東野圭吾氏、桐野夏生氏、今野敏氏らの絶賛を受け、『襲名犯』で第59回江戸川乱歩賞を受賞した、茨城県取手市在住の作家・竹吉優輔の小説「レミングスの夏」の映画化が決定。この度、追加場面写真が解禁となった。

是枝裕和監督の『奇跡』で兄・航基とW主演を果たし、本作で単独主演デビューした前田旺志郎の涙を流しているシーンのほか、”レミングス”のメンバーである、連続ドラマW「かなたの子」出演の菅原麗央、藍坊主の「魔法以上が宿っていく」のMVでフレッシュな存在感を放っていた瑚々、斎藤工主演の「最上の命医2017」に14歳で妊娠してしまう大塚寧々の娘役で出演した桃果、『藍色少年少女』主演の遠藤史人それぞれの写真。

その他、パンテーンの“綾瀬はるか、現役中学生と’バージンヘア対決’編”のCMで注目を浴びた美少女・平塚麗奈の手を、オールバックの前田旺志郎がひいて走っているシーンや、本作の音楽も担当し、1シーンに出演しているスネオヘアーの写真も公開。

茨城県取手市・牛久市を中心として、つくば市、つくばみらい市において地元の支援を受けて制作された、
“少年少女の固い決意の理由に迫っていく青春ミステリー映画”『レミングスの夏』(監督・脚本:五藤利弘)。

ぜひご覧ください。

10月1日(日)渋谷・ユーロライブの朝8:30からの回上映後と朝10:25からの回上映前の舞台挨拶が決定!
登壇者(予定): 前田旺志郎、平塚麗奈、瑚々、桃果、遠藤史人、椋田涼、モロ師岡、
スネオヘアー(音楽・出演)、五藤利弘(監督)
全席自由。一律1500円。当日朝8:00より受付開始。


<音楽・出演のスネオヘアーのコメント>
いつも思い出す記憶があります。それはこれまで過ごしてきた時期様々ですが、その中でもやはり印象的なのは、多感な中学生時代ではないでしょうか。子供にも、少し大人にもなれる年頃。未成熟な肉体と感情を持って見えている世界。この時期のいくつかの記憶は今も鮮烈です。二度と戻れない、その時期にしか無い時間、感情。夏の日に照らされて滲む蜃気楼のようなある日の姿。この作品は、そういった空気を一杯に含んでいるなぁと感じました。

音楽をやらせて頂くに関しては、とにかく作品の邪魔をしないという事。音で主張しすぎないという事をいつも考えます。ストーリーやシーンにはそこに込められた意図があり、必要であれば音でより伝わりやすくなれば良いなと思っています。先ずはそれぞれのシーンに対してそのテーマを作り、それを監督に聞いて頂いて、擦り合わせていきました。

レミングスの仲間たちに起きる、ある夏の様々の出来事。どうぞお楽しみに。


<千葉旭役・菅原麗央のコメント>
初めて『レミングスの夏』を読んだのは、登場人物と同じ中学2年でした。
僕の人生では経験のない友人の死に戸惑いながらも、仲間と同じ目標に向かって進む姿は形は違ど現在の僕にも当てはまり夢中で読みました。

僕が今回演じたアキラはナギの親友です。あまり前に出るタイプではないですが、自分の意見はきちんと持っている、そんな少年です。実は、中学生になり現場を離れていたので、演じる事自体が久しぶりで何もかもが難しいと感じました。そんな僕を劇中の役と同じ様に、歳上でもある前田さんが引っ張っていってくれました。

内容は少々重い所もありますが、1つの目標に向かっていく姿、仲間とのぶつかり合い等、普段の生活の中にあることも描かれていますので、きっと共感していただけるところがあると思います。

<白石宏美役平塚麗奈のコメント>
1つの目的を果たす為に6年もかけ準備をするナギ、レミングスメンバーと生徒会長の白石宏美は、色々な気持ちの変化がある中、それぞれの計画を実行します。

この脚本を読んだとき、中学生とは思えない行動力と思考力にとてもびっくりしました。
この映画では6年前に亡くなった大切な仲間へ正しいことをするというのはどういうことか。
悩んだり泣いたり仲間とすれ違ったりするレミングスと宏美に注目です!

私が演じた白石宏美は、とても責任感が強く、自分の決めたことは絶対貫き通すような頼もしい子です。今まで演じたことがないシーンや気持ちの変化を表現するのが難しかったのですが、私自身も宏美と同じように生徒会に携わっていたり、思ったことはズバッといってしまったりするところがあるので、自分と重ねつつ思いっきり演じました!

監督さんを始めキャスト・スタッフの皆さん・取手市の皆さんみんなで作り上げた『レミングスの夏』をたくさんの方に見ていただきたいです!

©竹吉優輔/講談社

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