東宝×KADOKAWAの初の共同配給作品にして、日中共同製作映画としては史上最大の本格ビッグプロジェクトとなる 映画『空海―KU-KAI―』が、来年2月に待望の公開となります。
監督は、カンヌ国際映画祭パルム・ドール、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞をはじめ、数々の受賞を果たし、第26回東京国際映画祭でコンペティション部門審査委員長を務めた経験もある、世界的巨匠チェン・カイコー。原作は、「陰陽師」「神々の山嶺」など多数の著作が映像化されているベストセラー作家夢枕獏の「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」(角川文庫/徳間文庫)。
8世紀、中国・唐の時代。日本から遣唐使としてやってきた若き僧侶・空海が、詩人・白楽天(はくらくてん)と共に、首都・長安を揺るがす巨大な謎に迫る一大スペクタクル超大作です。
主人公・空海を演じるのは、第68回ヴェネツィア国際映画祭の新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞、日本アカデミー賞などを受賞し、この度、満を持して海外映画作品初挑戦となる染谷将太。空海の相棒となる唐代の詩人・白楽天には、中国で好感度俳優第一位にも選ばれた、実力派人気俳優ホアン・シュアン。そして、本作の最重要人物・傾国の美女とも呼ばれた楊貴妃には台湾出身のチャン・ロン・ロン。さらに、空海と白楽天が追う奇怪な事件のカギを握る人物・安倍仲麻呂に阿部寛。その他、松坂慶子や火野正平など、アジアの豪華俳優の競演に注目が集まります。

本作は日本と中国がタッグを組んだ超大作として、既にカンヌ国際映画際やトロント国際映画祭にてワールドセールスが行われ、世界中から高い注目を集めています。そして、この度、12月の中国公開を前に、今年の東京国際映画祭にて“第30回記念 オープニングスペシャル”として、“世界最速解禁”となる特別フッテージ映像が上映されることとなりました。東京国際映画祭の歴史の中で、オープニングに特別映像の上映が行われたのは『アバター』(第22回)、『007 スカイフォール』(第25回)など、公開前から大きな注目を集め、さらに世界的大ヒットを記録した作品になっており、本作への期待度・注目の高さが伺えます。特別フッテージは10月25日(水)に行われるオープニングセレモニーにて上映されることが決定しており、今年度オープニング作品の『鋼の錬金術師』、クロージング作品の『不都合な真実 2:放置された地球』と共に、第30回というアニバーサリーイヤーを迎えた東京国際映画祭を華々しく彩ります!
映画本編は現在製作途中のため、まだ全容が明らかになっていませんが、この日のために用意された初解禁の特別フッテージ映像は果たしてどのような仕上がりになっているのか。栄華を極めた長安の都を、東京ドーム8個分の敷地に完全再現したという史上空前のスケール、絢爛豪華な衣装など、圧倒的な映像美で描かれる本作の壮大な世界観にご注目ください! 
記念すべき第30回となる東京国際映画祭の幕開けに相応しい、極上のエンターテインメント超大作『空海―KU-KAI―』に、是非ご期待下さい!!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=58269