台湾の国民的人気絵本作家ジミー・リャオのベストセラー「星空」を、『九月に降る風』『百日告別』のトム・リン監督が映像化した、映画『星空』が 10 月 28 日(土)より新宿 K’scinema ほか全国順次公開となります。

本作は 2012 年の大阪アジアン映画祭の特別招待作品として上映され大好評を博し、一般公開が熱望されたにも関わらず、それ以降は日本の版権の所在が不明とされていた幻の作品。この度、5 年の沈黙を破って日本公開が決定しました。
そこで今回、日本版のオリジナル予告編映像が解禁されました。world’s end girlfriend(ゲストボーカリストに湯川潮音)の手掛けた楽曲も挿入された、甘酸っぱい予告編となっています。

彼女の家は素敵な美術品に囲まれていた。だけど、美術商の両親は出張がちで離婚も秒読み。優しかった彫刻家のお爺ちゃんも死に、遂に居場所がなくなった。そんな時、スケッチブックを抱え街を彷徨う不思議な転校生に出逢った。子供と大人の世界の真ん中、心に傷を負った二人は旅に出る。あの寂しくて眩しい星空を見るために――。
主演は『ミラクル 7 号』でのチャウ・シンチ―の息子役が話題になったシュー・チャオ、そして映画初出演のリン・フイミン。ベテラン俳優陣の名演に加え、アジアのスーパーバンド Mayday の石頭ことシー・チンハン、さらにグイ・ルンメイが特別出演し脇を固める。撮影は『モンガに散る』『捜査官 X』『GF*BF』のジェイク・ポロック、音楽は日本の world’s end girlfriend が参加するなど台湾、アメリカ、中国、韓国、フランスからスタッフが一堂に集結した。

かつて私も
三本足の象と共に歩いたり、
銀河をかける電車に乗れたりもした。
より生々しく愛おしい何かを得るために
私はすでに失ってしまったものばかりだけど、
ときおり振り返っては少し遠くから眺めます。
誰かの過去であり誰かの未来でもある美しい季節の映画です。
world’s end girlfriend

主人公の少女の儚さや透明感が物語全体に星のように
煌めいていました
夢と現実が交差する世界
歌で参加できて嬉しいです
湯川潮音

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=58422