名匠アニエス・ヴァルダとアーティストJRの共同監督作『顔たち、ところどころ』を、2018年9月よりシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほかにて全国順次公開致します。

公開に先駆け、2018年6月21日(木)~24(日)に行われる『フランス映画祭2018』にてアニエス・ヴァルダ監督の来日を予定しておりましたが、健康上の理由により来日がキャンセルとなりました。
※映画『顔たち、ところどころ』は予定通りフランス映画祭にて上映致します。
Q&Aにはプロデューサーのジュリー・ガイエが登壇いたします。

日本の観客の皆さまに会えるのをとても楽しみにしていたアニエス・ヴァルダ監督。
今回の来日キャンセルについてメッセージが届いております。

~~アニエス・ヴァルダ監督からメッセージ~~~

「 私は90歳になりました。 本当に日本が大好きなので、この作品と一緒に日本に行って、皆さんとこの作品を共有したかったのですが、健康上の問題で今回日本に行くことができません。 年齢と健康の問題は切っても切り離せないもので、 とても残念です。皆さんのことを思っています。映画を楽しんで下さい」

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フランス映画祭2018
映画『顔たち、ところどころ』
日程: 2018年6月22日(金)15:15開映 上映後Q&A
会場:神奈川県イオンシネマみなとみらい( 神奈川県横浜市中区新港2丁目2−1 横浜ワールドポーターズ )
登壇:ジュリー・ガイエ(プロデュ―サー)

公式ホームページ:http://unifrance.jp/festival/2018/

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ジュリー・ガイエ
仏パリ郊外のシュレンヌ出身。大学で演劇やダンスを学んだ後、プロの女優としてデビューする。クシシュトフ・キエシロフスキー監督の 『 トリコロール 青の愛』(93)にはエキストラとして出演。映画誕生100周年を記念して製作されたアニエス・ヴァルダ監督の 『 百一夜 』 (95)では、ミシェル・ピッコリ扮するムッシュ・シネマの聞き手役に抜てきされる。以降、仏国内の映画・TVドラマの双方で活躍し、日本では 『 君が、嘘をついた。 』 (96)、 『 NOVO ノボ 』 (02)、 『 メトロで恋して 』 (04)などが劇場公開された。パトリス・ルコント監督の 『 ぼくの大切なともだち 』 (06)でヒロインを好演して仏国内での人気が高まり、09年の主演作 『 エイト・タイムズ・アップ」では東京国際映画祭の最優秀女優賞を受賞した。その他の出演映画に 『 キッスをよろしく 』 (07)、 『 カレ・ブラン 』 (11)など 。プロデュース作品は本作 『顏たち、ところどころ』 の他『RAW 少女のめざめ』(16)、 8月公開予定の『判決、ふたつの希望』(17)など。本年のカンヌ国際映画祭で、配給会社を立ち上げたことを発表した。


映画『顔たち、ところどころ』作品情報

世界の映画祭を席巻!!
名匠アニエス・ヴァルダとアーティストJRによる、ハートウォーミングなロードムービー。
「ヌーヴェル・バーグの祖母」とも呼ばれる女性映画監督の先駆者アニエス・ヴァルダ、そして人々の大きなポートレイトを街に貼るプロジェクトで知られるストリートアーティストJR(ジェイアール)。本作は、年の差54歳のふたりがフランスの田舎を旅しながら、村々に住む市井の人々と接し作品を一緒に作り残していくロード・ムービースタイルのハートウォーミングなドキュメンタリー。
映画『顔たち、ところどころ』
監督・脚本・ナレーション:アニエス・ヴァルダ、JR
出演:アニエス・ヴァルダ、JR
音楽:マチュー・シェディッド(-M-)
字幕翻訳: 寺尾次郎
配給・宣伝:アップリンク
(2017年/フランス/フランス語/89分/1:1.85/5.1ch/DCP)

2018年9月、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほか全国順次公開

【コピーライト】
© Agnès Varda – JR – Ciné-Tamaris – Social Animals 2016.

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