昨年2016年東京国際映画祭で審査員特別賞と主演女優賞をダブル受賞し、世界の映画祭でも絶賛の声が相次ぐ映画『サーミの血』が、2017年9月16日(土)より、新宿武蔵野館、アップリンク渋谷ほかにて全国順次公開いたします。

初日と2日目、新宿武蔵野館、アップリンク渋谷では北欧生まれの人気キャラクター「キュッパ」と「長くつ下のピッピ」来場者特典をご用意しております。
初日9/16(土)初回にご来場の皆さまに、ノルウェー生まれの森に住んでいる丸太の男の子「キュッパ」の貼ってはがせる付箋、スティッピーをプレゼント。
9/17日(日)は初回先着25名様に「長くつ下のピッピ」木製コースターをプレゼントいたします。

さらに!
映画の公開を記念して、明治大学国際日本学部教授、一般社団法人スウェーデン社会研究所代表理事・所長の鈴木賢志さんと、北欧BOOK代表の森百合子さんをお招きし、新宿武蔵野館でトークイベントを開催する事が決定いたしました。

「自国の闇」に正面から向き合う映画を作る人々がおり、それを正当に評価する人々がいることが、スウェーデンの本当の良さだからである」とコメントを寄せた鈴木堅志さん。スウェーデン人の母親とサーミ人の父親から生まれたアマンダ・シェーネル監督は、この映画について、サーミ人の社会を内側から見つめた映画、スウェーデンの植民地支配の暗黒の歴史を、身をもって経験できる映画を撮りたかったといいます。映画で描かれている1930年代のスウェーデンはどんな時代だったのでしょうか。そして現在のスウェーデンとは?北欧スウェーデンについて詳しいお二方にたっぷりと映画の解説をいただきます。


【初日・2日目来場者特典】

■9月16日(土)初回全員
ノルウェー生まれの森に住んでいる丸太の男の子「キュッパ」の貼ってはがせる付箋、スティッピー
※絵柄はお選びいただけません。

提供:株式会社トムス・エンタテインメント

■9月17日(日) 初回先着25名様
スウェーデンを代表する児童文学作品、世界100ヵ国で出版されている「長くつ下のピッピ」木製コースター
※絵柄はお選びいただけません。

提供:北欧雑貨/株式会社ピー・オー・エス

■対象劇場:新宿武蔵野館、アップリンク渋谷

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【イベント概要】

​​■日程:2017年9月16日(土)

■時間:15:15の回 上映終了後トークイベントスタート

■会場:新宿武蔵野館 ( 東京都新宿区新宿3丁目27−10 武蔵野ビル)
http://shinjuku.musashino-k.jp/news/3434/
チケットは9月14日(木) 0:00[=9月13日(水)24:00]より販売スタート

■登壇:鈴木賢志さん(明治大学国際日本学部教授・一般社団法人スウェーデン社会研究所代表理事・所長)、森百合子さん(コピーライター・北欧BOOK代表)

鈴木賢志さん
1968年東京生まれ。専門は比較政治社会学。日本、イギリスの大学を経て1997年から10年間、ストックホルム商科大学欧州日本研究所で研究・教育に従事。2008年に帰国し、明治大学国際日本学部教授。2015年より一般社団法人スウェーデン社会研究所代表理事・所長を兼務。近著に『日本の若者は希望をなぜ持てないのか』(草思社)、『スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む: 日本の大学生は何を感じたのか』(新評論)がある。
森百合子さん
コピーライター。北欧BOOK主宰。北欧4ヶ国で取材を重ね、現地の暮らしや食を紹介する本を執筆。著書に『北欧のおいしい話』『3日でまわる北欧』(スペースシャワーネットワーク)、『北欧ゆるとりっぷ』(主婦の友社)など。著作活動の他に『北欧ぷちとりっぷ』などイベント企画や、テレビ・新聞・雑誌などメディア出演まで幅広く活動中。hokuobook.com


家族、故郷を捨ててでも
少女が願ったのは自由に生きること

北欧スウェーデン、知られざる迫害の歴史─
幻想的で美しい自然の大地ラップランドに、サーミの歌が響く

1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族、サーミ人は差別的な扱いを受けていた。サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャは成績も良く進学を望んだが、教師は「あなたたちの脳は文明に適応できない」と告げる。そんなある日、エレはスウェーデン人のふりをして忍び込んだ夏祭りで都会的な少年ニクラスと出会い恋に落ちる。トナカイを飼いテントで暮らす生活から何とか抜け出したいと思っていたエレは、彼を頼って街に出た──。

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映画『サーミの血』
2017年9月16日(土)より、新宿武蔵野館、アップリンク渋谷ほか全国順次公開
http://www.uplink.co.jp/sami/

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(2016年/スウェーデン、ノルウェー、デンマーク/108分/南サーミ語、スウェーデン語/原題:Sameblod/DCP/シネマスコ─プ)
監督・脚本:アマンダ・シェーネル
音楽:クリスチャン・エイドネス・アナスン
出演:レーネ=セシリア・スパルロク、ミーア=エリーカ・スパルロク、マイ=ドリス・リンピ、ユリウス・フレイシャンデル、オッレ・サッリ、ハンナ・アルストロム
後援:スウェーデン大使館、ノルウェー王国大使館
配給・宣伝:アップリンク

2016年 東京国際映画祭 審査委員特別賞/最優秀女優賞
2016年 ヴェネツィア国際映画祭 新人監督賞/ヨーロッパ・シネマ・レーベル賞
2016年 トロント国際映画祭 ディスカバリー部門 正式出品
2017年 ヨーテボリ国際映画祭 最優秀ノルディック映画賞/撮影賞
2016年 テッサロニキ国際映画祭 ヒューマン・バリュー賞
2017年 タイタニック国際映画祭 最優秀作品賞
2017年 ミネアポリス・セントポール国際映画祭 観客賞 ミッドナイト・サン 二位
2017年 ニューポートビーチ映画祭 外国映画賞
2017年 リビエラ国際映画祭 監督賞/観客賞
2017年 サンタバーバラ国際映画祭 最優秀ノルディック映画賞
2017年 シアトル国際映画祭 審査員大賞/最優秀女優賞
2016年 ハンブルグ映画祭 ヤング・タレント賞 ノミネート

(c)2016 NORDISK FILM PRODUCTION

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