2015年公開の映画『海街diary』で主演し、「第39回日本アカデミー賞」や「第70回毎日映画コンクール」など数多くの賞で主演女優賞に輝いた綾瀬はるかと、モデルとしてデビューし、映画やテレビドラマ、CMなど、精力的に活動の幅を広げる坂口健太郎を迎えて描かれる、『のだめカンタービレ』シリーズを手がけたヒットメーカー武内英樹監督によるとびきりロマンティックなラブストーリー『今夜、ロマンス劇場で』は来年2018年2月に全国公開を迎えます。
小説やマンガを原作とする実写映画が数多く制作される現代において完全オリジナル作品である本作は、映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)の前に一人の女性が現れるところから始まる。その女性の正体は・・・彼が長年憧れ続けた、スクリーンの中のお姫様・美雪(綾瀬はるか)だった。色の無い世界・モノクロ映画の中から現れた彼女は、色のある現実世界を体験していく。“逢いたい”という気持ちが<奇跡>を起こし、出会うはずのなかった二人は次第に惹かれ合っていく。しかし、彼女には秘密があったーー。

すでに発表されているキャストは美雪役の綾瀬はるか、健司役の坂口健太郎と、夢の初共演の実現で話題となりましたが、このたび、さらに物語をロマンティックにする追加キャストを発表させていただく運びとなりました。映画撮影所で助監督として働く健司に密かに思いを寄せる映画会社の社長令嬢・成瀬塔子役には『鋼の錬金術師』のヒロイン役でも注目を集める本田翼。綾瀬演じる美雪と、健司を取り合う三角関係を繰り広げます。60年代が舞台の本作では可憐でレトロ感ただよう洋服に身を包み、綾瀬とのファッション共演にも期待!さらに、撮影所の看板作品をいくつも抱える大スター・俊藤龍之介役に『テルマエ・ロマエ』シリーズ以来の武内監督作品となる北村一輝。健司と同じく映画監督を志す、良きライバルであり友人でもある山中伸太郎役に中尾明慶。そして、牧野の通いつめる映画館“ロマンス劇場”の支配人・本多正役には柄本明。さらには物語のカギを握る役どころとして石橋杏奈、加藤剛など、人気と実力を兼ね備えたキャストが勢ぞろい!

《本田翼コメント》
今回は社長令嬢という役柄、
そして時代背景も経験したことない設定でしたので
自分にとっては全て新たな挑戦の作品でしたが
監督から細やかなアドバイスを頂き撮影に臨むことができました。
またクラシカルで上品な衣装が多く
身につけるだけで作品の世界に自然に入りこめたと思います。
切ない想いを抱える控えめな女性を精一杯演じさせて頂きました。
完成が今から楽しみです。

《北村一輝コメント》

まず台本を読んで泣きました。
そして年代問わず楽しめる、王道のラブストーリーです。
私は「蒲田行進曲」の銀ちゃんのような役どころで
監督のアイディアでインパクトのある俊藤龍之介に仕上がっています。
その辺りも楽しんで頂ければ嬉しいです。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=56185