芥川賞作家・中村文則による小説「去年の冬、きみと別れ」。彼が挑んだキャリア最高傑作との呼び声高いこのサスペンス小説は、1ページ、1ページと、予断を許さないストーリーが猛スピードで展開。随所に仕掛けられたトリックが、ラストにすべてが明らかになるそのセンセーショナルな体験に、全国から絶大な支持が寄せられ「2014年本屋大賞」にノミネート。そんな数々のメディアでも注目を集めた傑作サスペンスが、この度、豪華キャスト&スタッフにより映画化となります。
監督は『犯人に告ぐ』(07年)、『脳男』(13年)、『グラスホッパー』(15年)と、傑作と言われる数々のサスペンスやミステリー作品を手掛け人間という本質に迫ってきた瀧本智行、興行収入80億円を記録し社会現象を巻き起こした『デスノート』前後篇(06年)や『BECK』(10年)の大石哲也が脚本を手掛け、主演は大ヒット作品「植物図鑑」の岩田剛典(EXILE、三代目J Soul Brothers)。初の本格派サスペンス映画出演となる岩田が魅せる新境地にも期待が寄せられています。

物語の主人公・新進気鋭のルポライターの耶雲恭介(やくも きょうすけ)は婚約者・松田百合子(まつだ ゆりこ)との結婚を間近に控え、本の出版を目指し、目を付けたのは“美しき女性焼死事件”と“事件の元容疑者の天才写真家・木原坂雄大(きはらざか ゆうだい)”。美しく怪しげな魅力を放つ木原坂を追ううちに、耶雲はいつの間にか抜けることのできない罠に迷い込み、やがて最愛の婚約者も巻き込まれてしまう…。
今回完成したティザーポスターは<純愛サスペンス>と謳われる美しくも切ない本作の世界観が最大限に表現され、物語の核心へと誘う深い謎が込められた期待が高まる仕上がりに。
添えられた“愛のために、人はどこまで変われるのか?”との印象的なキャッチフレーズを物語るかのような表情を浮かべているのは、岩田剛典が演じる耶雲、山本美月演じる松田、斎藤工が演じる木原坂。中央に位置づくカメラレンズには、炎に包まれた女性が捕えられています。彼女は何者なのか? 耶雲、松田、木原坂にとって、一体どんな存在なのか? といった新たな謎を含み、特報映像で垣間見せた“怒涛の展開”への期待を煽るポスターとなっています。
一途な愛に生きる耶雲が、抗うことのできない闇に飲み込まれながら辿り着く真相の先にあるのは、<真実>かそれとも…。日本映画界に、新たなジャンル<純愛サスペンス>が誕生! 2018年春、あなたを究極の純愛と狂気に満ちた世界に誘い込み、衝撃のラストに涙させる――。

そして公開日遂に決定!映画『去年の冬、きみと別れ』は2018年3月10日(土)全国ロードショーとなります。

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