秦 基博[左]とカテル・キレヴェレ[右] 秦 基博 | Hair & Make; Takehiko Harada (ARTSTYLE) / Stylist; Tsuyoshi Nakamura (ハレテル) Katell Quillevere | Hair : 橋本申二 atelier ism Photo : Shigeo Gomi © / ReallyLikeFilms
フランス映画『あさがくるまえに』(9/16 よりヒューマントラストシネマ渋谷 公開)のオフィシャル・イメージソングに決定した秦 基博の名曲『朝が来る前に』。8/17 に解禁された映画フッテージを使用したミュージックビデオ(https://www.youtube.com/watch?v=TX_RiI-SXAg)も 9/7 現在で驚異の 130,000 ビューに到達する勢いです。
その秦 基博と、本作監督カテル・キレヴェレによる特別対談を動画解禁致します。本対談は、今年6月に開催されたフランス映画祭の期間中、カテル監督が来日中の際に収録されました。

生と死というものを捉えるきっかけをくれる映画(秦 基博)
秦さんの楽曲と私の映像は、その全てを表現し、とても響き合っている(カテル・キレヴェレ)

今回、動画に収録された対談には、秦 基博の楽曲「朝が来る前に」が映画のオフィシャル・イメージソングに起用されたことを受けてのそれぞれの感慨、また映画のテーマである「生と死」に話が及び、奥深い内容になっている。
~以下、対談の一部を掲載します。続きは動画でご覧下さい。
カテル・キレヴェレ:今回の話を聞いて、すぐに YouTubeで秦さんの映像と音楽を聴きました。それは私にとって新たな発見でした。彼の曲はシンプルでありながらもとても詩情豊かで、全くぶれていないと感じました。
日本語タイトルの、「朝」というのは映画全体の内容を象徴する言葉でもあります。それは新しい一日を意味し、新しい人生を意味します。一方、移植を受ける母親は、決してその未来を約束されたわけではありません。そのことで彼女の死が早まるかもしれない。決別を意味するのか。新しい人生の第一歩なのか。そういう不安定な状況の中で、心臓を提供してくれた人、彼女取り巻く様々な人々─その時彼女は物質としての心臓ではなく、周りの人々の愛も受け入れ、何よりも命を落とした青年の全て─彼の活力も、彼の恋愛の感情も、全て彼女の体内に受け入れることを決断します。
秦さんの楽曲と私の映像は、その全てを表現し、とても響き合っていると感じました。

秦 基博:生と死は僕らが生きていく毎日の中にも必ずあって近しいものでもあるし、でも普段から常に意識しているものでもない、近くて遠いようなものですが、それがいろんな登場人物たちの視点によって描かれていくので、自分自身も、例えば最初に出てくるシモンの視点になったり、親の視点になったり、はたまた移植を受ける女性の息子になったり、いろんなところからそういう生と死というものを捉えるきっかけをくれる映画だなぁと思いますね。


映画[あさがくるまえに]オフィシャル・イメージソング
[朝が来る前に]収録
秦 基博[All Time Best ハタモトヒロ]発売中 !
(AUGUSTA RECORDS / UNIVERSAL MUSIC LLC)
スペシャルコラボレーション・ミュージックビデオ
[朝が来る前に – Avant l’aube – Réparer les vivants Ver.
(アヴァン・ローブ レパレ・デ・ヴィヴァン・ヴァージョン)]
監修 : カテル・キレヴェレ | 監督 : 須永 秀明
YouTube Augusta Channel
[あさがくるまえに]オフィシャルサイト他にて公開中

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=57369