現在71歳、伝説のフラメンコダンサー、ラ・チャナの波乱に満ちた人生と、その情熱の源に迫るドキュメンタリー映画『ラ・チャナ』が、2018年7月21日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか全国順次公開いたします。

本作をいち早くご覧になった、芸人の藤井隆さんや、あやまんJAPANの元メンバー、ファンタジスタさくらださんをはじめ、映画監督、ミュージシャン、漫画家、作家など各界の著名人より、ラ・チャナへの愛に溢れる第一弾コメントが到着しました。

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映画『ラ・チャナ』絶賛コメント(敬称略・順不同)

瞬発力だけじゃなく積み重ねることを求められ、続けていると、途方もなくてくじけそうになる時があります。
「ラ・チャナ」を観て、甘ったれず目の前のことを頑張らなければいけないと背中を押された気分です。
——藤井隆(芸人)

親愛なるチャナ♡
今日、映画で初めてあなたの存在を知りました。身体の奥がマグマのように煮えました。
シリアスすぎるあなたの人生を追っているのに、あっちこっちでふき出して笑いました。
あなたが踊り終った瞬間に涙がボタボタ落ちました。大好きチャナ♡
——槇村さとる(漫画家)

「男には黙って従え」と言われてきたけれど、ラ・チャナは私。そして貴女。
老いても魂は愛情深く、歳を取らない。なぜなら女は、踊るために生まれてきたのだから。
きっと最後は、誰もが感動の涙を流すことでしょう。
——湯川れい子(音楽評論・作詞)

一挙一動が可愛すぎる愛しいチャナ!
でも彼女が踊り始めると空気の流れは変わって、逞しくて情熱的で、魂の全てをぶつけながら舞う姿はまるで嵐のようだった。
女性に発言権のない時代を生き抜いた彼女から出るひとつひとつの言葉から、勇気と、女性としての誇りをもらった気がします。
悲しい日がきたらまた観たいな。
——ファンタジスタさくらだ

人生において、自分の身に起きたことなど、どうでもよくなるくらい、感動しました。
彼女の「拍手さえ、重要ではない」という言葉に衝撃を受け、『魂』という言葉の、本当の意味を初めて知ることができました。
ラ・チャナは、私の新しい母です。
——阪本順治(映画監督)

この時代、超絶技巧の演者はたくさんいるが、彼女のように高速かつ微細なサパテアード(ステップ)が、
人間の思惑を越えて、魂の持つ本質的なエネルギーと最初から直結している例はあまりない。
全盛期の舞台をナマの舞台を観たかった!!
——湯山玲子(著述家、プロデュ―サー)

素晴らしいドキュメンタリー映画!天才フラメンコダンサー「ラ・チャナ」の、
アーティストとしての情熱、愛、そして息づかいまで聴こえてくる緊張感のある描写。
逆境な環境でありながらも、1人踊り続ける彼女の姿を感じて、僕も1人の表現者として鳥肌が立ちました!
このドキュメンタリー映画を観て、絶大なるコンパス(リズム)を、感じて欲しいと思います!
——日向秀和(ストレイテナー / Nothing’s Carved In Stone)

抑圧からどうやったら自由になれるのか。たとえ彼女のような才能はなくとも、
生きてる実感を得られる何かを見つけること。生きているリズムを感じること。
どんな人にも届くメッセージが込められている。
——柚木麻子(作家)

フラメンコについて彼女が話す中で殊更まっすぐ心に届く、魂や、生きること、情熱。
誰の人生にも通じ、時にとりとめなくなりがちなそれらが、感情そのものの上で躍動するのでなく、
彼女が足で、手で、常に確かに刻みこむコンパスというリズムに根ざしているということが、
真面目に一生、私の宝になりました。
——柴田聡子(シンガーソングライター)

ドキュメンタリー映画『ラ・チャナ』とラ・チャナを絶賛いたします。
ラ・チャナの天性の踊りの才能、センスそれを磨き上げる努力。
彼女の魂から生まれる哲学。どん底から立ち上がる根性。
そして彼女がつかみ取ったコンパス(リズム)、それをラジオで勉強したという彼女の勤勉さ。
すべてを主に仰ぎ、主に感謝する彼女の信仰の深さ。
71歳にしてステージに立ち続けるラ・チャナに、大きな感銘を受けました。
ラ・チャナを広く世界に知らしめたルツィア・ストイェヴィッチ監督に感謝致します。
——岩室純子(DJ SUMIROCK/餃子壮ムロ店主)

笑い、吠え、踊り、生きる!
結婚、出産、キャリアの頂点での引退、どん底からの復帰と、迫りくる老い――
現在71歳 、伝説のフラメンコダンサー、ラ・チャナの波乱の人生と情熱の源に迫る。

若くしてその才能を開花させたラ・チャナ(本名アントニア・サンティアゴ・アマドール)は、18歳で結婚・出産。夫がマネージャーとなりフラメンコダンサーの活動をつづけた。ダリを魅了し、映画『無責任恋愛作戦』で共演したピーター・セラーズにハリウッドに招かれるも、封建的なヒターノ(ジプシー)社会で女性が自らの意見を言うことは許されず、彼女がハリウッドに進出することはなかった。その後も彼女の人気は衰えることを知らず、テレビ出演や世界ツアーなど、全てのアーテストが目指す頂点にいたラ・チャナだったが、ある日突然、表舞台から姿を消した。

本作では、彼女をとりまく状況を丁寧に解き明かしていく。結婚、出産、キャリアの頂点での引退、男性社会で女性が活躍することの難しさ、家庭内暴力、そしてどん底からの復帰と、人生を共に歩む運命の相手との出会い、迫りくる老い――ラ・チャナの人生は困難に満ちたものだったかもしれない。しかし、絶望すら受け入れ前に進む強さを彼女は教えてくれる。画面からあふれださんばかりのパワフルな踊りとチャーミングな人柄、そして生み出す言葉の一つ一つが私たちを魅了する。

世界中の映画祭で観客賞を受賞!!
アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭 観客賞受賞
ブダペスト国際ドキュメンタリー映画祭 観客賞受賞
ガウディ賞 最優秀ドキュメンタリー賞受賞
フェロス賞 最優秀ドキュメンタリー賞受賞
ドック・オブ・ザ・ベイ映画祭 観客賞&SADE賞受賞
レ・ボーチ・デル・インチエスタ 観客賞受賞
ヨーロッパ映画賞 ドキュメンタリー部門ノミネート
カナディアン・ドキュメンタリー国際映画祭 観客賞ノミネート

監督:ルツィア・ストイェヴィッチ
出演:ラ・チャナ、アントニオ・カナーレス、カリメ・アマヤ、ほか
(2016年/スペイン、アイスランド、アメリカ/83分/カラー、モノクロ/16:9)

提供・配給・宣伝:アップリンク
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