今月初旬のフィゲイラフィルムアート 2017 に続いて、『アルビノの木』（監督：金子雅和／配給：マコトヤ／2016 年 7 月テアトル新宿 RS）が、ヴェステロース映画祭 2017(スウェーデン／ http://www.vasterasfilmfestival.se/ ／2017 年9 月 16 日 – 9 月 24 日)で、最優秀撮影賞を受賞したのでお知らせします。本映画祭での同賞受賞は、2015 年に『濱マイク』シリーズや『ウォーターボーイズ』の撮影監督・長田勇市が短編『GOOD YEAR』（永瀬正敏主演、林海象監督）で受賞して以来、日本人で 2 人目。日本映画の長編が本映画祭で受賞したのは、全賞含め初となります。

今年で第 3 回の開催となる本映画祭では、50 を超える国々からの 200 近い長編、短編を上映、北欧部門・国際部門それぞれに最優秀作品賞・俳優賞・撮影賞・アニメーション賞などがある。山村浩二監督短編『怪物学抄』も出品された。

日本で受賞の知らせを受けとった金子雅和（撮影・監督ほか 4 役)のコメント
「絵画が好きだった私が、映画作りを始める最初のきっかけとなったのは、スウェーデンの撮影監督スヴェン・ニクヴィストの映像から受けた強い衝撃でした。映画で絵画的な表現が出来る、ということを私に教えてくれた偉大なカメラマンの出身国スウェーデンで撮影賞に選んで頂き、心から光栄で嬉しいです」

須坂上映会（9/23-24 長野県須坂市で開催）の様子
小学生から高齢者まで幅広い客層が集まり、また映画内容にちなんで地元の猟友会提供による鹿肉ジビエが振る舞われ、定員越えで賑わう会場で多くの人が「自然と人間の関係」を見つめる大盛況の上映会となりました。

うえだ城下町映画祭映画祭で上映決定！
■ 11 月 18 日(土) 第 21 回うえだ城下町映画祭映画祭 長野・上田文化会館
（11 月 18 日-26 日／ http://www.umic.jp/eigasai/program.html ）初日プログラム「信州ゆかりの若手監督作品」）

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