2018年のアカデミー賞®最有力! 世界60カ国以上で初登場No.1大ヒット! 『ダークナイト』『インセプション』と、新作ごとに圧倒的な映像と斬新なアイディアで、世界を驚愕させてきた巨匠クリストファー・ノーラン監督が、実際に起きた史上最大の救出作戦を描く、大傑作が誕生! 360°全方位から迫る究極の映像体験『ダンケルク』。9月9日(土)から封切られた本作は、週末2日間(9/9-9/10)で3億2398万1600円(観客動員数220,149名)を記録し、週末興行ランキング1位を獲得! ここ日本でも大ヒットスタート切り、全世界興行収入は5億ドルを突破も目前に迫っている。
ノーラン初の実話の舞台は、海の街ダンケルク。追い詰められた英仏軍40万人が撤退を決断。若き兵士トミーと仲間たちは、絶体絶命の窮地から、どうやって脱出するのか!? 民間船もが救助に関わった、史上最大の救出作戦が幕を開ける!

5億円超を費やした英国戦闘機スピットファイアに、世界最高峰の高解像度のカメラを搭載し時速300キロで飛行、映画史に残るすべてが本物の空撮シーンは如何にして撮影されたのか? 

 究極の映像体験で語られる『ダンケルク』最大の見所のひとつが、徹底的にリアルな撮影こだわったノーラン監督×名撮影監督ホイテ・ヴァン・ホイテマによる、世界最高峰の高解像度を誇るIMAXカメラを駆使した、前代未聞の空撮シーンだ。凄腕パイロット、ファリア役のトム・ハーディと人気上昇中のコリンズ役のジャック・ロウデンが乗り込む英国戦闘機スピットファイアは、日本の多くの観客の心を掴んでいる。
ホイテマは、上空300メートルを逆さまに飛んでも常にカメラに付きっきりだったと笑う。ノーランは戦闘機に併走する撮影用飛行機で指示を出す。CGやデジタル処理によって、「いまの観客たちは様々なカメラアングルに慣れている」と語るノーランは、「重要だったのは、戦闘機と船の動きだった。空に戦闘機が飛び交い、海に船が突き進む。すべてを連動させる必要がある」と自らに高いハードルを課して、5億円超を費やして1940年に活躍した英国戦闘機“スピットファイア”を当時と同じように飛ばした。
 機体やコクピットには、巨大なIMAXカメラを装着して撮影に挑み、ヘリコプターや戦闘機に乗り込んで撮影。すべての撮影に立ちあったホイテマも、「狭いコックピットに座り飛ぶ感覚をつかむ」ために何度も戦闘機に乗り込み、すさまじい重力に耐え、方向感覚を失わないパイロットたちに対する尊敬の念を新たにした。特に労力を費やしたのは、戦闘機同時が併走するシーン。狭いコクピットの窓越しに、もう一機が飛ぶ。CGであれば容易なこのショットを、時速300キロで飛行する実機で撮影することは至難の業なのだ。さらに100%完璧を目指すノーランは、ダンケルクへと救出に向かう民間船ムーンライト号と、ドイツ敵機に狙われる駆逐艦、その頭上に英国戦闘機スピットファイアが飛び交い、ドイツ敵機を狙うという、すべてが交錯するシーンをワンショットでとらえるという、奇跡に近い高難易度の撮影に挑み、映画史に残る圧巻のリアル映像を見事にものにしている。
 本作で俳優デビューしたハリー・スタイルズたちが、「監督は常に現場の最前線にいて、誰とも対等に話をした。そのことにとにかく驚いた」と語る通り、ノーラン監督は空中撮影でも常に最前線で指揮を続けた。77年の時を越えて英戦闘機スピットファイアが大空を駆ける。その勇姿を圧倒的にリアルな臨場感でとらえた『ダンケルク』は、全国で大ヒット上映中。ぜひ、劇場の大スクリーンで堪能していただきたい。
 

映画『ダンケルク』特別映像(驚異の空撮メイキング編):

映画公式ツイッター:@dunkirkjp #ダンケルク

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54649