1963年11月22日。ケネディ大統領暗殺直後、アメリカ中が混乱しているなかわずか98分でアメリカ大統領に就任したリンドン・B・ジョンソン。ケネディ亡き後に大統領になった男は、それまで誰にも注目されなかった南部出身の田舎者、ガサツで無礼な男だった―この度、『スタンド・バイ・ミー』の巨匠ロブ・ライナー監督が『スリー・ビルボード』のウディ・ハレルソン主演で贈る、新たな政治ドラマ『LBJ(原題)』が、邦題『LBJ ケネディの意志を継いだ男』に決定し、10月6日(土)より日本公開する事となりました!

「運命のあの日」から突然国を背負う事になったジョンソン大統領。
彼が起こした歴史的奮励とは?―

スティーヴン・スピルバーグ、オリヴァー・ストーン、クリント・イーストウッド、これまでに様々な巨匠監督がアメリカの政治ドラマを生み出してきた。そんな中、『スタンド・バイ・ミー』、『ミザリー』、『最高の人生の見つけ方』で世界中に多くの映画ファンを持つ巨匠ロブ・ライナーが、新たな政治ドラマを手掛けた!ライナー監督が焦点を当てたのは、アメリカで最も多才な大統領の1人と評された第36代大統領リンドン・べインズ・ジョンソン(LBJ)。経験豊富で駆け引きに長け、人を動かす鋭い洞察力も併せ持つジョンソンだが、北東部出身のエリートで人気者、ルックスにも定評のあるケネディに対し、ジョンソンは南部出身の田舎者で、訛りの強いガサツな男と、常にマスコミから対比のネタにされていた。ケネディへの憧れと嫉妬、 ケネディ亡き後の予期せぬ大統領就任。ジョンソンは、のしかかるプレッシャーと先々の不安を跳ね除け、どのようにして公民権法成立という偉業を成し遂げたのか―大統領退任前にはベトナム戦争を長引かせ、ケネディ暗殺関与の疑い、スキャンダル等様々な憶測のあったジョンソンだが、ライナー監督はジョンソン大統領の知られざる政治的手腕と抱えていた苦悩の両方を、公民権運動時代の中に描き、いぶし銀の如く極上の政治ドラマに仕上げた!
「JFKの陰に隠れていた男」から「突然国を動かす男」となり、激動の人生を歩んだLBJを演じるのは、『スリー・ビルボード』でアカデミー賞にノミネートされたウディ・ハレルソン!ジョンソン本人の発言や行動を調べ、話し方や仕草を完璧にマスターし、アカデミー賞を3度受賞した経験を持つ特殊メイクのヴィ・ニールによって本人その者に変身を遂げた!脚本は、ハリウッドの優秀脚本を選ぶ「ザ・ブラックリスト」(14)のトップ10に選出された秀作。他、アカデミー賞ノミネート俳優のリチャード・ジェンキンスや、ジェニファー・ジェイソン・リー等、豪華な顔ぶれも出演!
今回の解禁では、ケネディ暗殺後に大統領専用機エアフォースワンの機内で行われた大統領就任宣誓の様子を捉えた有名なシーンの場面写真も解禁致します!
これは、歴史的史実に基づく新たな大統領の真実の物語―

【STORY】
民主党の院内総務として精力的に活動していたリンドン・B・ジョンソン(ウディ・ハレルソン)だったが、1960年の大統領予備選挙で、党の大統領候補に選出されたのは若きライバル、上院議員のジョン・F・ケネディ(ジェフリー・ドノヴァン)だった。ケネディの副大統領候補になることに同意したジョンソンだったが、当選してすぐに、副大統領の執務が国政の蚊帳の外に置かれていることに気付く。1963年11月22日、ケネディが暗殺され、ジョンソンは第36代アメリカ大統領に就任することとなった。国民がケネディの死を嘆くなか、ジョンソンはケネディの遺志を尊重して公民権法を支持。すると長い間敵対していた司法長官のロバート・F・ケネディ(マイケル・スタール=デヴィッド)や、師弟関係にあるジョージア州の上院議員リチャード・ラッセル(リチャード・ジェンキンス)と争うことになる―

出演:ウディ・ハレルソン、マイケル・スタール=デヴィッド、リチャード・ジェンキンス、ジェフリー・ドノヴァン、ジェニファー・ジェイソン・リー他
監督:ロブ・ライナー『スタンド・バイ・ミー』、『ミザリー』、『最高の人生の見つけ方』
2016/アメリカ/97分/日本語字幕:橋本 裕充/5.1ch/ビスタ/原題『LBJ』 (C)2016 BROAD DAYLIGHT LLC ALL RIGHTS RESERVED. 配給:ツイン lbj-movie.jp