この度、映画『飢えたライオン』が、2018年9月15日(土)よりテアトル新宿にてレイトショー公開されることが決定しました。

大阪2児放置死事件を基にした映画『子宮に沈める』で物議を醸した緒方貴臣監督の最新作。ここ数年に起こった事件やその報道と世間の反応に着想を得た本作は、世界的な問題となっている「フェイクニュース」、またそれらを拡散させる「SNS」、『座間9位遺体事件』を機に表面化した「若年層の自殺」、そして年々被害件数が増える「リベンジポルノ」と言う現代社会の歪みを描いた問題作で衝撃作。

海外映画祭オファー殺到!ティザービジュアル&特報解禁!

ワールドプレミアとなった東京国際映画祭を皮切りに、ロッテルダム国際映画祭、シドニー映画祭、バレンシア国際映画祭、ニューヨークアジアン映画祭、ジッフォーニ映画祭など海外映画祭の上映オファーが殺到。本作で描かれる「フェイクニュース」「リベンジポルノ」が世界共通の問題として各国で学生向け上映プログラムが組まれ、監督と学生のディスカッションも話題になっている。
海外映画祭オファー殺到!ティザービジュアル&特報解禁!
今回解禁されたビジュアルは「覗き見の、快感。」というコピーと面白半分に騒ぎ立てているような生徒たちの姿を切り取り、誰にでも思い当たる集団心理を連想させられる。
特報では、主人公・杉本瞳役の松林うららが彼・藤川ヒロキ役の水石亜飛夢、母・杉本裕子役の筒井真理子らと楽し気に過ごす日常から一転、繰り返される黒い画面と交互に映し出される衝撃的な映像が、心穏やかでない展開を予感させる。

【作品概要】 「フェイクニュース」全盛時代を生きる私たちへ突きつける78分
ある朝のHRで、瞳の担任が児童ポルノ禁止法違反の容疑で警察に連行された。担任の性的動画が流出し、その相手が瞳だというデマが流れる。誰も信じないだろうと軽く考えていた瞳だったが、デマは事実のように広がっていき、瞳は追いつめられ自殺をする。担任の逮捕と生徒の自殺は、マスコミの格好の餌食となり報道は加熱していく。そして社会によって瞳の「虚像」が作られていくのだった…。本作は、映像や情報の持つ「加虐性」を描くと同時に、それらを消費する私たちの中にある邪悪な“欲望”をあぶり出す。

出演:松林うらら、水石亜飛夢、筒井真理子、菅井知美、日高七海、加藤才紀子、品田誠、上原実矩、菅原大吉、小木戸利光、遠藤祐美 / 竹中直人
プロデューサー・脚本・監督:緒方貴臣 脚本:池田芙樹
共同プロデューサー:小野川浩幸 撮影:根岸憲一 編集:澤井祐美
配給・宣伝:キャットパワー 2017年/日本映画/78分/カラー/ステレオ/日本語
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