20日(金)より新宿シネマカリテにて公開!!