このたび、1999 年から 2003 年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されていた『ヒカルの碁』(著者 原作:ほったゆみ、漫画:小畑健)が、世界で初めて中国で実写ドラマ化(タイトル『棋魂』)され、中国の大手動画サイト「愛奇芸(iQiyi)」※で放映されることが決まり、5 月 18 日に行われた愛奇芸の世界大会で発表されました。実写ドラマを制作するのは良質な作品作りで知られる中国の映像制作会社、霍尔 果斯厚海文化伝媒有限公司。監督は劉 暢が決まっています。著作権マネージメントや知財コンサルティングを手掛ける株式会社 AKATSUKI(東京都新宿区、代表:熊谷拓也)の仲介により、株式会社集英社と制作会社との間で、実写ドラマ化に関する契約を行いました。
※愛奇芸は中国最大手の検索サイト百度の子会社で、今年3月に NASDAQ に上場しました

●『ヒカルの碁』について
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で 1999 年から 2003 年にかけて連載された囲碁を題材としたマンガで、ほったゆみ(原作)と小畑健(漫画)の作。単行本は全 20 巻(完全版)。累計発行部数は 2500万部。第 45 回小学館漫画賞 、第 7 回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。

●制作会社について
会社名は霍尔 果斯厚海文化伝媒有限公司(略称:厚海文化)。中国で映像制作を手掛けている。メインオフィスは北京市。代表者は趙文竹。プロデュースした代表作:ドラマ「新三国」。

●『ヒカルの碁』実写版の監督
・監督 劉 暢
中国新世代の監督、代表作はネットドラマの『最高の私たち』、映画の『はたち』。2016 年、人気作の『最高の私たち』は再生回数は 20 億回を突破。新浪微博(シナウェボー)では#最高の私たち#のコメント数が累計 41 億件を突破した。また、劉暢監督は北京金骨朵 メディア公司と新浪微博主催の金骨朵 授賞式にて「ネットドラマの優秀監督」の称号を受賞。