この度配給ファインフィルムズは、イザベル・ユペール、ギャスパー・ウリエル主演、ジェイムズ・ハドリー・チェイスの「悪女イヴ」を原作とするブノワ・ジャコー監督最新作『エヴァ』を7月7日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開致します。この度日本版ポスタービジュアルとメイキング映像が解禁になりました。

イザベル・ユペール『エル ELLE』 × ギャスパー・ウリエル『たかが世界の終わり』

◆原作は英国の人気作家ジェームズ・ハドリー・チェイス(1906-1985没)の小説「悪女イヴ」。舞台をアメリカからフランス(パリとアヌシー)に移し、ブノワ・ジャコ―監督が信頼を寄せる豪華俳優陣と共に映画化。娼婦エヴァには『エル ELLE』(17)では第89回アカデミー賞®主演女優賞にノミネートのイザベル・ユペール。彼女に魅了され、堕ちていく作家ベルトラン役には『たかが世界の終わり』(17)のギャスパー・ウリエル。

◆今回解禁されたポスタービジュアルは、含みのある主演2人のアップに「官能と誘惑」という文字があしらわれ、エヴァとベルトラン2人の駆け引き、そして出会いの果てを予期させる「すべての男たちが、この女に狂わされる―」というキャッチコピーが添えられている。
メイキング映像はベルトランがエヴァに名前を尋ねるシーン、そしてブノワ・ジャコ―監督による、ベルトランという男と彼が引き起こす「破滅の始まり」についての語りで始まる。ギャスパー・ウリエルは自らが演じるベルトランとエヴァは「同じ種類の人間」と語り、彼らの持つ二重性にも言及している。劇中でベルトランのパトロンであり、エヴァとも関わりを持つレジスを演じるリシャール・ベリ、そしてエヴァを演じるイザベル・ユペールは、エヴァについて「謎だ、誰もその正体を知らない」「実在するのかしないのか、宿命的な人物でもある」とその存在について語る。謎多き娼婦エヴァと、彼女に惑わされ運命を翻弄されゆく人々のドラマの一端が垣間見え、まだ観ぬ本編への期待を煽られる。

【ストーリー】 他人の戯曲を盗んで発表したことで、一躍成功をつかんだ男ベルトラン。2作目を期待されるがペンは進まず、パトロンからは矢の催促が。執筆の場である別荘に着くと、吹雪で立ち往生した男女が窓ガラスを割って入りくつろいでいた。腹を立てたベルトランは、バスタブにつかっていた娼婦エヴァに文句を言おうと近寄るが、彼女に一瞬で心を奪われる。次作の題材という名目でエヴァに近づくが冷たくあしらわれ、思うようにならない関係に苛立ちを募らせたベルトランは、周囲の人間を巻き込み官能と破滅の道を突き進んでゆく……。

出演:イザベル・ユペール、ギャスパー・ウリエル、リシャール・ベリ    監督:ブノワ・ジャコー『マリー・アントワネットに別れをつげて』
2018/フランス/カラー/フランス語/102分    映倫:G
原題:EVA    原作:「悪女イヴ」 ジェイムズ・ハドリー・チェイス(小西宏訳) 創元推理文庫
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本     配給:ファインフィルムズ 
©2017 MACASSAR PRODUCTIONS – EUROPACORP – ARTE France CINEMA – NJJ ENTERTAINMENT – SCOPE PICTURES
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